観測にまつわる問題

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ドゥテルテ氏は多分理解できる

2016-11-03 12:07:51 | 日記
ドゥテルテ氏に関して気になるのは、ダバオで本当に犯罪が減少したか否かです。諸説あるようで、本当のところが良く分かりません。

ダバオで犯罪が減少しているとしたら、我々先進国で同じことができないにしても、学ぶべきところがあるのではないでしょうか。

実際は犯罪が減少してなくてイメージだけなのだとしたら、ドゥテルテ氏はまだまだ先進国に学ぶべきところがあるでしょう。アメリカが言うと角が立つのでしたら、日本がそれとなくサポートしてもいいと思います。

個人的には、貧困の撲滅が犯罪の減少に最も効果があると思います。

法治の要は悪党をピンポイントで間違いなく処罰することにあるのではないでしょうか。「犯罪者」にも説明が許されているのには、それなりに理由があります。「悪」の単純断罪は遠山の金さんを見るまでも無く、大衆に人気がありますが、大衆社会が無かった(多分)鎌倉時代にも裁判所(問注所)はありました。問題を公平に裁く機関の重要性は古くからあって、その価値は色褪せることはありません。法治を人気取りに利用し過ぎることは実際は危険だと思います。検察官を10年勤めたドゥテルテ氏にはその辺のことは理解できると思います。

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