終戦の日だが、もうだんだんと先の大戦の記憶も時の流れとともに薄れつつある。 戦争体験者を親に持つ世代としては、我々が最後になる。 アメリカに暮らしている時に、特に興味を持ったのは太平洋戦争中の日系アメリカ人の動向である。 一つは、昨年、訪問することができたマンザナー強制収容所、もう一つは、第442連隊戦闘団である。 これは、第二次世界大戦中、従軍した日系人約14,000人が所属していた日系人のみの部隊である。
この資料館が、ロサンゼルスのダウンタウンにある。 日本の真珠湾攻撃で、いきなり敵国民族と見なされた日系人は、とにかく、アメリカへの忠誠を証明するために、ヨーロッパ戦線において、多大な犠牲を出しながらも、大きな戦果を残した。 何か、彼らの悲痛な思いが伝わってくる。
実際に、アメリカ陸軍部隊として最高の殊勲を上げている。 その際のトルーマン大統領の言葉が、当時の状況を表している。 「諸君は敵だけではなく、偏見とも戦い、そして勝ったのだ。」 そして、特に有名なのは第442連隊戦闘団のモットーの「Go for broke」(当たって砕けろ)である。
From Face Book: The 442nd Regional Combat Team. Go for broke.
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