昨年の今頃は罰当たりなことに食傷気味とまで言いながらの毎夜の星見。 罰はゆっくりと一年越しで当てられたようで、さっぱりと良い天気が巡ってこない。 それでも、昼間は陽が照ることもあるので、雪融けはゆっくりだが進んでいる。 スカイシェッドPODの周りも地面が見え始め、三月初めの荒天時に用心して格納していたミューロン180CもJP架台に再搭載し、玄関先観望用(移動用)のEM-10 Temma2 JrにもFC-76とTS-130載せて部屋の中で不具合は無いかのチェック。 ネタもないので、何時もの機材写真。
ところで、機材は可也の数を所有していたが、数年前から処分をし始め、今では赤道儀はこのEM-10Temma2 Jrと160P(通称JP)の2台のみとなっており、終活及び断捨離は順調に進んでいる。 但し、鏡筒は未だ10本も保有しているので、これも早急に処分したいと思っている。
西村製20㎝反射もサイズ的に負担を感じ、以前は墓場まで持っていくなどと云っていたが、それも如何かと思うので処分の方向を考えている。 それも、ミューロン180Cの観え味が素晴らしいのが理由のようで、取り回しも良く、小型赤道儀にも搭載出来るこの鏡筒は私にとってベスト鏡筒であるようだ。 その他、星見の満足感、充実感の面から今一と感じている10㎝以下の鏡筒も処分する予定。 一番難しいのはTOA130で、観え味は良いのだが、取り回しや手軽さの点で負担を感じるので、何れは・・・と考えている。 それもこれもミューロン180Cが実に良いからだ(^^
画像に有る、TS-130(口径13㎝ F7.7反射)だが、此れは昨年中古購入したものだが、正直不要の鏡筒であったと今になって後悔しているが、アスコのフォーク経緯台と両方に搭載して使う様にしているので、重量的にもそれ程の負担を感じないのでこれは置いておこうと思っている。 尚、観え味はベストの空では使っていないが、先ず先ずの観え味。 もう片方の画像にあるFC-76も何れはと思っているが、実にシャープな観え方で中々手放すことが出来ない。
こうしてみると、流石に望遠鏡大好き人間の私でも大きく重い機材は敬遠気味になったようだ。 尚、架台のEM-10Temma2 Jrだが、この架台はタカハシ架台の中で最も好きな架台。 これまで10数台の赤道儀を使って来たが、相性も有るのかも知れないが、これを超える使い易い架台は私には無い。先代のEM-10Bから使っているので、随分と長い付き合いだ。 以前、EM-100が一番のお気に入りだと書いたことがあるが、スタイルが好きだったというだけで、使い勝手は劣っていた。又、当時は可笑しなジジイの拘りのようなものがあって、いざという時は手動操作も出来る架台でなければならぬと思っていたからだろう。 今は使い易くて軽量なのが一番である。 と以上、曇天下でのボヤキ気味の機材ネタ(^^;