筑波大学硬式野球部のブログ

筑波大学硬式野球部公式HP http://club.taiiku.tsukuba.ac.jp/baseball/

2017年10月14日 vs帝京大➁

2017年10月14日 16時34分32秒 | 2017年 秋季リーグ戦
こんにちは。
主務の小川です。

本日、浦安運動公園野球場にて帝京大学との2戦目が行われました。
先週日曜日の1戦目に勝利しましたので、本日の試合に勝利すると勝ち点獲得となります。

また、勝ち点を獲得すると神宮大会出場を懸けた関東大会への出場が決まる大事な試合でもあります。
その試合の先発マウンドには、やはりエース・大場遼太郎(体育4年・日大三)が上がります。


大場 遼太郎(体育4年・日大三)

初回、大場は2死から連打を浴び1,3塁のピンチを背負います。
ここで5番打者を迎えますが、力のある直球でサードファールフライに抑えます。

大場は初回こそピンチを背負いますが、2回以降直球と変化球のコンビネーションが効果的で相手打線を圧倒します。



筑波大の攻撃は、初回こそ3者凡退に終わりましたが、
2回の攻撃では先頭の4番・松谷竜暉(体育4年・報徳学園)が四球で出塁します。
その後2死2塁となり、本日スタメン起用の7番・細川諒太郎(体育4年・弥栄)に打席が回ります。
細川は変化球に食らいついていくと打球は1,2塁間へ。一塁手が飛びついて好捕するも細川の俊足が勝り内野安打とします。すると、2塁ランナーの松谷はスチールのスタートを切っており、一気に本塁生還。待望の先制点を挙げます。帝0-1筑


細川 諒太郎(体育4年・弥栄)


先制点を挙げた筑波大は続く3回でも手を緩めません。
1死から1番・篠原涼(体育2年・敦賀気比)がレフト前ヒットで出塁すると、
2番・森永康介(体育4年・川内)がカウント1-2からセーフティバントを決め、1死1,2塁とします。
2死1,2塁となりますが松谷がこの打席でも四球を選ぶと、5番・種子島大輝(体育3年・膳所)が初球を捉え2点タイムリ―となるセンター前ヒットで追加点を挙げます。
帝0-3筑


種子島 大輝(体育3年・膳所)


試合を折り返す前にさらに追加点を挙げたいところ、
5回裏は、先頭の2番・森永が粘って四球を獲ります。
3番・中島準矢(体育3年・鹿島)が放った打球はショートが捕球しますが、2塁へ転送した打球が暴投となり、無死1,3塁となります。
続く松谷は死球で無死満塁のチャンスを迎えます。
しかし後続が2者連続三振となり、一瞬嫌な空気が漂いますが本日絶好調の男がその流れを払拭してくれます。
本日2安打の細川は変化球を捉えると打球はセンター方向へのフライとなり、
そのままセンター、ショート、セカンドの間に落ちる2点タイムリ―ヒットとなります。
帝0-5筑


6回表、
初回から無失点の好投を広げる大場ですが、
この回2番打者から始まる攻撃で連打を浴び、無死1,2塁とされます。
ここで1打席目にヒットを許している4番打者を迎え、ピンチかに見える場面でしたが、カウント2-3から4番打者が捉えた打球は2塁ベース付近へと飛ぶショートゴロに。
跳ねながらほぼ2塁ベースの上、若干1塁側への打球でしたが、
ショートの星貴裕(体育3年・桐蔭学園)が身体能力を活かして捕球しながら自身が通り過ぎかけた2塁ベースを踏んで、まず1つアウトを取り更に1塁へ送球。
ダブルプレーを完成させます。さらに後続をセンターフライで打ち取り、ピンチ到来かと思われた6回を0点で切り抜けます。

その裏、
3回と同様に1死から篠原がヒットで出塁すると、相手投手のボークもあり2死2塁となります。3番・中島はストレートをライト前に運び1点を追加します。 帝0-6筑


中島 準矢(体育3年・鹿島)


続けて7回、
筑波の猛攻は止まりません。

2死までは簡単に取られてしまいますが、7番・細川が四球を選びます。
次打者に代打・佐藤史龍(体育4年・習志野)を送ると佐藤は三塁線を破るヒットで2死1,2塁に展開します。9番・星の打球は打ち取られたかに見えましたが、ファーストへの内野安打になります。
2死満塁のチャンスとなり、今日2安打の1番・篠原に打席が回ると篠原が捉えた打球は痛烈なセンター前ヒットになり2点を追加します。
帝0-8筑


篠原 涼(体育2年・敦賀気比)

8回表、
筑波は大道寺拓(体育4年・弘前)に継投します。
大道寺は先頭打者を得意のストレートで見逃し三振に斬るなど、3者凡退で抑え相手に反撃の隙を与えません


大道寺 拓(体育4年・弘前)


8回裏、
1死から4番・松谷がショートへの内野安打を放ち、さらに敵失が絡み1死2塁となります。
その後2死2塁となり6番打者のところで代打・座馬健人(体育1年・浜松北)が送られると、パスボールと四球で2死1,3塁となります。
ここで打席には今日3安打の7番・細川。 
細川は初球のストレートをセンター前に運びます。 帝0-9筑

2死1,2塁で8番・佐藤が四球を選び2死満塁で9番・星に打席が回ると、
3球目が相手投手の暴投となり、10点目が入りコールドゲームが成立し試合終了となりました。


帝京大学との2試合目にも勝利し、勝ち点を獲得することが出来ました。

先週の試合に引き続き投打が噛み合い、内容の良い試合となりました。
2試合連続完封勝利の立役者・大場は7回5安打の好投で本日も大活躍でした。
4安打4打点の細川、3安打2打点の篠原を筆頭に、打線も13安打の猛攻でピッチャーを援護しました。


序盤こそ2連敗スタートのリーグ戦でしたが、そこから全員で立て直し尻上がりに調子を上げていきました。

本日の試合に勝利したことで、3年ぶり4回目の関東大会出場が決まりましたが、良い流れで試合に臨めるのではないでしょうか。

もちろんこれまでと同様に驕ることなく、謙虚に戦って参りますが、
今季を通して得られた自分たちの野球への自信を胸に臨みます。


まだまだ、未熟な部分もあるチームですが、
1戦1戦向上していく気概でより良い戦いをしていきます。


リーグ戦では皆様の厚いご支援の下、目指していた優勝こそ逃しましたが8勝3敗で2位という成績を収めることができました。

まだ続きます戦いでもこれまで同様ご支援ご声援の程よろしくお願い致します。




主務 小川裕太朗

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする