観測にまつわる問題

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対中配慮をして中国に殴られる民主党政権(2度目)

2012-09-07 00:56:20 | 日記
中国、対抗措置打ち出す構え 経済制裁か漁業監視船派遣?(MSN産経ニュース 2012.9.5 15:40 )

>沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化が5日固まったことを受け、中国政府は反発姿勢を示すだけでなく、経済制裁や漁業監視船の尖閣沖派遣など何らかの対抗措置を打ち出す方針とみられる。

野田政権の対応(尖閣の整備をしない)は全く馬鹿げていると思う。何故なら、対中配慮のつもりで「制裁される」からだ。どうせなら(そもそもそれが当然だが)、整備してしまった方がいいに違いない。

大体、整備も出来ない国有化に何の意味がある?(国に逆らうと逮捕される)中国人にしてみれば、民有地の方が組し易いように見えるのかもしれないが、日本人にしてみれば、民有地だろうが、国有地だろうが、そう大差はない。民有地だと守れないなら、日本中守れなくなるし、沖縄も守れなくなる(基地に民有地は多い)。これまで民有地で何も整備出来なかったのだから、寧ろこれまで通り国が何もしないつもりなら、余計手も足も出なくなる可能性が高い。売買したこと自体への反発なら、政府としては、都が買うと言ったから、対中配慮のつもりで邪魔しただけ。中国のためにやったことで、中国に叩かれるのだから、日本はとんでもないピエロだ。こうしたことが続かないよう(どうせこうなるのだから)、腹をくくって整備してしまえと言っている。

中国は何か気に入らなかったら、騒いで日本を叩く、何も無くても、突っ込んできて叩く(漁船体当たり事件)、そういう国なのだ。配慮するだけ馬鹿馬鹿しい(どこからどう見ても通じる相手ではない)。力で守るより他は無いと思った方がいい。

中国の国内事情もどうでもいい。それは言い訳に過ぎない。自国の政権を守るためなら、奴らは何でもする。日本相手・外国相手だから、手を抜いているだけだ。連中は民衆の不満の捌け口に日本や外国を使っているだけなのであって、そういうことを止めさせることが重要だ。決してこれは誇張ではない。船をぶつけてきておいて、ぶつけられたことに出来る国なのだ。大なり小なり自国が一番にしても、連中の偏向はあまりに酷い。国内で不祥事のもみ消しが常態化しているから、その要領で外交も出来るとか思っているのだろう。お話にならない。粘り強く無法は通らないということを示していくことが必要だ。騒がれたからといって、一々ビビって退いてはいけない。

石原知事が尖閣で期待感「自民総裁選の争点に」

>都に集まった尖閣諸島購入や活用のための寄付金については、国による購入費用ではなく、島の整備に充てるべきだとした。

島の整備に充てるなら結構。冗談でも国に渡すなどと言わないでほしい。整備するなら、国有化した方が多少はやり易いだろうが、するつもりがないなら、寧ろ有効利用のためのとっかかりが無くなる(民有地なら地主が国に貸さないとか、国が反対しても、やれる可能性がある)から、領土が守りにくくなる。尖閣が民有地であることは、日本が尖閣を自然に進出・開発した証拠でもあるのだ。あえて言い切れば、都や国が買うこと自体に意味は無い。何を為すかが問題なのであって、都が尖閣を買うということにお金が集まったのは、石原知事なら、きちんと尖閣を守るために使うと皆が思ったからなのである。