


利根川に架かる栄橋を渡って左手、小高い丘に、真言宗多聞院徳満寺があります。


立派な本堂ですが、この寺が有名なのは本堂の廊下に掲げられた「間引きの絵馬」です。



柳田國男は13歳のとき、この絵馬を見たことがきっかけとなって、民俗学者の道を歩んだと言われます。
境内から利根川を望み、この地を来訪した小林一茶の句碑がありました。




こちらは、別棟の地蔵堂。
オビンズル像、大黒像が鎮座していました。





鐘つき堂の鐘は、今も時の鐘でした。


大師巡拝の信者の人たちによって大正3年に建てられた大きな宝キョウ印塔が建っていました。


茨城百景の石碑の前で一休みしているのは、柏市から自転車で来たFさん。
ここまで、20キロ強とのこと。
水運が盛んだった昔は、利根川べりのこの寺は、多くの参詣者で賑わったことでしょう。

地蔵堂の裏手は、大木に囲まれた琴平神社です。







見所満載の徳満寺でした。
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