トシコロのありのままの暮らし


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 全戦争の元凶

2022-11-14 10:09:01 | 日記
    先日、テレビで2500年前の中国の戦国時代の様子の番組を見て気が付いた。当時も国家間で生き残るための激烈な競争が行われ、食糧と奴隷エネルギー獲得のために戦争が多発していた。ヒットラーは戦争したとも言える。インド亜大陸、中東、南ヨーロッパでもそうだった。旧約聖書にもたくさん記されている。

  ならば、今も同じではないか。奴隷が石油などの資源になっただけで。国連や国際法はあるものの、「各国家間の競争の社会構造」は2500年前と変わっていないし、それこそが「戦争の元凶」に違いないのだ。その社会構造に乗り、プーチンやヒットラーは戦争したとも言える。

    それは社会組織や各個人にも強い影響を与えているらしい。各企業間の競争は言うまでもないし、どの国も政党間も、政党内もそうで、足の引っ張り合いばかりしている。宗教はキリスト教同士、仏教同士でさえそう。僕の見聞きした教育・福祉・身障団体もそう。「協力」が欠落している。まさに、政治、教育、福祉が世界的に良くならない理由でもある。当たり前。戦争だけでもない。船井幸雄氏は早くから気が付いていたらしく、指摘もしていた。

  改善策は二つ。競争のむなしさを悟り、「協力」に舵を取ること。もう一つは、フリーエネルギー作り。原子力エネルギーが作れてからかなり経ち、物理学も非常に発達している以上、それよりもはるかに効率的で安全なエネルギーができるはず。最近知ったが、真空エネルギーは宇宙に普遍的にあるダークエネルギーと判りつつあるとか。それが確定したら、その応用でそこから普遍的で無尽蔵である極めて効率的な新エネルギーができるわけである。今回のプーチンは中東の石油と天然ガスを取るためにその出口になるウクライナを支配しようとしたはずだが、新エネルギーが作られれば、このような事はもうないわけだから。

国家間の競争も減り、人々も「協力」に舵を取るかもしれない。

  最後に、物理学と数学の両方に詳しい人は、真空エネルギーとフリーエネルギーを数式化して、実現に近付けてもらいたい。

罪の蓄積

2022-11-11 13:06:45 | 日記
  先日の「血を流すマリア様」の続き。歴史を見ると、西洋の教会が最大の過ちをしたのが中世末の十字軍戦争。次いで、近代前半の植民地支配協力、その後のヨーロッパ宗教戦争期。教会の罪をマリア様が問うならば、それらの時期に現れていたはずで、写真はなくても、古文書と絵にたくさん記録されたはずだが、そのような事は聞いた事がない。おかしいと若い時から思ってきた。でも、以下ではないか。

  罪業は借金みたいなものではないか。個人でも、国・教会・会社や政党でも、ある罪を行なっても時間がたてば消えるものでもない。そこに別の罪を行なえば蓄積されていく。借金とは違い、利子はなくても、蓄積されたら膨大な量になっていく。例え、個人なり、組織が罪業を忘れても消えない。新たな罪が増えて飽和状態になり、組織は潰れるし、個人は孤立していく。オウム真理教の麻原も最後は孤立した。信仰を超えた心理法則みたいなものがあるかもしれない。マリア様の言われたこともそれかもしれないと思う。

 さらに言うと、マリア様は何も教会だけを指摘していないと。それ以上に、十字軍戦争以降の西洋の白人たちの罪業を指摘されていると解釈できる。罪業の歴史の上の経済繁栄とぜいたくを。それゆえにぜいたくな暮らしを戒め、このままでは核戦争で人類は滅びるとも警告。確かに、教会だけの問題ならば核戦争にはなりませんからね。

