およそ、こんなに観客側の雑音の多いスポーツは、その点に限りうんざりだ。監督の解任により、サポーターのストレスを解消する一時的な策が、世界でも常態である。一番の問題は、日本人の日本代表監督の指名には、派閥があり、誰かが絶対という暗黙の了解がない。これも、多くの国でも事情は同じである。ただ、当面、国民的に一番に大事なのは、2020年の東京オリンピックである。今年のモスクワ大会は、予選リーグに出られただけでも十分だ。問題は、年齢制限があり、五輪サッカーでは実績のある西野さんのこの段階での起用は、2020年への深謀遠慮と考えたら、選手の選考も、2020への布石と考えたらよい。だれも、モスクワへの道を超え、16位以内を期待してはいない。2020の五輪代表につながる原型を想定し、比較的に高齢で有名な選手たちは、あえて選ぶ必要はない。2020年にオーバーエイジとして期待される中心選手こそ、このモスクワで固めるのも悪くない。ただ、代表監督は使い棄てなので、西野さんから順に使い捨てるもも悪くはない。2020五輪に最適に監督候補は、すでにモスクワの代表監督のもとにスタッフとして参加しているのだから、・・・。たまには、こういう話題もありかな?
アメリカとの貿易戦争が海外で派手に報道されるほどには、中国政府は危機感をあらわにせずに、多国間の自由貿易システムの維持拡大の国際合意を広げようとしている。静態構造として、中国経済の立ち位置は、日本の国際貿易促進会にも説明されたようにトランプ大統領への対抗を中日連携で進める意図はなく、ただ、内向きに中国経済、特に内需が穏やかに回復している、と説明している。特に、中国の国内景気指数であるPMIの好調持続がその認識の基礎にあるようだ。しかし、対米貿易の摩擦は、昨年から今年3月までのPMIには反映されず、むしろ7月、8月、9月期のデータを見る必要がある。この点では、日本の経済界のほうが、米中の貿易戦争という古典的な枠組みへの後退に危機感を抱いており、李克強ら国務院エコノミストの鈍感度が際立つと見てよい。それは、アメリカの関税障壁を利用した国内での過剰生産になっている鉄鋼と、旧式の石炭火力システムの廃棄などに好都合の供給改革を進めるのに追い風となるからである。資料として、PMI指数の報道を引用しておきたい。<PMI延续去年良好态势。今年1—3月份PMI分别为51.3%、50.3%和51.5%,连续20个月位于50%以上的景气区间,制造业呈现稳中有升的较好发展态势。 再看非制造业商务活动指数。今年1—3月份非制造业商务活动指数分别为55.3%、54.4%和54.6%,连续7个月稳定在54%以上较高水平,服务业保持平稳较快增长。 最后看综合PMI产出指数,今年1—3月份综合PMI产出指数分别为54.6%、52.9%和54.0%,处于较高景气水平,实体经济生产经营活动总体平稳较快扩张。>ゆるやかな回復基調にあるという現況認識である。