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雨曇子日記

エイティライフの数々です

成田山 電車道

2014-02-03 16:54:13 | 神社仏閣
     
             


2月1日(土)はまだ閑散としていた成田山新勝寺は、豆まき当日の2月3日(月)ともなれば、人で埋め尽くされたことだろう。なにしろ、白鵬始め角界の大物、NHK大河ドラマの主な俳優陣が来るのだから。

しかし成田山の賑わいは、江戸時代から続いているのだ。


       
             
             
             


JRや京成の成田駅から、新旧の商店が建ち並ぶ参道が通じ、年々人出が多くなっているが、閑散とした電車道も魅力的だ。


     
     


途中にトンネルが2つあり、駅から山門までの距離も1,1キロだ。
このトンネルは、明治43年から昭和19年まで、成田~宗吾霊堂の成宗電車のものだ。


     
             
             


日本で最初の路面電車だから、そのトンネルも貴重な歴史遺産だ。
時々、バスが通っていく。


             
             


この道を通って、成田山新勝寺に行き、門前の喫茶店“チルチル”でミツマメを食べるのが楽しみな昨今である。


             

千葉神社

2013-09-20 11:08:16 | 神社仏閣
             


ふつうの鳥居をくぐると宮殿が現れた。


             

             


千葉神社は平成の大改築で華麗なる変身を遂げた。


     

             

             

             


妙見は、仏教で言えば妙見菩薩、中世の千葉を支配した千葉氏の守護神だ。
千葉神社は江戸時代まで真言宗の寺だったが、明治になって神仏分離令が出て、
北辰妙見尊星王(北極星と北斗七星の神霊)を祀る神社となった。
昭和20年7月7日の大空襲で全部焼け、戦後建てられた社殿は摂社千葉天神の祈祷所となった。


            

     

     


どうやら、ボケ封じもしてくれるらしい。

敷地の一角にあった出世稲荷の方は、千葉氏の像とともに、やや疎んじられているような気がする。


     

     




             

流山市(千葉)赤城神社

2013-07-22 11:34:22 | 神社仏閣
7月20日(日)に行われた“流山市満喫ハイキング”に参加して垣間見た、赤城神社です。


             

昔、群馬県赤城山の一部がここに流れ着いて小山となったので、赤城神社を祀った。(一説には流れ着いたのは御札だったとも)
地名の「流山」からすれば、流れ着いたのは、「山」でなければならない。


     

狛犬とか庚申塔とか古い石造物には四手がめぐらせてあり、創建の古さが感じられる。(鎌倉時代とか)


手水鉢に書かれている文字に注目しました。
「奉納」でしょうか。


    


長さ10メートル、重さ500キロの大しめなわ。
毎年、10月上旬、お祭りに先だって藁打ちから作られます。(流山市指定無形民俗文化財)


             


    


境内のムクロジです。
くわしい説明がありました。
「ムクロジは3年磨いても黒い」とは、「天性は改めることができない」という意味だそうです。
(今度は実を拾ってこよう)




             

富士浅間神社のお祭り

2013-07-15 21:34:49 | 神社仏閣
    

トリトマは、北アフリカ原産だから猛暑なんて気にしない。元気いっぱい。

稲だって、もとはといえば南国産だから、暑さ歓迎組。

             

手賀沼のコブハクチョウは、たぶん猛暑は好きじゃあないから、大津川を上ってきた。

             

             

             

「やってられないわね、この暑さ。河口湖にでも飛んで行きたいわ」
「いいわね。今、富士山人気みたいだし・・・」
などと話しているのかな?(コブハクチョウもその気になれば飛べる)

大津川を見下ろす広幡神社の境内に、富士浅間神社が祀られている。

             

             

    

    

世界遺産ブームで富士登山が人気だが、昔から富士登山は一度はかなえたい夢だった。
富士浅間神社も各地にある。
この広幡神社の近く、柏市逆井に、富士浅間神社がある。

    

    

             

    

    

それにしても、静かだなあ。
まるで、人がいない。

 香取神社に学ぶ

2013-05-15 21:07:03 | 神社仏閣

    

手賀沼北岸にある鳥の博物館から東に100mほどの香取神社。
公孫樹の大木と急な石段に気圧されて今までなんとなく敬遠してきた。

5月14日(火)
前を通ると、石段に人がいた。

            

我孫子市在住のXさん。
ボランティア活動で週2日、この神社の清掃をなさっている。

    

100度以上この前を通っていたのに、一度も上ったことがない。
上ってみると、古めかしい石の鳥居の先に、朱塗りの立派な拝殿が現れた。

    

            

狛犬はちょっと変わった顔つき。
立派な歯をもっている。

    

鳥居から拝殿までの参道の両側に庚申塔が整然と並べてある。
2011年3,11では総倒れとなったが、Xさんたちが元に戻した。

            

            

庚申塔の主神は青面金剛。時代によってさまざまに表現される。

       

