トシコロのありのままの暮らし


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ヨーロッパの介護者は本当にアフリカ系が多いようです

2020-04-23 10:53:56 | 日記
今朝(23日)の朝日新聞の一面の左記事をご覧ください。「フランス介護崩壊」の見出しですが、フランスで崩壊状態になった高齢者施設の職員のガルシアさんへのインタビューもありますね。フランスでは介護職員は「アフリカ系が多い」と記されてあり、低賃金の問題もガルシアさんは証言しています。大体、アメリカは相当昔から介護職は有色人種が担当し、明治=1900年ごろにアメリカに渡った内村鑑三も障碍児の介護職を経験していましたが、ヨーロッパも本当にそうであるらしいです。アフリカ系の他、今はアメリカではヒスパニック系、ヨーロッパでは中東からの難民も非常に多いかもしれません。ヨーロッパの介護職について、以前僕は「アフリカ系や中東からの難民が多いのではないか」と推察文を書きましたが、それは本当だったようです。コロナの件で、やっと日本にも情報が伝わってきたわけです。アメリカやヨーロッパの福祉は、本当に人種差別と植民地支配の土台の上に成り立っているようですね。


  福祉関係者や役人、身障運動家たちがかつてはアメリカやヨーロッパの福祉の事を視察し、今の介護保険とか、障碍者支援法、施設関係、ヘルパー、保育関係などの制度や介護士、施設などを作りましたが、以上の事には気が付かなかったようです。だから、諸々の矛盾が生じている。「低賃金」の問題はその一つですね。一説によると、「児童、高齢者、障碍者は働けず、半人前だから、それらへの相手の仕事も低賃金」。でも、それ以前の問題として、「ヨーロッパの福祉を判らないで、真似たから」になると思いました。それが一番判りやすい説になると思います。更には、ヨーロッパやアメリカの福祉も、人々が連帯して行なっているものでもないでしょう。連帯して行なっているのならば、「アフリカ系が多い」は説明できませんから。更に言えば、ヨーロッパやアメリカ社会に連帯があれば、人種差別などは起きないわけです。そこら辺からおかしい。離婚なども非常に少なくなるでしょうし。殺人事件も。ヨーロッパやアメリカには、福祉関係も「多くの裏」がありそうです。日本には伝わっていないだけで。

  コロナは人々の連帯が薄い国ほど、流行り、患者と死者が増えるようです。人々が自分の利益ばかり考え、流行阻止に協力しなければ、感染も多くなり、広がる。医療崩壊、福祉崩壊、学校崩壊とつながり、社会崩壊にも果てはなりましょう。恐ろしい事です。

  日本も人々の連帯が問われています。連帯して流行を阻止すれば、その後は新たな福祉と教育、文化国家のビジョンも生まれると思います。日本は非常に良くなる。連帯しなければ、「崩壊」しかありません。因みに、「日本における連帯」とは、在日韓国人や中国人、精神障碍者なども含みます。歴史的な因縁を持つ差別民も。それらの人たちを差別してはいけません。対等な人間と見なければなりません。勿論、外国から来た人たちも。コロナをきっかけに良い日本に生まれ変わる事を願います。明治以降、西洋を「判らないで、真似した」事はこの辺で止めましょう。