観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

オフロード×陸上自衛隊

2018-04-04 16:55:01 | 政策関連メモ
中々実戦を想定しにくい陸上自衛隊ですが、検索してみると装備品の輸出が検討されたこともあるようですね。

政府、自衛隊装備品の輸出検討 「三原則」緩和で陸自車両など(日経新聞 2013/8/4)

>防衛省は陸上自衛隊が使っているいすゞ自動車製の「3トン半」と呼ばれるトラックについて、道路などのインフラが整っていない東南アジアなどで需要があるとみている。このトラックは車高が高く泥道も走行可能で、東日本大震災の被災地などでも使われた。

>川底にくいを打たずに最長60メートルの橋をかけられる陸自の特殊車両なども、海外で災害対応の需要があると分析している。

大震災の津波に襲われ唯一動いたトラック いすゞ「3トン半」(zakzak 2013.05.14)


実はこんなにスゴイ! 陸上自衛隊の“73式大型トラック”こと「3トン半」に乗ってみた(日経トレンディネット 2013年07月26日)

いすゞは主にトラック・バスの商用車を製造する日本の自動車メーカーでトヨタと関係しています。試験・研究業務は室蘭や苫小牧で知られる胆振総合振興局東部むかわ町のワーカム北海道

>東京ドーム92個分という広大な敷地に恵まれ、世界中の道路条件が再現できる各種コースを完備しています。

軍用車じゃありませんが、トヨタのランドクルーザーやスズキのジムニーも海外でも定評があるようですね。


【海外の反応】「やっぱトヨタは最強」 砂漠で発揮されるランクルの強さに外国人驚嘆!!(YouTube)


海外の反応「トヨタ車ハンパねー…」 水中を走っても壊れないランクルに外国人驚愕 オモロテレビ(YouTube)


海外の反応「そりゃ皆日本車買うわ…」スズキ車の桁外れな耐久性に世界が衝撃と称賛の声!【海外が仰天する日本の力】 日本好き外国人・親日家(YouTube)

喜んでいいのかビミョーなところですが、トヨタ車は武装ゲリラの皆さんにも愛されているようです(世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由(Newsweek 2010年11月19日(金)14時01分)(アメリカ「おいトヨタ、なんでISISの連中は皆トヨタ車に乗ってる?説明しろ!」 海外の反応。(海外反応! I LOVE JAPAN 2015年10月08日08:00)。

危ない使い方で言えばアラブのハジュワラというのもあるようです(アラブで人気のドリフトレース「ハジュワラ」が危険すぎると話題 Carnnyマガジン)。

こんなの(タイ陸軍が採用するトヨタ車がベースの軍用向け軽偵察・パトロール車両「MUV4」 自衛隊 偵察用オートバイマニアックス|第19偵察隊)もあるようですが、かつてトヨタにはAPA特需(トヨタ自動車75年史があったとか。

>APA特需とは、アメリカと東南アジア諸国とが結んだ相互防衛援助協約(MDAP:Mutual Defense Assistance Pact)に基づき、1956(昭和31)年後半から開始された日本車の大量調達をさす。

トヨタランドクルーザーは米軍特殊部隊にも認められているとか。

米国特殊部隊がトヨタ「ランドクルーザー」「ハイラックス」、フォード「レンジャー」を導入(Autoblog)

買える! カスタマイズする? 日本車の軍用車両5選(サバゲーアーカイブ)を見ると選ばれているのは、三菱パジェロ(2代目)、トヨタ ハイラックス(歴代)、トヨタ ランドクルーザー(主に40系、70系)、スズキ ジムニー(歴代)、トヨタ メガクルーザー。

飛びましたが、川底にくいを打たずに最長60メートルの橋をかけられる陸自の特殊車両とは81式自走架柱橋(自衛隊イベント情報
アトラスウェブ 自衛隊装備図鑑より)のようです。


戦車だけじゃない「自衛隊の車両」まとめ!特殊車両がすごい(MOVY)

オフロードと言えば2輪車(オフロードバイク)も外せないでしょう。自衛隊には偵察用オートバイもあるようです。

自衛隊 偵察用オートバイマニアックス|第19偵察隊
衝撃的なカッコよさ!!自衛隊のバイク部隊。 - LAWRENCE -


自衛隊のオートバイがスゴイ!カッコイイ!!視聴回数 516,285 回(YouTube)