        

      
本殿の裏手には、古い時代の石仏があった。

         

手洗鉢の水は飲用、可らしい。

    

参道の両脇の小山は古墳。
少し東に、我孫子市で一番大きい水神山古墳(前方後円墳)がある。

            

            

    

            

            

道路に下りて見上げると、石段は見違えるほどきれいだった。
Xさんありがとう。

            

  

  




柏市 観音寺のボタン

2013-04-15 19:35:50 | 神社仏閣
4月15日。ボタンの寺で知られた柏市逆井、観音寺に自転車で出かけた。
途中、道端の庚申塔に注目。


    


造立の正徳2年は1712年。
300年もの間、この地に建っているのだ。

しばらく進んで、鯉のぼりに注目。


            


やっと到着。


    


            


ボタンだ、ボタンだ。


    


            

            

            

私は、どちらかといえば、木の花が気に入っている。

            

これは、ミツマタ。枝の先が3つに分かれている。だから、ミツマタ。
ミツマタは、コウゾとともに和紙の原料として知られている。

    


立派なコウヤマキやサルスベリ。ムクロジ。

    

      (コウヤマキ)                            (サルスベリ)

            
                (ムクロジ)

ムクロジが花を付けるのは6月。そのころ、また来よう。

石仏が無造作に集められている一角があった。

    

            

            

どの石仏もやさしいお顔だ。延宝3年(1675)、寛延3年(1750)など、造立年はずいぶん昔。

    


重要文化財に指定されてしかるべきではないか。

  


  

日蓮の寺

2013-02-11 21:13:18 | 神社仏閣
            


平成25年 共通一次「日本史 B 」の問題
「南無阿弥陀仏の題目を唱えれば救われると説いた日蓮は、鎌倉幕府により迫害された」は○か×か?

ここ、下総中山駅から法華経寺への参道を歩けば、日蓮が唱えたのは「南無妙法蓮華経」と分かる。


            


仁王門をくぐると桜並木。


            


入ってすぐ左手に、荒行道場があった。


    


世界三大荒行の一つとされる中山法華経寺の荒行はすさまじい。
睡眠3時間、一汁一菜、1日7回の水垢離・・・の生活が100日続く。
今年の荒行参加僧は134人だったとか。


            


激しい荒行の場も終わってみれば清々しい。


            


            


            


桜の開花もまだ一ヶ月先であれば、訪れる人もまばら。


            


            


日蓮と歴代六祖を祀る祖師堂は、比翼入母屋形式という全国的にも珍しい造り。


   


日蓮こそ、迫害を受けながらも激しく他宗を攻撃し、生涯を荒行に身を置いたような方。
日蓮が著した「立正安国論」は、国宝となって昭和6年建立の聖教殿(しょうぎょうでん)に安置されている。


    


重要文化財指定の建物が並び、中山法華経寺は、まさに、一大歴史的スポットと言えよう。


            


            


            



            


  


            

糺(ただす)の森 巡拝

2012-01-14 17:56:05 | 神社仏閣
2012.1.12 京阪電車終点の「出町柳駅」から徒歩10分、下鴨神社に来た。








糺の森に入って、下鴨神社摂社の一つ河合神社に。

    「方丈記」の鴨長明ゆかりの神社で「方丈庵」が復元してある。



    



    



          鳥居をくぐり楼門をくぐる。



    


    


    


     


    


    



  この境内には、末社の一つ「一言社」(ひとことしゃ)「三言社」(みことしゃ)が並ぶ。

  
    


    


     神社のパンフにあった一文。

 「神 霊 鎮まる太古の森を今に伝える糺の森、風にそよぐ木々の音、土や木の匂い、きらきらと美しい木漏れ日を 感じながら、神々に祈り、神々のお力を賜りましょう」


    



    


 神社建築のなかで現存するのは非常にまれと謂われる大炊殿(おおいどの)が公開されていたので、その展示品を拝観する。



    


    


    


  神社を出て、目についた「みたらし団子」の店。店主が福の神に見えた。

  ちょうど、カメラの電池が終わってしまったので、おいしい団子は撮れなかった。



    



2012  東大寺

2012-01-13 15:07:27 | 神社仏閣
           2012.1.11 奈良に来ました。


    



       初春や 足の向くまま 東大寺


      


     



    


  
      



     



    


    



        大仏殿の裏手は鹿のテリトリイです。

    
    



    



       2月堂に向かいます。


    



   


    


    



    

      

      法華堂の仏たちは、昨秋よりミュージアムへ

  


  


  



     奈良時代の僧行基は大仏建立の、鎌倉時代の重源(俊乗房)は東大寺再建の立役者。


   



     



    



     帰路、興福寺の境内を抜けて駅に向かいました。


    



     


    



        ここは、いずれまたゆっくり訪れて、阿修羅像にもお目にかかりましょう。

        今日の締めは茶がゆです。