つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1263号 春の目覚めをみんなで喜び合うシリーズ

2021年02月13日 | 抱っこ通信
 写真のスイセンの花は、約10年前位だったかな、越前町の四ヶ浦保育園に遊びに行った時にいただいた球根から株が増え、今シーズン、初めて花を咲かしてくれました。本物の越前水仙です。香りが良いですね。
 12月に2輪、そして今週に3輪目で、もう一輪、蕾を膨らませています。ほったらかしていますが、咲いてくれてほんとうにありがとうです。なんかホッとします。
 高根沢町の陽だまり保育園10周年の時にいただいた、桃の木も、毎年、花をつけてくれていて、今年も蕾が膨らんできました。楽しみです。
 確実に春が近づいてきています。

 さて、今週のつながりあそびは、春の目覚めをみんなで喜び合うシリーズなんて勝手つけて楽しんでしまいました。『ビタミン愛』はいいとして、後の3曲のタイトルは、春のナンチャラカンチャラで、自分でも、どれがどの曲?なんていう感じでした。レコーディングの時以来、あまり歌っていませんからね。
 そうそう、ゆずりんからもサマー・カレッジの時に、よく言われたことがあります。私が遊びのリード中、「散歩に行くよ」と言うと、ゆずりんが「どの曲?散歩のつく曲多いでしょ」って。そうですよね、ゆずりんだったら、私のしゃべりから次はどの曲かをすぐに察知して、素敵なイントロを決めてくれています。ありがたいです。でも、さすが「散歩に行くよ」だけでは無理なんですね。『散歩でジャンケン』『散歩に行こう』『散歩で見つけた』『1・2・さんぽ』等々ありますからね。


9日『ビタミン愛』
 春をみんなで喜び合うつながりあそびですが、グループで楽しむつながりあそびを、一人でどうやって伝えるか。ウ~ン難しいです。笑うしかないです。
 さて、ここ10数年と言ってもいいかな、研修会では『ビタミン愛』はやっていません。それでも、若い先生の中で、結構、知っていて実践してくれています。現場で先輩先生が実践しているのを見ているのですね。きっと、見ているのは遊び方だけでないと思います。そこがイイですね。
 この『ビタミン愛』にもいろいろな思いを込めて創作しました。もちろん、歌詞だけでなく、遊び方もです。それが伝わると嬉しいのですが・・・。サマー・カレッジでの荒川の組長の♬ビタミン愛♬の声が、いつまでも耳に残っています。


10日『春がそこまで』
 春の目覚めをみんなで喜び合うシリーズ第2弾。ま、そんなシリーズがあるわけではありませんが。『ビタミン愛』が広まったことに気をよくして、同じようなつながりあそび・うたをつくっただけなんですが・・・。コロナ禍でも、手のぬくもりを忘れないでほしいですね。
 歌詞に登場するルルちゃんは、私のつながりあそび・うたには多く登場します。たくさん出会った子どもたちの中から、その曲に合った子どもをイメージして歌ったり、遊んだりしています。みんな大きくなったかな。また、いつか出会う時を楽しみにしています。
 実はこの曲の2番、3番をつくりたいと思って挑戦したことがあるのですが、なかなか作れません。これを機会に再挑戦しようかな。

11日『春が来たよ』
 春の目覚めをみんなで喜び合うシリーズ第3弾。
 岩手県保連事務局長(当時)の桜庭母ちゃんに「ふきのとうのこと、こちらではなんて言うの?」「ばっけ」。夢わかばプロジェクト岩手ツアーの第3弾で、2012年3月野田村や岩泉町の保育園をまわっていました。魚が嫌いな母ちゃんの笑顔が懐かしいです。あ、母ちゃんと言っても、年齢は私とそう変わりないです。でも、安心感からまわりの保育士からそう呼ばれていたような・・・。春のレコーディングの前のことでした。
 あと1か月で震災から10年だ。いつになったら東北に春のあたたかさが届くのかな。
 2012年6月に音楽センターから出版した、ピカリンベストつながりあそび・うた4「どっこいしょどっこしょ」の「春が来たよ」には次のように書きました。
【ピカリンメール】
 寒い地方の人ほど春を待ち焦がれているように感じます。悲しいことや、つらいことを経験した人でなければわからないこともあります。生きていくには厳しい時代だからこそやさしさをあたためながら一歩踏み出してみましょう。ホラ、春になれば新しい友だちが来ますよ。さあ春を迎えに握手をしよう!手をつなごう!


12日『春になれば』
 春の目覚めをみんなで喜び合うシリーズ第4弾です。自分の作品の中で、春を歌う、春を遊ぶものがやはり多いです。
 子どもの頃は東京都豊島区千早町(西武池袋線東長崎駅徒歩数分)に住んでいて、あまり自然の中での季節を感じることができませんでした。それでも少し歩けば、田んぼや畑や原っぱもありましたけど、もっぱら遊んでいたのは豆腐屋さんと床屋さんとの間の路地でした。
 毎日、学校から帰ってそこに行けば、必ず誰かは居たのです。メンコ、ビー玉、壁ぶつけ、三角ベース、台とび、ケリ馬、0歩跳び、相撲、リレー、かくれんぼ、・・・時代を感じますね。でも、お金がなくても遊べました。何もなくても遊んでいた。暗くなるまでよく遊んでいた。
 この路地でのあそびにも遊ぶ季節があって、1年間をローテーションしながら遊んでいたのです。何を遊ぶかを誰が決めていたのだろう、不思議だ。
 子どもたちはからだの中に、自分の季節時計を持っていて、きっと春になれば、ほっこりと芽吹いてくれるんだね。
 今回の収録にあたって遊び方を変えました。CDではセリフが入って楽しい作品になっているのですが、私とみやちゃんでギターと歌だけでは、その楽しさが伝えられません。ということで、拍手をしながら歌うことを楽しんでください。


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