つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信742号 夏が過ぎてゆく

2016年08月28日 | 抱っこ通信
今日は山梨県市川三郷町で山梨サマー・カレッジが開かれました。
一日制サマー・カレッジで、ゆずりん、まっちゃんが講師を務めました。

山梨会場で2016年サマー・カレッジは終了です。
全国のサマー・カレッジ実行委員会の仲間たちには、仕事を持ちながらの会場確保から参加者募集などの諸準備、当日の運営、終了後の反省と来年度の準備など、つながりへの思いと情熱をぶつけていただいて、本当に感謝しています。参加者一人一人の笑顔がその成果を物語っていました。ありがとうです。

24年前に保育士、教員の現場からの声で出発したサマー・カレッジです。まずは、つながりあそび・うたと仲間とでつくりだすことの「楽しい」ということをたっぷり経験し、現場に帰って子どもたちと「楽しい」を広げることを願いながらのサマー・カレッジです。
きっと今年もたくさん現場での実践が生まれることを楽しみにしています。
31日につながりあそび・うた研究所としての今年の総括会議を開きます。


さて、昨日は、清瀬わかば会職員で合唱団をつくりたい!みんなで平和をうたおう!という願いに応えての3回目の合唱練習会でした。
地元の清瀬で開かれる「第11回平和と健康まつり」に出演することを目標に取り組んでいますが、作業所やグループホームや学童保育所など働いている機会と場が違っていますから、集まることでも大変です。

初の土曜日練習となった昨日は、まつりでサポートに入ってくれる全レク一座のカメさんも参加してくれて、みんなでうたった曲を録音しました。もちろん、デモテープもつくっていたのですが、ライブ盤の方が仲間たちには身近に感じるのでないかと思います。それをダビングして、それぞれが自分の手元において自主練習に励んでもらいます。

曲目は『みんなといっしょだと』(清瀬わかば会青年学級スマイル作詞/二本松はじめ作曲)、『青空この街』(作詞・作曲 二本松はじめ&全レク一座)、『平和を歌おう』(比佐廉作詞/田中俊光作曲)、『あなたが夜明けをつげる子どもたち』(笠木透作詞/細田登作曲)の4曲を予定しています。
まだまだ、メロディを覚える段階ですが、仲間たちはやる気十分です。これだけでも嬉しくなってしまいます。私が出られる練習日はあと1回、同じ職場で働く仲間たちと歌える喜びをどこまで伝えられるかです。


先週は全国合研in島根でした。一日目の「みんなでつくる合研ステージ」で、まっちゃんが広島の仲間たちと『いくぞ』を演奏しました。まっちゃんが合研のステージでうたう絵を待っていました。二日目の実技講座「子どもも大人も楽しむつながりあそび」でも前半を担当。子どもも大人も笑顔、笑顔で会場内を走り回っていましたよ。

合研に毎年参加して考えることは、「いのち」であり、「子ども」であり、「保育」であり、「平和」についてです。
残念ながらいまの政府の姿勢は、すべてを後退させていると思います。

子どもにとって、もちろん、その保護者や保育者にとって大事にしたい保育とは何か、そして、その保育を実現するための制度や施策は何か、さらにその保育を実現させるための私たちの運動にとって大事なことは何か、などなどいろいろ考えてしまいます。

また、保育応援団として、つながりあそび・うたを創作し、広めること、実践し、広げる仲間を増やすことで、保育を豊かにできればと思っている私としても、ここ数年の保育を取り巻く大きな変化に正直戸惑っています。

子どもにとってより良い保育とはなにか、を日常的に問いながら保育する仲間たちと同じように、私たちも子どもにとって、保育にとってつながりあそび・うたの楽しさとはなにか、役割は何かを絶えず問いながら創造活動や普及活動をしていかなければと思います。

より具体的に、つながりあそび・うたの今の作品群や創造活動で本当に現場に役立ってのいるのか、サマー・カレッジは今のままの在り方で良いのか、先生自身が自分を好きになれる内容なのかなどなど、たくさんの宿題が出されていると思います。これからの「つながり」も含めて。

島根県松江市、東久留米から遠い会場でしたが、保育をめぐる様々の問題、課題が近くなった合研であったと思います。私自身のつながりにとっても。


合研から帰って、まずはからだのメンテナンスに一日、車のメンテナンスに一日、介護運転で一日、年金関係で一日、秋のスケジュール調整や宿の確保に一日などと、東京にいる方が忙しいです。

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