 アフリカは豊かな自然でそこに住む人たちは元々自給農業生活を営み、平和に暮らしてきました。でも、白人が入ってきてから、奴隷狩りが行なわれ、農業経済は崩壊。カカオなどのプランテーションも行われ、拍車をかけた。今も農業再生には程遠く、そこに異常気象も絡むと、あのような飢饉になるわけです。欧米や日本が食糧援助しても一時しのぎ。解決にもなりません。解決するとして、二つ。白人到来前の社会に戻すか、または、それ以上の豊かな自給農業を作り上げるか。根は深い。金銭援助すると、した側は「善い事をした」という自己満足的な気持ちになり、相手とか援助しない人たちを見下すようにもなる。それも差別意識であり、罪の蓄積にもなります。

 日本や、今戦争しているロシアも、西洋に比べれば遅れたとはいえ、19世紀後半以降は支配権とか植民地作りもしてきました。その罪の蓄積もある。日本の場合、対中国については田中角栄首相と明仁天皇がかなり謝罪された。罪消しには心からの謝罪が第一歩。それは良かったと思いますが、対韓国が。天皇が韓国に行き、謝罪すると北朝鮮が怒り、半島が緊張するから難しい。日韓関係の為にも南北融和が大切。そのほか、戦後日本のお金主義も罪業の一つでしょう。その弊害もたくさん出ているし。近年の中国にも言えるわけです。とは言え、戦争と植民地の過去は謝罪、お金主義は反省し、助け合う共生社会を日本は作らないといけない。歴史から答えを見出そうとしましたが、マリア様の日本への希望もそのような事かもしれません。

 以下、先日の写真を再び掲げます。




ロシア系差別がいけない理由

2022-11-08 14:11:58 | 日記
 なぜ、ロシア系への差別はいけないか?
 人間の本質は一つ一つの違った心であり、そうされる人の心をひどく傷つけるからである。他のすべての差別にも言える。そして、差別する人たちは心の事に気が付かない。一番の難点。
 差別は心忘れの一現象。他に、お金主義や物質主義、何かの組織にこだわるようになるとか。権力者が心忘れたら、戦争や虐殺、平和時でも金権政治になる。ヒットラーやプーチンはその典型だし、ロシアがウクライナに攻めたからと言って、ロシア人やロシア系の人たちを差別する人は、皮肉にも、プーチンと同じことをするわけである。
 もちろん、障碍者やろうあ者、ハンセン氏病元患者などへの各種差別についても言える。
 一人一人の心が大切にされるようになるまでは、世界平和も福祉社会も来ない。他人の心を大いに大切にしようではないか。

高齢夫婦殺人

2022-11-06 19:13:21 | 日記
高齢夫婦が身体の衰えた相手を殺す事件が相次いでいます。痛ましい。でも、僕には、数十年前、障碍児者を父親か母親が殺す事件が多発しましたが、そのリプレイに見えて仕方ありません。あの時は温情判決が相次ぎ、日本・アジア社会としての解決策が模索されなかった。そのため、その問題が高齢関係に広い形で再現されている。
 発達心理学によると、例えば、反抗期に何かの原因で反抗できなかった場合、遅れて反抗期になる例が有名ですが、国社会にもありうるかもしれません。
 もう一つ言えることは、親子愛も夫婦愛も神のようには絶対ではない事です。家族も元々そうであり、ものすごく閉鎖的。誰も他人の家族には関われない。ヘルパーさんたちもそう。ならば、狭くもなり、最悪の場合、殺しにもなりますよ。考えさせられます。

森と戦争

2022-11-05 16:39:12 | 日記
南ドイツの秋の風景。多くの動物たちも住み、日本でも愛好されている「赤ずきんちゃん」などの童話も生み出した森ですね。
 似たような森に戦車が走る光景を今年はTVで見ます。知らなかったですが、ウクライナにも似たような森があるわけです。それを双方が破壊し合っている。人命や文化だけでなく、自然や動物の命も戦争は破壊すると言わざるを得ません。
 2022年も人類の愚かな歴史が刻まれました。言われているように、プーチンの野望だけが悪いのでしょうか。異民族や異宗教への冷たさとか、お金本位の経済構造こそが一番悪いと思います。ナチスやベトナム戦争の時もそうでした。ヒットラーが死んでも戦争は続いた。この2つを改めない限り、プーチンが死んでも戦争は続くと思います。