7 ー 4 とリードされたソフトバンクが迎える 9 回表、投手交代のアナウンスが流れた。
ピッチャー 大谷翔平
指名打者として 3 番に入っていた打者大谷翔平が投手となってマウンドに上がる瞬間だ。
札幌ドームはどよめいた。拍手と歓声が沸き起こり熱気がたちこめた。
このときの情景を後に大谷翔平はこう語った。
「コールされたとき、すごくいい雰囲気でマウンドにあげさせてもらいました」
そして、あの 15 球が投げられた。
翌 10 月 17 日の朝日新聞スポーツ欄によれば次のようであった。
松田宣浩選手
①直球 163 ㌔ ファウル
②スライダー 141 ㌔ ファウル
③直球 164 ㌔ ファウル
④スライダー 143 ㌔ ファウル
⑤スライダー 145 ㌔ 空振り三振
吉村裕基
①直球 165 ㌔ 空振り
②直球 164 ㌔ ファウル
③スライダー 143 ㌔ 空振り三振
本多雄一
①直球 164 ㌔ ストライク
②フォーク 151 ㌔ 空振り
③直球 165 ㌔ ファウル
④直球 163 ㌔ ファウル
⑤フォーク 148 ㌔ ボール
⑥直球 165 ㌔ ファウル
⑦フォーク 149 ㌔ 遊ゴロ
ネット上には次のような声が寄せられていた。
「やめなさい、人に戻れなくなる」
「感謝しないとね。大谷翔平という野球選手をこの目で見られていることに。真剣勝負でこれほど心躍るエンターテイメントを見られることにね」
「すげえなぁ。子供のころに夢に描いたスーパープロ野球選手が現実に現れた」
おおむね同感です。
(鎌ヶ谷 公男)