12 月 20 日(水)歌舞伎座ギャラリーを見学した後、数年前一度行った有楽町交通会館ビルB 1 F のキッチン大正軒に行きました。12時を回っていましたから行列です。
いつもなら、あきらめるのですが、せっかくこの店を目指したのだからと後ろに付きました。
隣が有名なとんかつの店“あけぼの”で、その店は、もっと大行列です。どうやらこのビルの地下街は、「知る人ぞ知る」のグルメ地帯だったのです。
並んでいる列のすぐ前が喫煙室になっていて次々と人々が出入りしています。まだまだ喫煙者は多いんだななどと感心して眺めていると店から御姐さんが出てきて、きびきびと、しかしフレンドリーな口調で、注文を取るのです。私はすかさず「牡蠣フライ」を注文し 1300 円を払いました。
まもなく席が空き、カウンターに座りました。
以前、こんな立派なボードはなかったし、厨房と客席を分けるアクリル板はなかった。でもこれによって、小屋のような店が立派なレストランになったと私は思いました。
立派な牡蠣フライが運ばれてきました。
とてもおいしく、私はすっかり満足しました。
家に帰ってパソコンを開いてみると、この店に関する情報がいっぱい出ていて、そのどれもが好感を寄せていました。
なかには、添えられたキャベツが手切りであるとか、スパゲッティがおいしいとか、観察力の鋭いコメントもあり、大いに参考になりました。
新橋、有楽町、東銀座、
Xマスの繁華街の散策、いいですね。
ストリートデコレーションが輝く年の暮れ。
交通会館地下街は変化が激しいですよ。
谷氏の通った「シナ蕎麦屋」は細麺で、
大盛から小まであっていい店でした。
大正軒の雰囲気が似ています。
フランク永井の“♪ 有楽町で逢いましょう”なんです。
そのころからあった駅前の交通会館、
そのころの雰囲気を残している B 1 F の飲食街、
新橋の第一ビルもそんな感じなんですが、
やはり、そこに惹きつけられるんですね。
ネットによると、“大正軒”当初からあった店で、家族経営の肉屋さんらしいですよ。揚げ物をやっていたマスターは、70代後半という感じでした。