つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信583号

2014年10月28日 | 抱っこ通信
26日、夢わかばプロジェクトで岩手県入りしました。約510キロ、7時間の運転。腰が心配でしたが、あまり痛みも出ず、昨日、一昨日と盛岡市内の3保育園で遊びました。今日は久慈市の2保育園で遊びます。久慈市は5年前の岩手合研のプレ企画以来です。
震災で保育園の直接的被害はなかったようですが、子どもによっては心にストレスを感じたりすることもあったようです。親さんの様子や地域の様子が変わってしまっているので、心にストレスを感じるのは当然なんでしょうね。



10月25日 小牧つながりあそび・うたの集い15周年記念ピカリンとあそぼう!

今年で13回目の出演です。毎年、プログラムをみると嬉しいことがあります。それはプロフィールの紹介以外に、つながりあそび・うた研究所の紹介と小牧おひさまクラブの紹介の中に、何故、クラブをつくり、集いを開いているかを書いているからです。

今年も「“つながりあそび・うた“に出会い、小牧の地で、つながりあそび・うたの集いを開きたいという思いをふくらませた仲間が集まり・・・人と人とのつながりあいや育ちあいを願い・・・つながりあそび・うたからもらった元気、やさしさをふくらませながら、周りの子どもたちへ、子どもの周りにいる大人たちへ、手から手へ伝えたい・・・今年も体にも心にもたっぷり汗をかき、笑顔あふれる楽しい集いに」と書かれていました。

曲目?曲目は予定がたたず書かれていません。だいたい数曲、これだけは絶対うたうという曲名くらいはかいてもらいますが。当日の参加者の状況でコロコロ歌が変わりますのでね。からだに障害をありますが音楽が大好きな子どもたちの参加者が多いコンサートです。今年は曲名ではなく、『バンバンザイーいのちがあればー』『花咲かす』の歌詞がドーンと書かれていました。

もう一つ嬉しいことは、サマー・カレッジで楽しんだダンスを必ず踊ってくれることです。さらに嬉しいことは今年採用され、サマー・カレッジ初参加の若い先生も実行委員に加わっていたことです。いろいろな活動が重なっていたにも関わらず、実行委員や前で踊ってくれた仲間が増えていました。

私にとっても15周年という節目が嬉しかったので、お祝いとお礼を兼ねて、シモシュ(キーボード)、Kao(ヴァイオリン)、そして、音響にサウンドムーサのもろちゃんにお願いして、ちょっぴり例年とは違う内容でコンサートをつくりました。

一部は年4回の例会で楽しんでいる『おさんぽおさんぽ』『だるなさんと』などの曲目を。二部はヴァイオリンを生かした『やがて大気となって』『花咲かす』などの曲目を並べてみました。子どもたちや保護者はもちろん、実行委員も初めて聞く曲目もあったと思いますが、子どもたちもよく集中して聞き入ってくれました。

生演奏での『おひさまに向かってスタート』での手話や『レッツ・ゴー!』のダンスも何かイキイキしていたように思いました。

「今年の参加者はお得」「ヒロシマの歌には涙が出ました」「今度は大人向けのコンサートや平和コンサートに取り組みたい」。などの声も聞けましたが、初めて一緒に演奏してくれたKaoさんも「楽しかった」と言っていました。

おひさまクラブで忘れられないのは、10年前くらいなるのですが、例会の時、親さんが自分の子どもも含め、参加したすべての子どもたちを抱っこしたそうです。その時の親さんたちの感想として「我が子を抱っこしたときが一番楽で、安心できた」と言われていたそうです。何気ない抱っこも親子でつくだしているのです。というサマー・カレッジで報告してくれた実践です。

親子で、抱っこの仕方をつくりだしているだけでなく、ひとりの人間としてまるごとを受けとめてあっているからこそ、からだもこころも委ねあって抱き合える関係をつくりあげているのですね。そんなことを学んでいるおひさまクラブです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする