つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信566号 ねずみばあさん

2014年06月09日 | 抱っこ通信
抱っこ通信566号 ねずみばあさん
『おしいれのぼうけん』『ダンプえんちょうやっつけた』(いずれも絵は田畑精一さん・童心社)の作者、古田足日さんがお亡くなりになりました。同じ東久留米市在住ということで、昔、子どもまつりのカンパを頂きに上がったり、市民活動や運動などの場でもお顔を拝見したりしていました。
『モグラ原っぱのなかまたち』(あかね書房)、『大きな1年生と小さな2年生』(偕成社)などは東久留米の自然、風景が書かれています。

1987年だったか88年だったか忘れていますが、高知保育大学で旧中村市(いまの四万十市)にご一緒させていただいたことを思い出します。保育雑誌「ちいさいなかま」につながりあそびを連載していた関係で、実技講座の講師として参加しました。なにしろ、当時は、あ、いまでもですが、高知市から中村市までが遠かったです。でも、車中で何をお話ししたのかなどは全く覚えていません。講演の内容は全く覚えていませんが、参加者のご機嫌を窺うのではなく、とっても原則的なというか、きっちりとしたお話の仕方だったような記憶があります。

2005年に東久留米「九条の会」を結成するのですが、私は名前だけの呼びかけ人ですが、東久留米九条の会代表として先頭に立って活躍されていました。会報『九条の樹』でも度々原稿を執筆し、私たちを励まして考えさせてくれていました。(東久留米九条の会のホームページがあります)。松谷みよ子さんらとともに子どもの本・九条の会」の代表も務めました。

2006年につながりあそび・うた研究所15周年に『夢わかば』の絵本を音楽センターから出版した時に、東久留米(前沢)のご自宅をおじゃまさせていただき、紙芝居と一緒に手渡しさせていただきました。「よかったね」という言葉が嬉しかったです。

2000年音楽センターから発行したつながりあそびシリーズ『遊園地につれてって』の中で、『おしいれのぼうけん』からいただいた『ねずみばあさん』を発表しましたが、このつながりあそび・うたが研修会だけでなく、現場で結構ヒット・・・。「いまでもあそんでま~す」という保育園の先生にはちょくちょく出会います。いまは「AKB64のみやちゃん」ですが、昔は「ねずみばあさん」と子どもたちから呼ばれ、「ねずみばあさんの声にソックリ」と言われていました。(CDではネズミばあさん役です)。もちろん、『おしいれのぼうけん』があったからです。
いまでもいるでしょうか、子どもたちに「早く寝ないと(言うこと聞かないと)ねずみばあさんがでてくるよ」と言っている先生がいますかね。


♪ねこがねずみを追いかけるのは
 あたりきしゃりきコンコンチキチキ でもでも
 ねこがねずみに睨まれただけで
 動けなくなってしまうのです
 そのねずみの名前は 怖くて言えない
 ブルブル言えない 言えない言えない♪
 (ねずみばあさん「ウィヒッヒッヒッヒッ・・・」)
 (子どもたち「その声はだぁ~れ?」)
 (ねずみばあさん「ねずみばあさんだ!」)
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