観測にまつわる問題

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グリーン妄想

2012-08-08 01:51:35 | 日記
原発ゼロ「実現可能、むしろ経済にプラス」 枝野経産相
(MSN産経ニュース 2012.8.7 11:44)

原発ゼロが経済にプラスなわけないだろ・・・。

>「再生可能エネルギーや省エネルギーの普及を急ぐほど内需が発生する。技術面などで国際競争力も高まる」

典型的な社会主義の発想。内需を発生させるために使ったそのお金は他のことに使えるといことすら分らないらしい。要するに経済にいいということは、効率がいいということで、再生可能エネルギーが経済にいいということは現時点で全く無い。そんなもの、化石燃料をただ燃やすのが一番経済にいい=効率がいいに決まっている。償却が終わっている初期投資の高い原発を使う=経済にいいことも間違いない。再生可能エネルギーが経済にいいとか(補助金食い虫かつ電気代が高い)夢幻の類でなければ何なのか。

省エネも電気を効率的に使う技術の将来性は買うが、エネルギー節約は直接的に経済を弱らせることは疑いない。寧ろエネルギー使用こそが経済なのであって、省エネとか言ってセコセコすることは経済的自殺の道と言って過言ではない。真っ暗な北朝鮮は電気を使っていないが、どれほど貧乏であり(食うにも困るほど)、エネルギーを遠慮なく使うアメリカが経済ブッチギリナンバーワンであり、エネルギー爆食の中国の伸びが世界で警戒されていることを思い出せば、誰にもで直ぐ分かることだ。

>原発をやめれば国内産業の空洞化が進むとする経済界の意見に対して、「私はそうは思わない」と強調した。

経済界は経済にいいことを言っているに決まっている。常識で考えれば直ぐに分ることだ。枝野のような政治家は所詮票を意識して一部世論に迎合しているに過ぎない。まずは正確に事実を伝えることだ。原発再稼動は圧倒的に経済にいい(初期投資が高い原発を寝かして燃料を買うとか!)し、再生可能エネルギーの促進など全く経済にいいはずがない(効率が悪いかつ不安定)。だからこそ、効率至上主義のアメリカ(だからこそ経済が強い)や中国(そんなに再生可能エネルギーが経済にいいなら、日本に技術や金をせびらず自分達でガンガンやっている)・発展途上国は再生可能エネルギーの大胆な導入など間違ってもやらないのだ。

再生可能エネルギーのメリットや原発のリスクを全否定はしないが、嘘はついてほしくない。