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雨曇子日記

エイティライフの数々です

亀戸の名刹  普門院善應寺

2014-03-27 12:41:58 | 神社仏閣
     


亀戸3丁目の普門院の前にいた人、散策の下見だそうです。
「見所いっぱいですよ」通りがかりの私は、思わず口を出しました。


             


「お墓そのものじゃあないですよ、これは。この寺の墓地にあるという案内です」


             


「お墓はこちらです。この書体は、中村不折ですね」


     
     


「山門に戻って、右手の茂みの中にある大島伯鶴の碑を見てください」


      


講釈師2代目大島伯鶴は、昭和10年代には、6代目一龍斎貞山と人気を2分し、NHKラジオでは、正月は伯鶴の「愛宕山」(寛永の三馬術)、暮れの14日は貞山の「義士の討ち入り」と相場が決まっていました。
辞世の句、「伯鶴は永々嘘をつきました どうせあの世で 舌はないもの」は、「講釈師見てきたような嘘をつき」を踏まえています。
この方は、チャラを入れるのが得意で、子ども達にも分かるような講談だったそうです。

少し長くなりましたが、あと一つ、この寺にはこんな伝承があります。


             


1616年(元和2)橋場(足立区千住)にあったこの寺が当地へ移転の際、梵鐘を隅田川に落としてしまい、そこが、「鐘ヶ淵」と呼ばれるようになりました。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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鐘ヶ淵 (謙三)
2014-03-27 16:52:30
鐘ヶ淵の名前の由来そうだったんですか?藤沢周平さん
今は佐伯泰英さんの本がお気に入りなんですが、よくでてきます。大川をはさんで府内から見ると川向こうに当たり桜の名所だったと伝えてるほんもあります。
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スカイツリー人気は (雨曇子)
2014-03-27 20:27:07
今年も続くと思いますが、それと共に、向島も人気が増すと思います。
亀戸は、亀戸天神ひとり勝ちではなく、香取神社、普門院などにも人が集まってほしいものです。
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