今日(29日)、Youtube二本松はじめつながりソングチャンネルにアップしました。
『にんげんをかえせ』
先日(27日)、東久留米反核平和市民実行委員会の「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」活動で歌った『にんげんをかえせ』。単独で歌ったのは初めてかも知れない。いつも音楽構成『わたしがちいさかったときに』の中や『死んだ女の子』との組み合わせで歌ってきました。
初演は、一番古い記録(「のんびりコンサートニュース」)では1982年4月21日の”のんびりコンサート”(月1回開催)の第60回(テーマ「にんげんをかえせ」)で歌ったと記録がありました。但し、これも記録では82年の創作となっていなかったので、それ以前に創作し、歌っていたのかもしれません。
もう40年前の作品ですが、今年の1月に核兵器禁止条約が発効し、反核運動も新しい局面を迎える中で、今回、署名活動の中で歌っていて新鮮に思えたのです。
峠三吉が、1950年アメリカ大統領トルーマンが、朝鮮戦争時に再び原子爆弾の使用を考えているということを知り、病身を押して1951年にガリ版づくりの『原爆詩集』を出版。『にんげんをかえせ』はその序です。
時間切れになってしまいましたが、署名活動の時に歌おうと『にんげんをかえせ』を含めた構成をつくっています。9月24日の署名活動には間に合わせます。
「にんげんをかえせ」
このうたは だれのうた(詩)だろうか
しんだちちやははのうただろうか
しんだおとしよりやこどものうただろうか
「にんげんをかえせ」
このうたは だれのうただろうか
いきのこったしじんのうただろうか
いきのこったわたしたちにんげんのうただろうか
「にんげんをかえせ」
このうたは いつのうただろうか
かこをうたったうただろうか
いまをうたううただろうか
それともみらいをうたううただろうか
とわにうたううただろうか
「にんげんをかえせ」
それは にんげんのうた