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雨曇子日記

エイティライフの数々です

2015 手賀沼の春  1

2015-03-23 15:16:21 | 手賀沼  春

                

 

平成 27 年、関東地方は春一番が吹かないうちに春分の日となり、春を迎えた。自転車で手賀沼に向かう途中民家の庭にボケの花を見た。

道端には春の草花が満開だった。

 

                

                          (ヒメオドリコソウ)

                

                          (オオイヌノフグリ)

               

 

手賀沼に注ぐ大津川に出ると、釣り人が糸をたれ、水面にはコブハクチョウがゆったりと漂い、そのうちの一羽が私のほうへ近寄ってきた。

 

                

                

             

 

手賀沼の側溝にも釣り人がいた。

 

                

                

 

釣った魚と道具を見せてもらった。

 

                

                

        

 

タナゴは、水槽に放すのだそうだ。

道具類がすべて手作りというところがすごい。“晩節を生きる”とその方はおっしゃった。

その言い方を借りれば、私などは晩、晩節を生きている。

     

 


菜の花やNPOの人やさし

2015-03-19 16:02:11 | 手賀沼  春

          

 

我孫子市根戸新田を通るバイパスの沼側の一区画が、菜の花盛り。

NPO法人“手賀沼トラスト”の皆さんによる労作だ。 3 月 19 日、その菜の花小路散策に挑戦した。

 

                

                

                

                

                

 

所々にクイズがしかけてある。

 

               

 

なぞなぞ  No. 1   入り口が一つで出口が二つは なーに?

なぞなぞ  No. 2     入り口が一つで出口が三つは なーに?

なぞなぞ  No. 3   たべると安心するケーキは   なーに?

 

                

                

                

                

                

          

 

“ここで一休み  俳句をどうぞ”と書いてあったので、トライしてみた。

     菜の花に 包まれている 昼下がり          雨曇子

     菜の花に 埋もれよきこと 思ひおり          雨曇子

     菜の花の 小路にやさし 手賀の風          雨曇子

 

                

                

                

                

 

菜の花小路巡りは、 3 月 22 日までです。

 

 

  

 

 


人懐っこいファミリイ

2014-05-26 16:02:55 | 手賀沼  春

平成26年5月26日(月)の手賀沼緑道です。うす紅色のヤマボウシ、植え込みのシモツケは、盛りを過ぎていますがまだきれいです。

 

     

     

 

「黄金の亀」さんは年中変わらぬ表情です。大正3年3月7日午後3時、風早村(沼南町~柏市)大井で発見。昔から手賀沼の深い所に棲息と言い伝えられているそうです。

 

     

 

一方、コブハクチョウは昭和40年代から住み始め、今ではその数100羽を下らないでしょう。

 

     

 

でも、これだけ物怖じしないファミリイは珍しく、1mぐらいに接近しても動じる気配はありません。いい気になって何枚も写真を撮らせてもらいました。

 

             

             

             

             

             

 

   


コブハクチョウの飛ぶ日

2014-05-07 19:46:39 | 手賀沼  春

             

 

5月7日(水)めずらしくコブハクチョウが飛んでいる。いつも手賀沼の水面にいて、時々陸上にあがって路上をよちよち歩くハクチョウだが、羽のあることを思い出して空を飛ぶ日もあるのだ。

 

             

 

手賀沼の堤防に群生するタンポポに似た黄色の花はブタナと言うらしい。ヨーロッパからの帰化植物で、1933年、札幌で最初に発見されたそうだ。

 

     

     

 

ポピーは、堤防の下の花壇に育っている。

 

             

 

   公園に雲と老人ポピー咲き     吉沼 等外

軽いタッチの句だけれど、公園でひとり没我の一刻を過ごす老人の哀愁が、ほのかにただよっている。その老人にポピーのはなやかさを添えたのは、作者のあたたかな心くばりである。(藤田 湘子)

 

この群生は、クローバー。ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来し野生化したのだそうだ。コブハクチョウの好物で、ときどき陸上にあがってきて、盛んに食べている。

 

     

 

  クローバーの挟まれしまま備忘録   柿本 英二

 

花を残して刈り込んであるのが奥ゆかしい堤防だ。

     

 

手賀沼水面では、枯れた葦の根元から新芽が勢いよく伸びて、ヨシキリが泣き声を響かせていた。

 

             

 

 


つり堀

2014-05-06 20:51:50 | 手賀沼  春

今年の連休最後の日、5月6日(火)はうすら寒い日となりましたが、手賀沼フィシィングセンターのつり堀は大賑わいです。

 

     

             

 

虹鱒用のつり竿は一本千円で貸し出されます。

 

             

 

魚などつったこともない、つり竿を持つのも初めての子どもたちも大勢やってきます。

 

             

             

             

 

初心者であっても心配はいりません。空腹の虹鱒がたくさん放たれています。空気をたくさん送り込まれた水槽の中で元気に泳ぎ、餌に敏感に反応します。うどん粉を練った餌を大きな玉にさえしなければ、針に引っかかってくれる筈です。

 

     

             

 

釣れた魚をその場で食べることもできます。

 

     

 

しかし、釣り上げた魚は、その場で放すことはできず、すべて買い上げとなります。

1kg1300円です。単純に大漁を喜んばかりもいられません。内臓を取ってもらうには1匹30円かかります。

従って、次の写真のようにするためにはお金と手間がかかります。

 

