今年のノーベル化学賞に南カルフォルニア大学(USC)のArieh Warshel教授が選ばれた。 USCはポストドクで2年間お世話になった大学で、当時、私が所属していた研究室のOlah教授(1994年、ノーベル化学賞)に続き、化学科二人目のノーベル賞受賞者である。
ポストドク後も、共同研究その他で、十数回、訪問しているので、まさに第二の母校であり、今回の受賞は特に嬉しい。 Arieh Warshel教授は、イスラエルのご出身で、ほんとうに温厚で静かな先生というイメージが強かった。 USCは、世界大学ランキング56位(京都大54位)だが、化学科に二人の現役ノーベル賞受賞者がいることになる。 今回は、理論化学の受賞であり、またOlah教授はハンガリー出身、Warshel教授はイスラエル出身である。 やはり、アメリカの大学の懐の深さとスケールの大きさを改めて感じてしまう。 今年の10月末にUSC訪問の予定なので、Warshel教授にもお会いできるのを楽しみにしている。
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