私が 20 年以上もお世話になっている江東区亀戸 2 丁目の財部(たからべ)歯科の院長先生は、一木から大小さまざまな人物像を彫り出して今やその数は一千体を超えるそうだ。
まさに、平成の円空とでもいうべき彫刻家である。
これは、医院の入口に置かれた像である。(立派な歯をお持ちだ)
こちらは、待合室の壁にかけてある。
診察室に入って患者の椅子に座ると、ここでも像が目にはいった。
治療が終わったので、こっそりと現代の円空、院長先生を盗み撮りしてしまった。
私は今年ついに自分の歯が一本もなくなってしまった。
それでも不自由なく生きていられるのは、先生が入れて下さった義歯のおかげである。