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雨曇子日記

エイティライフの数々です

筑波山

2016-12-05 21:24:06 | エッセー

私の住む千葉県柏市から見える日本百名山といえば、富士山、筑波山ですが、富士の方は、“見える場所もある”という見え方で、それも、いつでも見えるとは限りません。

一方、筑波の方は見える場所も多く、かなりはっきりと見えます。しかしこれとても意識しなければほとんど見ないで済むという見え方で、圧倒的な存在感で迫ってくるという見え方ではありません。

でも、過日、防災訓練で近くの中学校の体育館に避難した時、校歌に筑波山が詠われていることに気づきました。

 

             

 

その後、筑波山のことはすっかり忘れていましたが、ある写真展で思い出しました。名峰筑波山の存在を!

 

        

 

お目にかかった筑波山は、柏市東口 27 階ビルDAY ONE タワー 3 階 パレット柏内「市民ギャラリー」で   11/29 ~ 12/3 に行われた全日本写真連盟柏支部第 18 回写真展での、当会総務 中島一之さんが、筑西市で撮影した作品です。

 

             


いい日の後

2016-11-12 18:43:21 | エッセー

「1」が 4 つ並ぶ 11 月 11 日、10 月 10 日に次いで記念日が多い。

ウィキベディアで調べてみた。

・豚まんの日(「 11 」が豚の鼻に見える)

・「いただきます」の日(「 1111 」が並んだ箸に見える)

・麺の日(「 1111 」が麺の細長いイメージ)

・ポッキー&プリッツの日  ・きりたんぽの日  ・もやしの日  ・鮭の日(「鮭」の字のつくりが、+-+-)  ・ピーナッツの日

まだまだ続き 30 ほど載っていた。

 

11 月 11 日が過ぎて、今日は 12 日。生ごみを出しに行きながらこんな句が浮かんだ。

     霜月やいい日のあとは12日     雨曇子

別に深い意味があるわけではなく、ただ、 11 日の次は 12 日というだけの句だ。

いろいろ想定外の事件が起こり、なにかと不穏な 2016 年だが、私自身は大過なくここまで来た。まあ嘆いていても何もいいことはないから、元気で明るく生きていきたい。

     霜月のいい日の後に 50 日     雨曇子

2016 年は、あと 50 日、平穏に過ごせるよう祈るばかりだ。

 

 


暮らしの手帳のレシピ

2016-10-01 15:06:54 | エッセー

   

NHK “とと姉ちゃん”が元気に仕事に社を飛び出していくところで終わり、ほっとしたような、続きが見たいような気分でふと目にした、忘れられていた“暮らしの手帳版のレシピ本”。

“おそうざいふう外国料理”(昭和 58 年 11 月 25 日 第 7 刷 ・ 発行者 大橋鎭子)

麻婆どうふを作ることにして近くのスーパーで豚挽きを買ってきた。(あとの具材は、ありあわせを使う)

作り方は、写真付きで 5 つの手順が説明されていた。最初の「豆腐をゆでるところ」は次のように書かれていた。

1 . おとうふが平らに入るくらいのナベを用意して、たっぷりの水で火にかけます。湯がわいてきたら、あまりおどらないように、火をしぼって、10 分ぐらいゆでます。こうすると、おとうふがかたくなります。

ずいぶん丁寧な説明だ。ベターホームの「お料理二年生」などでは「おとうふ」とは書かない。「とうふ」である。(まあそんなことはどうでもいいが)

兎も角、麻婆とうふは無事できあがり、れんこんの副菜を添えて夕食とした。

 

             

        

 

 

    

 

 

 


2016 年 9 月

2016-09-30 14:49:13 | エッセー

月の運行を基にした太陰暦は明治 5 年 12 月 2 日まで使われ、翌日は現在の太陽暦に切り替わって、明治 6 年 1 月 1 日となった。

1872 (明治 6 )までの暦は旧暦と呼ばれ、今でもたいていのカレンダーに記載されている。

前置きが長くなったが、2016 年 9 月は、その旧暦と日にちが合致し、それは 46 年ぶりという。(今日 9 月 30 日は、旧暦 8 月 30 日)