             

 

             

   

        

 

             

 

 


手賀沼・一気に春

2014-04-08 19:37:20 | 手賀沼  春

   

   

   

 

手賀沼に春が来た。対岸も、春が霞んでいる。

 

             

             

 

3月が寒かったから、今年は春が遅いだろうと勝手に予想していたが、春は例年より早く、突然やってきた。

4月8日(火)すでに満開を過ぎた桜の木の下を、人々が次々と通りかかる。

 

             

             

             

             

 

つい先日まで、緑はまったく見られなかった堤防の道。ヨモギが、摘み頃になっている。

鎌ヶ谷のAさん達は、毎年この時期に手賀沼でヨモギを摘み、5月に蓬餅をつくのだそうだ。

 

     

 

こちらは、写生教室の方々だ。思い思いに場所を選んで絵筆を運ばせていらっしゃる。

 

             

             

             

             

 

春が来て、人々は活発に動き始めた。

 

     

             

             

             

 

 

 


手賀沼の春

2014-03-17 19:13:35 | 手賀沼  春

     


3月17日(月)暖かくなったせいか、コブハクチョウは湖面中央にお出まし。

土手には、土筆が顔を出した。


     


馬酔木(あせび)は花をつけている。


     
             


水辺の柳は他の落葉樹に先駆けて新芽を出し始めた。


     
             


柳の木の下から妙なる楽の音が・・・。


             
             
             


四弦のバンジョーを奏でる、取手市戸頭の石井庸夫(つねお)さんだ。“スワニー川”を聞かせていただいた。


             
             
             
     


ありがとう石井さん、心に残りました。





             


  



手賀沼の河津桜

2014-03-16 14:14:16 | 手賀沼  春

             


3月16日(日) ようやく春を思わせる好天気。
手賀沼では、めずらしくコブハクチョウが飛んでいた。画面中央左下の小さな白い点がそれ。
緑道の土手は、ヨモギ、ナズナ、イヌフグリ、タンポポ・・・など賑やかになってきた。


     
     


松戸五香から来られたご夫妻がヨモギを摘んでおられた。天麩羅にされるとのこと。


             
             


昨年、東京桜開花宣言が出されたのは3月16日、
           2012年 3月23日
           2011年 3月28日
           2010年 3月22日
           2009年 3月21日

今年は3月に入って寒かったから、過去5年間のどの年より遅いだろう。4月にずれ込むのか?

手賀沼道の駅では、やっと河津桜が咲き始めた。


             
             
             
             
             
             
             


さわやかな風を感じに

2013-04-14 16:13:45 | 手賀沼  春

            

柏市広報4月15日号一面は、“手賀沼散策のお誘い”だった。
「湖面を渡るさわやかな風を感じにでかけませんか」と呼びかけている。

            

さっそく出かけようとして、我が家の“黄色の花”にひっかかった。

    

ヤマブキソウです。
「隣家のヤマブキの木にもこんな花が咲いていたと思い、見ると、ヤマブキ色の方はすっかり散って、白い花が咲いている。

    

ヤマブキは、「実の一つだになきぞ悲しき」ではなかったか?
この、白いのは、七重八重ではなく、一重で、花弁は4つ。実も4つ。
実を付けない八重のヤマブキとは別種だ。

白状すると、すべてのヤマブキに実は付かないと思っていた。

    

大津が丘中央公園を通りかかると、ボーイスカウトの一団がいた。(お世話さまです)

            

            

ネギ坊主の畑、新緑の林、八重桜、お城の農家、などの風景の中、手賀沼へ。

            

            

            

            

道端を見ると、見慣れた黄色のタンポポに混じって、シロバナタンポポがあった。

            

            


かくして、手賀沼に出る。

            

コブハクチョウが道路に出ている。

    

北の国に帰りそびれた白鳥、幼鳥で飛べないのでは、などと思う方もおられるようだが、これは、コブハクチョウで、一年中手賀沼にいる。
もともとは、外国から連れてこられ、皇居の堀などにいたのだが、手賀沼で野生化しているのだ。
でも、図鑑では、野鳥とは一線を画されている。


            


春めきて

2013-03-15 15:50:20 | 手賀沼  春

3月15日。手賀沼南岸緑道です。


            


3匹には、血縁はないそうです。

対岸で、3月の陽光に輝いているのは、我孫子市のビル群です。


            


水辺の柳が芽吹いています。


    


植え込みのジンチョウゲが芳香を放ち、


            


道の駅“しょうなん”の河津桜は満開です。


            


            


            


ヒバリの鳴き声は聞かれませんでしたが、小枝の小鳥は観察できました。


            
            (ホオジロ)


            
            (ムクドリ)


ここは、釣りの穴場なんでしょうね。


            


ナズナ、イヌフグリも咲いています。


    


しかし、ここだけは不毛。


    


土手の表面を剝ぎ取らねばならないほどの、福島原発放射能汚染。
2年前の事故が、200キロ弱離れたこの地にまで影響を与えている。
これが怖い。
人間はまだ、原子力を手の内にしていないのは歴然。


そんなことを考えながら我が家に戻って、垣根にひっそりと咲く乙女椿を発見する。