観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

#抗堪性のある基地が平和を守る

2018-03-13 00:20:58 | みんなでやろうぜ
抗堪性(コトバンク)

>基地や施設が敵の攻撃を受けた場合に,被害を局限して生残り,その機能を維持する性能をいう。たとえば,航空基地やレーダサイトなどの防空能力を高めるために対空機関砲,携帯 SAM (地対空ミサイル) ,短 SAMの配備を進めるとともに,指揮管制など主要施設を地下に埋設して保護することが重要であるし,飛行場に対する攻撃に備え,戦闘機のシェルターや滑走路を復旧する資材を整備する必要もある。日本では移動式のレーダや無線機を分散配置させて,通信手段を多様化するなど抗堪性を確保する態勢はかなり改善されてきたが,諸外国に比べると十分とはいえない状況にある。

沖縄で基地を造ろうとすると、平和を脅かすようなことを言われますが、そうではありません。進出してくる国がある時は防御しなければ、侵略されるだけです。

ここで重要になってくるのが基地の抗堪性(こうたんせい)だと思います。平たく言えば、相手から攻撃されても生き残るのが、抗堪性のある基地であり、先制攻撃しても反撃されると思わせることができれば、先制攻撃は抑止できます。

具体例を挙げると北朝鮮です。奴らは穴を掘りまくって先制攻撃されても生き残り易いよう細工しており、今のところは先制攻撃されていません。そうされないだろうと見越して、アメリカを挑発しまくっていたのだと考えられます。そんなことを恐れるアメリカではありませんが、同盟国は守らないといけません。

米ソがあれだけの核兵器を持ちながら核戦争が起こっていないのも、先制攻撃を仕掛けても、生き残った核戦力で自分も滅ぼされることが関係しています。これを相互確証破壊(ウィキペディア)と言います。

北朝鮮は自国の核兵器を自衛のためだと嘯きますが、そんなことはないと筆者は思います。ちょっとやそっと持ったところでアメリカ相手に相互確証破壊は成り立たないからです。何だかんだ言っても、アメリカの同盟国を事実上の人質にとることで、北朝鮮は核開発とICBM開発、サイバーテロ、偽札づくり、ありとあらゆる悪行に手を染め、アメリカに挑発しまくりながら、アメリカの先制攻撃をかわしてきました。そのことは自分が良く分かっているのであり、北朝鮮自身核を持てば大丈夫なんて思っていないと思います。敵対国を脅すのにこんな都合のいい武器はないとは思っているかもしれませんが。所詮は最終的かつ完全な解決を毎度毎度反故にしてくる誣告の国の兄弟国です。北朝鮮自身脅迫しても中々実行に移しません。北朝鮮の言い分を信じる人=嘘つきの言葉を信じる人です。北朝鮮が何を主張してもその言い分を理解する必要はありません(実際に行動に移したことのみ信じることです)。

中国はその点北朝鮮よりよほどクレバーです。不透明ではあるものの核戦力が極めて多いとは言われていませんし、アメリカ相手に国営放送で口汚く罵ったりしません。そんなことは意味ないからやめろやめろと子分格にいってきたのですが、北朝鮮はアホですから、聞く耳持たず国際社会全会一致で制裁されるところまで来てしまった訳です。

北朝鮮をつくった大本営はソ連な訳ですが、口うるさくないロシアに近づいたところで、ロシアのような軍事先行型経済力低めの国になるのが関の山です。金正恩は経済で実績をあげたとか言ってますが、自由主義型経済に近づいて中国と交易してきただけです。中国との関係が悪化して北朝鮮経済が伸びる可能性はありません。

沖縄には不発弾がまだ残っているようですし、この際抗堪性を意識した政策を進めれば、不発弾処理も捗るのではないかとも考えられます。

軍が自分を守るのか?と思われるかもしれませんが、最初の一発でやられてしまえば、国民を守ることもできません。寧ろあいつは先制パンチを受けても倒れないと思われれば、反撃が怖いのでそもそも手が出せないということになる訳です。超大国アメリカを先制攻撃した超特大の馬鹿がいる(テロという手段を使ったアルカイダを除けば我々だけ)のがこの説の痛いところですが、皆自分と同じと思わず我々が特殊なのだと考えてみる必要もあると思います。普通の国は自国が滅ぶような戦争を始めたりはしません。

抗堪性のある基地が平和を守るということがお分かりいただけたでしょうか?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