 

暦とは関係なく、今月は各地で水害がひどく、東北・北海道の被害が特に大きかった。

気温は、夏のつづきで、私の住む千葉県柏市では、夏日 20  真夏日 5  を記録した。

 

柏駅東口の“そごう”は、今日 43 年にわたる営業に幕を閉じる。

 

        

       ( 28 日正午ごろ“そごう”に向かう人々)


2016 8 月  東京の猛暑日

2016-09-08 16:01:14 | エッセー

9 月 8 日(木) 5 チャンネル“グッド!モーニング”のお天気検定で、キャスターの依田さんが出した問題は・・・

「8 月、東京では猛暑日が何日あったでしょう?」

①   0日

②   1日

③   3日

猛暑日とは、一日の最高気温が 35 ℃以上の日だから、 3 日ぐらいあったかなと思うが、正解は②。

35 ℃ではなくとも、それに近い気温の日は何日かあったはずで、実際には暑かった。

東京から北東に 30 km 圏内の柏市に住む私の日記帳のデータを見て下さい。

 

                                <今年と去年の 8 月の気温>

                    今年( 2016 )   去年(2015 )   

猛暑日(35 ℃~)            1           8

真夏日(30 ℃~)          18          12 

熱帯夜(最低気温が 25 ℃~)   4          16 

 

今年の 8 月の暑さは厳しかったが、去年は一層厳しかった。特に熱帯夜が多いのが堪えた。

でも去年は、 8 月末から急速に涼しくなった。今年は、 9 月になっても涼しくならずだらだらと暑い。これは苦しい。

 

             

                   ( 9 . 6 柏市大津川べり)

 

              

 


歩いて楽しい柏の道

2016-09-01 18:09:53 | エッセー

            

                   (柏市名戸ヶ谷の市道)
 
 
9 月 1 日の柏市広報は道路の特集でした。
柏市が管理する道路「柏市道」の総延長距離は、約 1 , 480 km で、柏から沖縄までの距離にあたるそうです。
 
私が、毎日のように通る大津が丘団地内の道も「柏市道」です。
 
 
             
             
 
木々は、団地のそれと同じなので、初めは団地が管理する道と思っていましたが、ここは柏市道でした。
 
 
             
    
 
 
この 3 本のケヤキは、団地造成前からこの道の傍にあったのではないかと想像すると、なんだか楽しくなります。
 
 
             
             
 
 
この道はまもなく歩道橋に出ます。
下は、国道 16 号大津が丘交差点を南に入って 300 m ほどで行き止まりとなるバス通り。
 
 
                   
             
                   
 
 
車が進入しない木々に囲まれた道は小鳥たちも集まり心が和みますが、住宅地の一般道に出ると急に味気なくなります。
 
 
        
 
 
 
 
 
             
 

閑話休題

2016-08-29 16:09:56 | エッセー

             

 

JR 柏駅東口、郵便局前の本屋さん“ハックルベリー”に来ると、店主奥山恵さんのご両親が仲むつまじく立っておられた。

ツタが隣家の看板を隠してしまいそうなので見回りに来られたとのこと。 80 歳を越えますますご壮健だ。お父さんは、手先が器用でたいていのものは自分で製作される。

 

        

 

この“BOOK”の看板は、拾ってきた雑木の枝で仕上げたそうだ。

 

                      

 

この看板だけは、さすがにお父さんではなく、店主の意向をもとにプロ(天草在住の女性陶芸家)が製作した。

 

             

                         (看板の原画)

             

                        (看板の陶芸作品)

             

 

店内に入ると、この 8 月インプレス社が刊行した単行本に、この店の大きな紹介記事があった。

 

        

 

全国的に?有名な本屋さんなのかな。

二階はレンタルスペースになっていて( 1 時間 500 円 )今しも“ピーターラビットの料理”というテーマで、実際に料理を作って食べるという集会が進行中だった。

 

        

             

 

カレーの本にも惹かれたが、「柏ふりかけ」(380 円)を買って帰った。 


2020 東京オリンピックは暑いぞ!

