つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信561号 反省点ばかり

2014年05月12日 | 抱っこ通信
 今朝、原爆ドームに会いに行きました。6年ぶりだったと思います。
最近、広島には飛行機で来て、ツーユーレクだったらその日のうちに帰っていました。
車では久しぶりです。山口や九州のついでに広島には寄っていますが、
じっくりと原爆ドームに向き合っていません。そういう意味で久しぶりに会いに来たのです。
雨の中の原爆ドームはきっと初めてです。また、青空の下とはまた違った印象を持ちました。
ふと、大川小学校(石巻市)は頭を過ぎりました。

 原爆ドームを一周しながら、写真を撮りながら、
今回も「生きていたかった子どもたちの声」を聴くことができました。
修学旅行中の小・中学生もたくさんいました。

 いつか、じっくりと「わたしがちいさかったとき」や「ヒロシマの空」や
「名前が翼になって」や「ふりむくあなたの」などを広島の仲間たちに聞いてほしいと思っています。
『わたしがちいさかったとき』は10何年か前に、原水禁世界大会で生協の仲間たちが
「虹の広場」でうたってくれたと聞いていますが、ぜひ、創作者のうたも聴いてほしいです。


 11日の第21回ツーユーレクin広島が終わりました。
もっと丁寧に一つひとつをリードしていかなければと反省しています。

子どもを含めて約150人という中で、この4月から保育士として採用になった人や、
初めてつながりあそびに出会う仲間が多かったはずなのに、
なにか自分の中に21回目、そして、広島の仲間という「安心感?」、
違うな「慣れ」があったのではないかという反省です。

1曲目の『手と手と手と』の反応をみても、つながり初めて、
ツーユーレク初めてという人が多いと分かったはずなのに、です。
 あそびだけでなく、歌『花咲かす』を一緒に歌った時にも、
ダンス『バンバンザイ!』の時にも、合間、合間の話す中にも、
自分のそういういやらしさが出ていたような気がします。

『わかっている』『わかり合えてる』なんて思っていたのかも知れません。
どこか心の中に隙があったのですね。
結局、一つ一つ取り組む姿勢の甘さ、準備不足ということなのです。

正直、長年、こういう仕事、活動をしていると、
どんな現場でも、いまのところ何とかしている、何とかなっちゃっているのですが、でも、それではだめなんです。
私にとってではなく、参加する仲間の側にきちんと立てていないということが問題なのです。

自分の後半のつながりあそび『トンネルトンネル』『落し穴』『私をみつけて』『抱っこでギュー』などの
言葉がけや、話さなければならないことができていなかったです。
時間が足りないなんて言い訳なりません。
正直、昨日、今日は反省点が山積みでちょっぴりつらかったです。


9~10日と山口市のたんぽ保保育園、子育て支援センター「たんぽぽひろば」で遊んできました。
たんぽぽ保育園には兄妹を感じさせる保育仲間がいますから、
それこそ構えずゆったりと子どもたちとも遊べます。

ですから、子どもたちも私たちを受け入れてくれているのが良くわかります。
だから何をやっても楽しいですよ。
『時計もぐるぐる』など初めてやったあそびでも、
子どもたちの動き、例えば、「夜中12時! オバケが出たぞ!」での反応、
逃げ方や逃げる場所などがとても勉強?になりました。
「子どもってこういう反応をするんだ」「じゃあ、次はこうしよう」と目に見えない問答をしながら遊んでいました。

先生たちの研修も毎年ですから、保育の中でつながりあそび、うたが活かされているのがわかりましたよ。
「たんぽぽひろば」でも数多く歌われ遊ばれていました。
なぜなのか、園長さん曰く「つながりあそび・うたには人間のやさしさがあふれている」
「保育の根っこになっている」からそうです。
私たちの方が勉強になります。
コインランドリーで洗濯して間や休憩時間でのたんぽぽ喫茶店でのコーヒーも美味しいです。

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