オルトレポ パヴェーゼ ピノ ネロ“イル ラーロ”03は瓶の重さが920gもあります。ちなみに05は620gです。瓶熟が平年のワインより長くする必要性を、生産者からのメッセージとして伝わって来るような気がすることと、瓶の大きさに心惹かれ4年前に買い置きをしました。
2003年は猛暑で、夜になっても気温が下がらない地域が多く酸の少なさが懸念された年であると記憶をしているのですが。このワインに関しては、しっかりと酸があり果実味も豊かと言うより厳つい感じがします。しかし、今回の抜栓は3年ほど早かったように思えます。
酸はトゲトゲと角が立っていて、陰に隠れる様にタンニンがイジイジしているように感じます。焦がしたような果実味がしないのが救いですが。今はアンバランスな状態だけが目立ちました。数年後に嬉しくなるような状態になっているのか、酸の腰が抜けバランスを崩したままダメになってしますのかは解らないが。四隅を美しく折り畳んだ端正な酸と磨かれたようなまろやかなタンニン、果実味のグラデーションが鮮やかになっているように期待して3年間待ちたいと思います。
2003年は猛暑で、夜になっても気温が下がらない地域が多く酸の少なさが懸念された年であると記憶をしているのですが。このワインに関しては、しっかりと酸があり果実味も豊かと言うより厳つい感じがします。しかし、今回の抜栓は3年ほど早かったように思えます。
酸はトゲトゲと角が立っていて、陰に隠れる様にタンニンがイジイジしているように感じます。焦がしたような果実味がしないのが救いですが。今はアンバランスな状態だけが目立ちました。数年後に嬉しくなるような状態になっているのか、酸の腰が抜けバランスを崩したままダメになってしますのかは解らないが。四隅を美しく折り畳んだ端正な酸と磨かれたようなまろやかなタンニン、果実味のグラデーションが鮮やかになっているように期待して3年間待ちたいと思います。