2016-08-12 16:33:47 | エッセー

リオ五輪も半ばにさしかかり、体操の内村航平選手の逆転優勝など、日本選手の大活躍に国中が沸き立っています。

リオは、南半球にあって今は冬の季節、日中は 20 ℃で、朝方は 10 ℃。

治安はよくないそうですが、気候はいいですね。

 

2020 年の東京はそうはいきません。オリンピック開催の 7 / 24 ~ 8 / 9 は梅雨が上がって一年で一番暑い時期、毎年多くの人が熱中症になり、死者まで出ます。冷房をかけないと家の中にいても熱中症になることがあります。

誘致活動の時このようなことを申し上げていたら多分スペインのマドリードに持っていかれたかも知れません。

でも、決まってしまったんです。東京でやるしかありません。

開催都市“東京”は、総力をあげて暑さ対策に取り組むことでしょうが、ここは一つ、ご参加の各国選手の方々にも、「東京は暑いぞ」「ハンパな暑さじゃあないぞ」と理解していただき、それなりの覚悟を持っていただくことが大事だと思います。


猛暑日対策

2016-07-04 21:55:16 | エッセー

一日の最高気温が 35 度を超す日を“猛暑日”というが、今日( 7 月 4 日)昼近く、室内の温度計が 32 度を超えた。

ソフアに座って T V を見ているだけなのに汗が噴出してくる。「こまめに水分を取りなさい」の警告を思い出して水道水を飲んでみたが不味い。

 

猛暑日はこれからが本番。私の住む千葉県柏市の猛暑日は次のようになっている。(私の日記による)

年  次        7  月          8  月          9 月

2009          0             0             0

2010          3             4             2

2011          0             4             2

2012          1             0             0             

2013          2             4             1

2014          1             0             0

2015          3             8             0

 

家の中でじっとしていても安全ではないとすれば、何か対策を立てる必要がありそうだ。

私は対策として、“蜂蜜漬けのレモン入り氷水”を常備し、こまめに飲用することにした。


海街 diary の SCENE

2016-06-25 16:29:51 | エッセー

2015 年の話題作、是枝裕和監督の“海街 diary”を TV で観て印象に残るシーンが数々あった。

1. 障子の切り張り

父母に去られた 4 人の姉妹が暮す鎌倉の一軒家。梅の古木がある広い庭に向かって縁側を巡らせた造りで、障子も多い。

長女 香田幸(綾瀬はるか) 次女 香田佳乃(長澤まさみ) 三女 香田千佳(夏帆) 四女 浅野すず(広瀬すず)が切り貼りをしている。

めいめいがデザインした障子紙だ。

所も古都鎌倉、松下禅尼の故事が思い出された。

 

2. 自家製梅干し

15 年前家族を捨て家を出た父の子、中学生の浅野すずが木に登って梅を採り、「今年はすずちゃんがいてくれて助かる」と長女が言う。

(山形での父の葬儀<ロケ地は岩手鉛温泉>で初めて出会った異母妹のすずに声をかけ、一緒に暮らすことにしたのだ)

衝突することの多い母親 佐々木都(大竹しのぶ)が北海道に帰る日、年代物の自家製梅酒を手渡す長女でもあった。

 

3. しらす

四女すず達中学生が“しらす干し”を手伝って自転車で帰るシーン。手に手にしらすの入ったビニール袋を下げていた。

亡き父がしらす丼を作ってくれた思い出を、すずが姉たちに語る場面もあった。

 

その他、高台から海街を見下ろすシーン、海岸の風景などが美しく、(日帰りで行ってみようかな)という気になった。