本吉幸則(もとよし・ゆきのり)|第36期・陸上自衛隊(日本国自衛隊データベース)※非公式のようです。

>平成28年4月に発生した熊本地震の際には、遠くこの大和駐屯地から熊本まで、第6戦車大隊の災派(災害派遣部隊)も派遣されたが、この際には救援資材を満載したトラックだけでなく軽装甲機動車、さらに偵察用バイクまで被災地に向かい、長駆熊本を目指した。

>なお、なぜ戦車大隊所属の偵察隊がわざわざバイクで向かうのか、ということだが、これは文字通り、震災で道路が寸断された被災地では、バイクによる状況視察が極めて有効であるからだ。

オフロードに強く有事対応ができ工兵も抱え特殊車両を持つ。それが陸上自衛隊です。災害対応は自衛隊の本来任務ではないものの、いざ大規模災害時にこれだけの能力がある部隊は他にありません。

ただ日本は狭いです。北海道は比較的広いと言えますが、演習地に困るところもあるようです。そういう訳でアメリカワシントン州のヤキマトレーニングセンターで毎年訓練をしているとか(最大射撃距離30kmという各火器の能力を最大限に発揮した射撃訓練を行える為、陸上自衛隊も1994年から毎年9月に、CALFEX(Combined Arms Live Fire Exercise(カルフェックス))と呼ばれる射撃訓練を行っている)。ここではイギリス軍やカナダ軍も訓練するようですね。自衛隊で実弾演習と言えば富士総合火力演習です(かなり人気のイベントのようです)。


自衛隊】平成29年度富士総合火力演習【Self‐Defense Forces】(YouTube)

広い場所で思い出すのは、準同盟国とも言えるオーストラリアです。

豪州における米軍との実動訓練「タリスマン・セーバー17」(陸上自衛隊)
空挺団、米と共同演習 豪でタリスマン・セーバー(産経フォト 2017.7.14 20:29)

オーストラリアにヤキマトレーニングセンターのような広大な訓練場があると面白いのかもしれませんね。将来的には東南アジアやインドの国々の訓練にも使えるかもしれないじゃないですか。アジアは密集していて広大な訓練場不足なところがあると思います。やはり錬度を保つためには訓練は欠かせないはずです。

地球には、ランドクルーザーしか走れない道がある。 モノ・マガジンで熱いランクルトークショー開催(GAZOO 2017.05.23 17:00)

>「ランクルは、日本で生まれ、オーストラリアで育ったと思っています」。
>オーストラリアは、高速で走れるフラットダートから洗濯板のように凹凸が延々と続くコルゲーション、砂漠、岩石路、泥ねい路、渡河などクルマにとって過酷な環境が日常的にあり、アウトバックに入れば走れるクルマも限られる。難波さんはランドクルーザーを自分でドライブしながらオーストラリア各地で、その走破性の高さを身をもって体験し、現地でランドクルーザーのオーナーに会ってその絶対的な信頼性を感じ、走行距離を見て耐久性の高さに驚いた。
>「ある鉱山を取材に行ったことがあります。そこでは、地下1,500m以上深いところで働くランクルがあります。一度地下に入ったらずっと地下で働き続けます。ここはランドクルーザーしかその過酷な使用に耐えられない」。 24時間高温多湿な過酷な環境。その多くが金属で構成されるクルマにとって、最も過酷な環境下のひとつだ。
>「走れなくなるまで働き、その後は使える部品だけ取り出し、ほかのランクルが故障したときに移植され、また走る。これは鉱山の地下だけでなく、アフリカの奥地など世界中で行われています。ランクルは世界中で愛される長い歴史のなかで、同時に世界中にランクルの部品があり、仮に故障しても修理して帰って来られます」。 大きく部品を変えない普遍性が、高い信頼性を生んでいる。

日本にはない果てしなく広い大地、それがオーストラリア。TPP11で経済的結びつきも強まりますし、日米豪戦略対話(外務省)もあります。今後何らかの展開もあるかもしれません。


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