晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

久し振りに本格的??

2014年03月24日 21時49分46秒 | 天文ネタ

2014323fc76
昨夜は本当久しぶりに腰を据えた観望を行った。 前の晩も良い天気で、妻が何で星を観に行かないのかと何度も何度も急かすので、仕方なしに出掛けたと云うのが本当のところである。 当初、20~30分で切り上げようと思っていたのだが、何故かズルズルと・・・。 何時のも如くカートンの6㎝屈赤木星やら火星おとめ座γ星(ポリマ)、しし座γ星(アルギエバ)ふたご座α星(カストール)、そして2年振りに観るうしかい座ε星(プルケリマ)と見ていたのだが、シンチレーションが今一で掻き乱れたり、絞られたりの繰り返しで、何としても伴星を確信をもって確認が出来ない。(何十回も見ているので脳内処理も手伝って確認出来るはずが・・・) そこで、選手交代でFC76+EM-10の組み合わせに換えた。(何時もはものすごく面倒な作業なのに、昨夜は何故か全然面倒ではなかった)。 久し振りにFC76を覗いたのだが、そのスッキリとした切れ味鋭い像に接し、観え味には定評ある望遠鏡のことだけはあるなと暫し見入った。しかし、シンチレーションの悪さは相変わらずで、口径が大きくなった分観やすくなり、何とか伴星の確認は出来た。 その後、春の空では美しさナンバー1の誉れ高いかに座ι星を観る。(派手さはないが、色の対比が主星の黄色と伴星の青色が素晴らしい) 火星はグラグラ沸騰状態、木星も肥大の時間が長く良く観察出来ないと云った状況であった。 それでも、久し振りに本格的な観望であったなと得心の行くひと時であった。 21時30分より始めて23時30分までの丁度2時間の観望であった。 あと、驚いたことにポリマの離隔は6㎝でも分るまでになったのだなと云うこと。(最後に見たのは4年程前だから当然だろう)