観測にまつわる問題

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アジアサッカー連盟東西分割案

2017-06-10 13:56:24 | 日記
アジアサッカー連盟、浦和レッズ戦のトラブルで済州ユナイテッドの3選手に出場停止6か月含む厳罰処分 両クラブにも罰金(ドメサカブログ 2017.06.09 16:24)

>アジアサッカー連盟は9日、AFCチャンピオンズリーグ浦和レッズvs済州ユナイテッドの試合におけるトラブルについて、倫理委員会による裁定を発表しました。

>内容は済州ユナイテッドの3選手に出場停止処分と罰金、そして済州ユナイテッドと浦和レッズの両クラブに罰金処分となっています。

喧嘩両成敗的な浦和への罰金がネットで不評のようです。試合終了後のトラブルにチームスタッフが加わっていたことが原因のようですが、特に挑発された訳でもないのに一方的に殴りかかってきたのが済州の選手ですから、これはもう10:0ぐらいで済州が悪いと判断する局面だと思います。試合終了後に浦和のチームスタッフが怒ったとしてもそれは当然の話で、それを理由に喧嘩両成敗的な判断を下されるのは非常におかしいでしょう。日本人は座して死を待てと言わんばかりですよね。

日本サッカー連盟の抗議に期待したいところですが、ネット民はほとんど期待していないようです。筆者も期待していません。韓国に甘すぎるというイメージがあります。政治が動くのもFIFA規約に反するようで、あんまり打つ手はないのかもしれません。

この裁定はどうしようもないかもしれませんが、AFC改革の案はあります。東西分割案です。

アジアサッカー連盟(ウィキペディア)

>2005年まではオセアニアサッカー連盟(OFC)に所属していたオーストラリアが2006年1月1日付けでAFCへ転籍し、最も広大な領域を持つサッカー連盟となった。その広大さゆえに生ずる諸問題等を解決する為に、AFC内の委員会で分割が検討されている。

>東西分割案

>加盟国・地域「46」(パレスチナを含めると47)の内、東アジアと東南アジアとオーストラリアを合わせた「21」を東へ、中央・南・西を合わせた「25」(パレスチナを含めると26)を西とする。

日本並びにアジアのメリットは大きいでしょう。第一に移動距離が減ります。申し訳ありませんが、中東勢との試合はドル箱コンテンツではありません。選手がハードなだけでメリットがほぼないんですね。規模を縮小することには絶大なメリットがあります。中東勢も西で仲良くやっていた方が良いでしょう。金もありますし、特に東アジア勢に因縁がある方々でもありません。試合にコンテンツとしての魅力が無い割りに負担が大きいのはお互い様です。つまり単純に規模が大き過ぎます。オセアニア統合案もあるようですが、オセアニアを統合したら、何のために分割するか分かりません。

次に政治力学が変わります。これまで日本が韓国に甘い感じだったのは、東アジアが結束して中東勢に対抗する必要性があったからではないかと思えます。結束する理由が無くなれば、より自分(日本)を主張できるでしょう?フザけた判定におかしいと声をあげても中東に対抗するには~と計算する必要が無くなるということです。オーストラリアがいなければ、反日勢(中韓)が結束してしまって不利になるかもしれませんが、欧米感覚のオーストラリアの役割が高まることで、バランスがとれるのではないでしょうか?日韓ワールドカップの悪夢はサッカーファンの悪夢でもありました。欧米に対抗意識のありそうな中東勢は切り離した方が上手くいくかもしれません。実際にバーレーン人がトップのAFCは今回、適切な判定を下してないでしょう?価値観を共にするオーストラリアと組むとして何処までやれるか楽観は全くできませんが、韓国・中国に加え、中東勢を相手にするよりは状況は良くなるだろうと思います。本部はこれまで通りマレーシアで良いでしょう。東アジアに持ってくるなら、揉めるしかないからです。日本に対抗意識丸出しの韓国と何処まで上手くやれるか分かりませんが、サッカーは無理やり中東とつきあうべきではありません。中東情勢は複雑怪奇です。穿ち過ぎかもしれませんが、今回の判定に、カタールに対する中東諸国の断交と、カタールW杯を押したバーレーン人会長の意志が何処まで関わっているか分かりません(AFC会長、カタールW杯正式決定を支持「談合は根拠のない疑惑」。2度目アジア開催へ「新たな歴史を作る」フットボールチャンネル 2014年11月14日(Fri)12時10分配信)。安倍政権は反イランのトランプ政権と近いと目されており、カタールは親イランを咎められたからです。日本が反カタールで動くと邪推されてもしょうがない状況にあり、AFC会長はカタールW杯押しの方だということです。バーレーンはカタールと断交していますが、FIFA規約では政治は介入できないことになっています。本部も中東から遠く離れた東南アジアにあります。西側の本部は断交がどうにかなれば中東初のW杯をやるカタールにおけばいいかもしれません。サウジとかじゃまずイランが吞まないからです。FIFA規約により政治介入はできませんから(完全に無力ですから)、スポーツの立場から言って、無用な政治介入の要素(中東)は切り離した方がやり易いということになるでしょう。できないことにチャレンジせず、少しでも戦い易い土俵をつくっていくということですね。中東勢がいなくなることで逆に反日勢が調子に乗る可能性もあります。ですが、今までの実績が最悪なので(日韓ワールドカップ(笑)です)、状況を変えてみたらいいのではないでしょうか?座して死を待つよりは可能性のありそうな方に賭けてみたいですよね。

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