goo blog サービス終了のお知らせ 

雨曇子日記

エイティライフの数々です

足立区郷土博物館

2017-09-11 17:12:25 | 東京散歩

「浮世絵展に行ってみよう」と、友達の呼びかけで、足立区の郷土博物館(足立区大谷田五丁目20番)に行くことになった。

私が常磐線各駅停車の亀有駅北口に出ると、江戸川区からバスで来た友達が待っていた。

 

 

東武バス「八潮駅南口」行きに乗車。5 つめの「足立郷土博物館前」で下車。すぐ前が博物館だ。

 

 

浮世絵展はとても分かりやすい展示で見やすかった。

 

                  (歌川国貞「堀切菖蒲盛図)安永 6 年・1777)

      (月岡芳年「入谷の朝顔」左の絵はどこの梅屋敷か見落としました。明治期の浮世絵)

 

常設館の展示では、次のような展示に興味を持ちました。

 

             (友達はこれで遊んだことがあると言っていました)

 

千住のお化け煙突は模型が作ってあり、4 本の煙突が実際に 1 ・ 2 ・ 3 本に見えました。

 

 

昭和 50 年代に五所平之助監督の映画「煙突の見える場所」が作られ、この煙突が効果的に使われました。

 

 

博物館に接して東淵江庭園があります。

池を巡って帰りました。

 

 

 

 


こちら亀有公園前派出所

2017-09-09 19:48:23 | 東京散歩

 

千代田線で亀有に来ました。

 

 

あのう、両津勘吉巡査長おられますか?

たぶん、公園にいますよ。

 

 

はっはっはっ、吾輩が両津勘吉であるぞよ。

 

 

両津巡査長を訪ねて台湾から来たファンの方です。

日本に来た 5 日のうち一日を亀有散策に充てたそうです。

秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(漫画)は、台湾のアニメで知ったということです。

 

南口にも行ったかな?

 

 


河原稲荷神社&源長寺 ー北千住散策③

2017-09-05 13:07:21 | 東京散歩

千住大橋の袂から国道 4 号線を東に渡って旧水戸街道を、少し北に進むと千住河原町で、河原稲荷神社に出ます。

 

 

戦災で黒ずんではいますが、立派な狛犬があります。

 

 

日露戦争時の塔があり、「戦捷」(せんしょう)の文字が読み取れました。「戦捷」とは「戦いに勝つこと」です。

 

 

旧水戸街道を北に進み、墨堤通りを渡ると源長寺という浄土宗の寺がありました。

屋根瓦の立派さが目に付きました。

 

 

境内の古い石碑に注目しました。

 

 

信濃の国上田ご出身のお医者さんのようですが、その寺子屋の教えによってこの町の風俗が美しくなったとは、そして、教えを受けた方が教えが厳しかったにもかかわらず、こうして記念碑を建てるとは、ずいぶん立派な方であったと人柄が偲ばれます。

 

 

 

 


橋戸稲荷神社&千住大橋 ー北千住散策②

2017-09-03 18:29:19 | 東京散歩

石洞美術館のある千住金属工業kK (千住橋戸町 23 番地)の隣が橋戸稲荷神社です。

 

 

創建は延徳 2 年(1490 )といいますから千住大橋ができる前です。

2011 年の東日本大震災でかなりの被害を受け拝殿の屋根は修理されました。狐の鼻が取れたのもこの時かな?

この神社が有名なのは、土蔵造りの本殿の扉裏に伊豆の長八作の狐の鏝絵(こてえ)が描かれているからです。

年に 3 回公開されます( 2 月 3 日、5 月 15 日、9 月中旬の例祭日)

 

                            ( 土蔵造りの本殿 )

                (拝殿前に置かれた長八作狐の鏝絵・レプリカ)

                      ( そんなに広くないが立派な神社だ )

 

最初の千住大橋は伊達正宗がスポンサーとなって文録 3 年( 1594 )に架けられました。

現在のは、昭和 2 年の下り専用、昭和 48 年の上り専用橋です。

 

