旅に関するある本の冒頭に「若い人たちは同じ街を再度訪ねることは少ない。 好奇心がそれを許さないのだろう。ところがある年齢を境に、昔、訪れた場所にもう一度向いたくなる。」 とある。 この言葉、痛いほど自分に当てはまるような気がする。 私の場合、何となく60歳を過ぎたあたりから、学生時代や若い頃に旅した場所を再訪したくなった。 ただ、その場所が数十年前と全く変わっていなくても、また跡形もなく変わっていても、不思議なもので、少しの時間だが時空を超えることができる。 そんな旅も好きである。
From Face Book: Going back in time