つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1109号 ひらけグーチョキパー

2020年05月08日 | 抱っこ通信
 「ジャンケンをするときの掛け声『最初はグー!』は、なぜ、グーでなければならなかったのか、チョキだとだめだったのか、パーじゃいけなかったのか。考えると夜も寝られなくなりますよ。」と書いた抱っこ通信前号(1108号)から一か月を経過しました。
 夜もしっかり寝られ、それどころか、しっかり昼寝もしています。三密を警戒して、隠密裏に静かに生活しています。いろいろ策を練っているのです。元気です。
 
 
さて、「最初はグー!・・・」の私の答えは、音楽センター出版の「二本松はじめつながりあそび・うたシリーズ あそべやあそべ みなあそべ』(2004年出版)テキストの『ひらけグーチョキパー 』(作詞・作曲 二本松はじめ)に簡単に書いてありますので紹介します。
 
ひらけグーチョキパー
♬最初はグー グーグーグー
 生まれたときからグーですよ
 
 次はパー パーパーパー
 こころが開いてパーですよ
 
 最後はチョキ チョキチョキチョキ
 うたってあそんでチョキですよ♬
 
遊び方も簡単で、手あそびでは、
 1.∮最初はグー グーグーグー∮…拍手2回と両手でグー。グーのまま3回振る。
  ∮生まれた時から グーですよ∮…拍手4回と両手でグーをつくり、3回振る。
 2.∮つぎはパー∮…はパーで、∮最後はチョキ∮…はチョキで楽しむ。
 超簡単でしょ。音源がなくてもすぐに歌えます。(最後に譜面を掲載しておきます)ま、同名のCDも発売されていますからね。
 
 
✉ピカリンメール✉
 「じゃんけんをするときに、“最初はグー”ってやっている人が多いですが、どうして最初はグーなんでしょうかね」と質問。「出しやすいから」「力をこめられるか」「勢いがあるから」などなど、いろいろな答えが返ってきます。どうしてでしょうかね?
 私の30年来の答えです。「人の赤ちゃんが生まれたときはグーです。どうも人のいのちの歴史と関係あるようです。人のいのちをたどると樹木の上で生活していた時代があったということですから、生まれたときから親にしがみつかなければ生きていかれなかったのでしょうね。だから握力が強く生まれてきたのでしょう。その証拠というか、なごりがグーなんですよね」。
 ついでに言っちゃいます「だから、子どもは親に抱かれなければ生きていかれない存在なんです。親は子どもを抱かなければ生きていかれない存在なんです」って。
 
 『あそべやあそべ みなあそべ』のテキストの『ひらけグーチョキパー』の次には、つながりあそび・うた『相手がいるから』を紹介しています。これも保育の中でジャンケンを楽しむときに大事にしてほしいことを書きました。次号に紹介します。
 
 
【あなたの声を聞かせて】
 さて、コロナウイルス感染症の拡大で現場も大変です。
 それでも、子どもを真ん中に、子どもに最善のものをと、現場でがんばっている仲間たちからメールや電話をもらったりして、元気をもらっています。
 勿論、愚痴ってくる仲間もいます。いいですよ。
 どんな内容でも良いですから、あなたの声を聞かせてください。ゆずりんでも、まっちゃんでも構いませんよ。あなたの声を全国各地の仲間たちにも聞かせたいのです。つながりの思いをつなぎあいましょう。
 
 ゴールデンウィーク中に届いたメールです。
 
「ぴかりん、お元気ですか
あっという間に4月が終わりました。
さすがに 保育園の出席率も半数近くまで減りましたが、三密ですよ。
 
子どもたちが少なくなったのに、なぜ毎日忙しいのでしょう。
何を どうしたら よいのか?
いろいろやりたいけど、市役所からの制限もいっぱい。
 
保育の" 見通し"が持てないから、保育士も不安なのでしょうね。
お散歩もダメになりました。
 
私に至っては、嘱託保育士と、臨時保育士の差がほとんど変わらなくなったこと。
 
正規は「コロナ休暇」という休暇が増えたとか?
嘱託保育士の仕事内容は、正規と同じなので、この4月からの雇用制度も、イライラの原因の1つです。
 
でも、こんなときだからこそつながりあそび・うたを歌っていますよ。
 
せめても 歌の力で、現場を盛り上げていかなくちゃ・・・」
 
 
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