つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信806号 (^^♪ぼくらのたからもの(^^♪

2017年05月07日 | 抱っこ通信
大型連休の最終日の今日、いろいろお誘いを受けて、出かけたいところは多かったのですが、全レク一座のレコーディングの応援にシモシュスタジオに出かけてきました。写真を撮って、聞いていただけですが・・・。



今回、全レク一座は、オリジナルの1stCD『ぼくらのたからもの~「ハコモノ」じゃないよ「タカラモノ」~を制作し、ネット配信や販売などの普及することになりました。

このCDは、その訴えチラシによると“「東久留米市では、平成28年に『保育サービスの施設整備・運営及び提供に関する実施計画』によると、市立しんかわ保育園から段階的に募集を停止し、平成35年度に閉園することとしています。しんかわ保育園保護者を中心として、公立保育園存続プロジェクトにより『「ハコモノ」じゃない「タカラモノ」。』のポスターを街中に掲示したり、市長と対話を進めたりしています。私たち全レク一座も、駅や大型商業施設前での署名活動に、うたをうたいながら参加もしました。
私たちは『「ハコモノ」じゃないよ「タカラモノ」。』のうたを創って、ぜひ協力していきたいと願い、一昨年までしんかわ保育園で保育士として働き、一座メンバーでもある佐々木洋子(「ぼくら太陽の子」などの創作)が、本年1月に「ぼくらのたからもの」を創作し、プロミュージシャンのシモシュさんにアレンジをお願いし“、東久留米市の保護者、保育関係者のみならず、全国の保育関係者や多くのうたごえ仲間たちに広めたいと企画されたものです。

今、2000円以上のCD制作協賛金も募集中です。完成したCD『ぼくらのたからもの』や子どもたちや保護者と撮影したDVDを送ります。尚、協賛金の中から200円を公立保育園存続プロジェクトへカンパするそうです。


  ぼくらのたからもの
         作詞・作曲 佐々木洋子

    ものものものたからもの
    はこものじゃないよ たからもの
    保育園は ぼくら みんなのタカラモノ

1.タカラモノってなあに きみは聞いたね
  きみにとっていちばん大事なもの
  それはね パパとママ、大好きなお姉ちゃん
  それからそれからそれからね
  いっしょにあそんだ仲間たち
  けんかもするけど 仲良しさ
    ものものものたからもの
    はこものじゃないよ たからもの
    保育園は ぼくら みんなのたからもの

2.タカラモノってなにか ぼくは気づいた
  ぼくがぼくでいられる 大事な場所
  それはね みんなの やさしさがつながって
  大きくなっても忘れない 
  おもいでいっぱいつまってる
  大事な時間が たからもの
    ものものものたからもの
    はこものじゃないよ たからもの
    保育園は ぼくら みんなのたからもの
    ものものものたからもの
    はこものじゃないよ たからもの
    保育園は ぼくら みんなのたからもの
    みんなのたからもの


保育所(学校)は箱づくりではない、民主的な地域づくり
この「『ハコモノ』じゃない『タカラモノ』」のポスターを初めて見た時にすぐに思い出したのが、1970年に開校した京都にある与謝の海養護学校の基本的理念三つの柱の一つ「学校づくりは箱づくりではない、民主的な地域づくりである」という言葉です。(「僕、学校へ行くんやで 与謝の海養護学校の実践」青木嗣夫編著 1972年 鳩の森書房)

この視点が今の少子化対策?保育所(問題)に対して、政府・自治体も、要求する保護者・保育関係側も欠けているところではないかと思っています。

きっと1960年代、70年代の「ポストの数ほど保育所を」という運動が展開されていた時代には、きっと「保育所(学校)は箱づくりではない、民主的な地域づくり」という理念があったからこそ、運動も前進し、各地に保育所がつくられたのではないでしょうか。
残念ながらいま、保育所は「ハコモノ」どころか、「ヤッカイモノ」扱いになっているような気さえします。

そういう時代だからこそ、この全レク一座の1stCD『ぼくらのたからもの』が広がることで、もう一度、保育所のことを考えるきっかけになればと思います。CDは一枚1000円です。もう一度、お願いです。CD制作の協力・賛同者になってください。

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