                (「大橋」と右から左に書いてある)

                        (昭和 2 年の橋桁)

              (水面からは潮の香りが漂ってくる)

 

橋の下は、いろいろな資料の掲示がある。

 

 

近年スーパー堤防化が進み、街も開発され、進化ています。

 

 

雨もよいの空が晴れ秋の日差しがさしてきました。

 

 

 

 


石洞(せきどう)美術館 -北千住散策①

2017-09-02 21:33:48 | 東京散歩

9 月 2 日(土)石洞美術館(中国陶器コレクション)に行きました。

JR 北千住駅から千住大橋に歩く途中花屋さんの前を通りました。数年前にブログにしたことを思い出し、カメラを向けるとご主人は 70 代になったと言われました。

 

 

国道 4 号線を超えると千住大橋駅(京成線)があります。ここで友達と待ち合わせです。

 

 

開発され面目を一新した駅前のすぐ前が石洞美術館です。

 

 

千住金属 工業KK の社長だった佐藤千寿さんのコレクションで、明時代の景徳鎮の陶器を中心とした展示でした。

 

 


(上野)西郷さん~旧岩崎邸庭園まで  

2017-06-10 12:07:56 | 東京散歩

 6 月 9 日(金) 上野「西郷さんの銅像の下」という約束で、豊田市から上京の弟と会った。

銅像の傍らに咲く花は“アメリカデイゴ”、沖縄の県花“デイゴ”とは異なり、ブラジル原産のこの花はせいぜい 5 m ほどで、寒さに弱く東京でも冬を越させるには、配慮が必要らしい。

 

 

まず、“天海僧正毛髪塔”に行った。108 歳まで生きた僧正は謎の多い人物で、一説に明智光秀と同一人物といわれる。

そんな話をしていたら、墓の掃除をしておられた方が明智光秀の子孫だと名乗られたので吃驚した。

 

                      (明智光秀の子孫と名乗られた方)

 

 

清水観音堂「月の松」、海老名香葉子さん(正蔵師匠の母)造立の「時忘れの塔」を見たあと、花園稲荷神社に行った。

 

               (寛永寺造立前よりここに住んだ狐の棲み処)

 

 

 

弁天島弁天堂天井に描かれた龍も拝観した。

 

       ( 昭和 41 年 児玉希望 画 )

 

都立文化財 9 庭園の一つ、旧岩崎邸庭園では、庭石に魅せられました。

 

 

 

 


駒込さんぽ

2017-05-09 20:01:54 | 東京散歩

 

 5 月 9 日(火)JR駒込駅ではツツジが綺麗です。

駅を降りて吉祥寺に向かいました。駒込の吉祥寺は、中央線吉祥寺の名の起こりです。(水道橋にあった吉祥寺が明暦の大火で類焼し、寺は駒込に、門前町に住んだ町民は武蔵野に移転した。その人たちが武蔵野の新天地を“吉祥寺”とした)

 

     享和 2 年(1802 )再建の山門

                   (山門を入って本堂につづく参道)

 

センダンの花盛りを期待して来たが、まだ少し早かった。

 

江戸時代吉祥寺には、栴檀林(せんだんりん)という曹洞宗の学問所があり、1000人余の学僧が学んだそうです。(現在の駒澤大学の前身です)

 

次に、近くの目赤不動(江戸五色不動の一つ)に行きました。

 

 

昼食は、本駒込 2 ー 10 ー 8 (文京区立駕籠町小の向かい)にある“おつな寿司”にしました。

稲荷ずしでは明治のころから知られた名店です。

 

      (暖簾を守る女将さん)

 

これは、我が家に帰って発見した垣根のクレマチスです。

 

         

          

 

 


押上から墨堤へ

2017-04-04 22:29:06 | 東京散歩

4 月 4 日(火)関東地方は好天気。

気温も 20° C を超え、桜の開花はどんどん進んだ。

予定の東京散歩は k くん N くんと押上駅に集まり、墨田区横川 1 丁目にある「たばこと塩の博物館」に向かった。(昭和 53 年専売公社<現・日本たばこ産業 KK>が渋谷の公園通りにオープンした博物館だが、手狭になり 2015 年当地にリニューアルオープンした)

