つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1224号  みんなが主人公のまち東久留米

2021年12月18日 | 抱っこ通信
 今週は、歴史時代小説「初代北町奉行米津勘兵衛⑤ 臥月の竜」(岩室忍著)の中で、主人公の息子に関するたった数行の文章に出てきた、地元東久留米(当時武蔵多摩前沢村)の米津寺の建立から、江戸時代の東久留米からのいろいろに思いをめぐらせていました。楽しかったです。
 早いもので私自身が、東久留米在住50年だったのです。もっともっと地元に触れ合っておけば良かった、、なんて少し思いましたが、全レクやつながりの活動・仕事での全国回り。これはこれで、他の人ではなかなか経験できないことですから、これはこれで良かったです。

 今回、フェイスブックやメッセージで、元同僚の市教社会教育課文化財係の活躍していた学芸員山崎さん(現・市文化財審議会副会長)との交流も楽しかったです。いろいろと教えてもらえて、「へえ~、へえ~」と感心するばかりでした。同じ社会教育でも分野が違っていましたから,あまり話を聞くとかの機会がなかったです。今となっては残念なことをしていたのですね。
 今週は自分自身を振り返り、いろいろ複雑の思いもしていました。

 その東久留米の市長選挙が明日から始まります。私が保育応援団(つながりあそび・うた研究所)など称して全国の保育園の先生たちや子どもたちとうたったりあそんだりしながら笑顔をつくりだせるのも「東久留米の保育」があったからです。「子育てするなら東久留米」といわれる町を市民と市職員とで子どもを真ん中につくりだしてきたからです。子どもも親も先生も育つことができていたからです。それは子どもの声を、親の声を、市民の声を、職員の声を聞いてきたからです。声を出し合うことができたからです。
 子どもたちの声は私たちに元気と勇気を与えてくれます。未来です。希望です。宝です。子どもの育ちを考えることは私たちの未来を考えることです。ですから町の保育を考えることは町の未来を考えることなのです。
 残念ながら現並木自公市政で公立保育園全廃計画が進められてきました。親の声も市民の声も職員の声も聞かずに。ですから今回の市長選挙では、唯一、計画を撤回し、見直しを表明している「新しい市政つくる会」のしのはら重信さんを応援します。市議だったしのはらさんの実績はたくさんありますが、その前提が、市民の声をじっくりと向かい合って聞いてくれることです。言葉は悪いけど「バカ丁寧」にとでも言いましょうか、こんな私にもです。そこから始められるのがすごいな、素敵だなと思います。

♬ぼくらのまちには 遠くに富士山 こんこん湧く水 青空映す川
 すてきなものは子どもの笑顔 みんなが住んで良かった思うまち
 自然と人を大切にするまち あなたと私がこの街の主人公♬
     (キックオフ集会で歌った『みんながまちの主人公』より。
しのはら重信さんはこの原則を守る人です。忘れない人です。

今週のつながりソング動画 つながりあそび動画の譜面です。

【12日つながりソング№113『大漁』】
 先週の抱っこ通信にも書いたように、金子みすゞを蘇らせた矢崎節夫氏が初めて出会った詩だそうです。これも何も考えずに詩を読んでできてしまった曲です。

【12日つながりソング№114『夢売り』】
 「私のつながり仲間の保育士さんからの年賀状に『夢売り』が書かれていました。彼女は金子みすゞの512編の中からどうして『夢売り』を選んだのでしょうか。もう何年もの間、夢を見られなくなった子どもが増えていると言われています。夢を持てなくなった子どもが増えていると言われています。夢という言葉と遠く離れたところで生活しなければならない子どもたちの現実があるのでしょう。
 だから、今、金子みすゞの眼差しというか、子どもの側(相手の側)に寄り添った共育ちというか、大人として子どもの側に育ててもらっているという自覚が必要な気がしています。
 生きていれば人は誰でも『夢』を見られるはずです。『夢』を持てるはずです。金子みすゞの夢って何だったのだろう。今年は金子みすゞ生誕100年です。」
 これは『夢売り』『大漁』『積った雪』を収録したCD『いのちの花を咲かそう 母になった娘へ』(2003年音楽センター出版
)の楽譜集に書いた文章です。今、子どもたちの夢を持てない状況は、当時よりますます厳しくなっていませんか。

【17日つながあそび動画№217
『まわってまわって』】
 今回も動きのない動画です。
 遊び方は簡単。二人でも、三人でも、たくさんでも、手をつないで歌いながらグルグル回るだけです。意外とこのまわるだけというのが難しい。お互いに引っ張り合わなければ回れないのですが、自分だけ回ろうとしてもダメ。自分が中心になって相手だけを回そうと思ってもダメ。じゃあどうするのか・・・回りながら、失敗しながら、経験しながら自らが学んでいくしかないのです。人間関係もなんでもそうだけどね。そうやって楽しさを獲得していくのだけどな。待てない?大人が?
 歌の最後の鳴き声♬ケロケロブーブー ケロブーブー♬がおもしろいようで、そこを言葉遊びにして、いろいろな動物で楽しんでいる実践がありました。そうしたら、動物だけではなくなってきたというのです。乗り物とか体の部分とか。

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