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観測にまつわる問題

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東シナ海ガス田問題は冷静に

2016-08-07 12:34:02 | 政策関連メモ
中国が東シナ海のガス田開発を強行 海洋プラットホーム拡張、外務省が写真をHPで公開(産経ニュース 2016.8.7 07:20)

>外務省は6日、東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が日中中間線の中国側海域に建設している海洋プラットホームの新たな写真をホームページで公表した。

>中国が平成20年6月の日中両政府によるガス田共同開発の合意を無視し、開発を強行していることが改めて裏付けられた。

東シナ海ガス田問題では、こちらも中間線の日本側で採掘すべきという強硬意見もあるようだが、冷静になった方がいいと思う。国際世論が日本の味方につくか分からないからだ。中国は拡張主義政策を進める大国であり、国際世論の支持なしで、対峙するのは得策ではないと思う(尖閣のように日本の実効支配を崩す目的で侵入してくるときは、毅然と対応して、後で理解を求めれば良い。中国が日中中間線のこちら側で開発しようとするなら、実力行使も厭わず、阻止していくべきだ。それを防ぐための監視や準備は既に十分であることを期待している)。中国は中間線の中国側で開発しているのであって、現時点で日本が積極策に出る理由としては弱くはないか。ましてや東シナ海のガス田は採算がとれないという。「日本の再侵略」というプロパンガンダに説得性を与えるような行動は慎むべきなのである。

まずは、中国の沖縄トラフまで全部の資源が中国のものという主張を崩していった方がいいと思う。第一歩として、自民党の提言(産経ニュース 2016.3.16 05:00)があったらしいが、国際仲裁裁判所に仲裁を求めてはどうか。これなら、中国が拒否しても(するだろう)、国際標準の見方を明らかにすることができる。それに基づき戦略を練るのが良いだろう。

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