 

     (シンボルモニュメント・19 世紀初めのスエーデンのタバコ屋の看板だったそうだ)

                (ポーランドの岩塩の柱が入口にある)

                    (日本の昔の塩づくりのジオラマ模型)

         (現在の製塩工場はイオン交換膜を使って優れた製品が生産される)

 

たばこの展示は三階にあった。

 

    (たばこはナス科の植物。花は初めて見た。

              (大航海時代に南アメリカからもたらされた)

                     (江戸時代のたばこ屋)

                (たばこ入れもいろいろ作られた)

                    (明治のころのたばこ工場)

                 (明治のころ売られていたたばこ)

             (つい最近までタバコ屋さんはよく町で見かけた)

 

博物館を大横川親水公園側に出ると目の前にスカイツリーがあった。

 

                 (公園の反射鏡に写ったスカイツリー)

 

公園を抜けて言問橋に歩き、東詰めにある「上総屋」でランチを食べた。

 

                   (一番人気のまぐろブツ定食 600 円)

 

言問橋から見た隅田川&桜

 

 

散歩の終わりは浅草駅。

 

 

 

 


京橋から新橋

2017-03-31 10:28:02 | 東京散歩

3 月 30 日 (木)東京京橋“ギャラリーくぼた”に行きました。

京都市立美術大学同窓会展ですが、名古屋市在住の 8 歳年下の妹が毎年出品しているので、出かけて行きます。

東京駅八重洲口に降りるのはこの時だけです。

 

                     (東京駅八重洲口、木々は鉢に植えられたもの)

 

妹の作品は、ふだんの散歩道の木々春、秋を描いたもの。

 

 

展覧会で知り合った私と同年の青木弘年さんは、モナリザ風の女性を中心に据えで四季を描いておられた。(会のきまりで 3 点を出展)

 

      (週 3 日は、八王子のご近所の森でボランティア活動をされているとか)

 

東京京橋は日本橋から京へ向かう街道の最初の橋で、江戸の昔は広重も一時住んだ庶民的な町だったとか。現在は京橋川は埋め立てられてその上を高速道路がはしっています。高層ビルの林立するオフイス街です。

 

              (中央通りを風変わりな車の一隊が通りかかりました)

 

この日、12 歳年下の従兄弟、井村昂氏演出の舞踏劇 “大つごもり 2 ” が新橋内幸町ホールで上演中なので立ち寄りました。

まず昼食です。

 

               (新橋一号ビル一階、写真の特盛ランチは 980 円)

 

新橋の煉瓦造りのガードは現役でしたが、第一ホテルのあたりに立派な地下道ができていました。

 

 


横山大観記念館

2017-02-04 22:15:45 | 東京散歩

横山大観が明治 42 年から住んだ、上野不忍池畔の家は、昭和 20 年の空襲で焼失しましたが、昭和 29 年に再建されました。

大観は、昭和 33 年 90 歳で亡くなるまで、ここで多くの作品を製作しました。

現在この家は記念館となり、4 ヶ月ごとに作品を入れ替え公開されています。

開館時間 10 :00 ~ 16 : 00

開館日 月 火 水(月・水が祝日の時は開館)

入館料 大人 550 円 / 小学生 200 円  

 

         

        

         (白い壁のところが受付)

        

          ( 廊下から眺めた中庭)

        

          (昭和 29 年のガラスは波打っています。でも、眺めやすいように大きくとってあります)

        

         (坪庭を二階の部屋から撮りました)

        

         (屋根越しに不忍池が、その先にスカイツリーが見えます)

 

絵画 13 点、絵付けの陶磁器、大観の写生帳などが展示されていました。

公益財団法人 横山大観記念館 東京都台東区池之端 1-4-24  tel  03-3821-1017