トシコロのありのままの暮らし


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教会の本来の意味

2023-06-30 12:54:59 | 日記
教会の意味は本来2つある。

  1.
  祈り合う二人以上の交わり。

  2.
  死後の天国での交わり。

 イエスの時がそう言われていたし、弟子の使徒書の時も。ところが孫弟子のパウロのころから、仲間関係ができ、組織化もされ、深刻な派閥争いも起きている。イエスの頃もファリサイ派という仲間関係を重んじる団体があり、イエスは非難したのに、イエスの名を語りながらそうなり、パウロ自身も気が付かなかった。その果てが東西対立、十字軍戦争、宗教戦争、資本主義、今のウクライナ戦争である。
 教会とは本来は我々のイメージするような建物や組織、仲間関係でもない。教皇も主教も、役員もないのだが。
 日本では親鸞上人がお寺を否定した。本願寺は後継者たちが作ったもので、親鸞の本意ではなかった。共通するものがある。
(付け加えると、1.は「離合集散を繰り返す」のが特徴。会員制ではなく。強い会員制になった中世以降はおかしいかもしれない。7月に無教会集会に手紙参加予定だが、真の教会参加かもしれない。あとは僕と個人レベルの交友ができる人たちが付いて来ればよいと。それが真の友人だから。)

ウクライナ戦争の異常性

2023-06-29 13:23:01 | 日記
今、ヨーロッパの人たちはロシア兵たちの死滅を願い、ロシアやベラルーシの人たちはウクライナ兵たちの死滅を願っている。無論、冷静に和解を訴える人たちもいるが、少数派のようだ。熱心に死滅を願う人たちのかなりは、東西共、遠ざかっていた人たちも教会に行き、それを祈る。呪う。戦争の時はいつもあるが、今回は異常な面がある。
 千年くらい前、西のカトリックと、東の正教に分かれ、両教皇は相手を破門し合い、バルカン半島やウクライナなど、競合するところでは局地戦も多かったが、それぞれの中心地が遠いため、全面的な対立はなかった。西方の場合、対イスラムや、その後のカトリックとプロテスタントの争いの方が深刻だった。東西が呪い合うことは今回が初めてである。でも、その全面戦争は核兵器からの人類滅亡になるから、それはないだろう。
 しかし、両方の地や教会で呪いに満たされたら、何が起きるだろう。他人に不寛容になり、違いも、欠点も許し合えなくなるのと違うか。無論、経済格差も。この戦争は長くないと思うが、そのあとも呪い後遺症は続き、今度は西同士、東同士に深刻で複雑な対立が。EU崩壊、ロシア崩壊、ユーロやルーブル消滅、両方の教会の変事なども考えられる。やはり、十字軍戦争後の西方教会が同様に分裂したように。今回は政治や経済に深刻な影響が出る。
 「敵を愛せ」とイエスは言ったのに。でも、キリスト教でも、仲間関係作ると、自然に敵見方に分かれ、果ては呪い合うようになる。もう仲間ごっこも、兄弟愛ごっこもやめて、イエスやシャカに戻るべきである。
 今行われていることは、仲間関係の愚かさ、狭さである。僕は東西教会のどちらも支持しない。仲間関係が根にあれば、その教会には行けないわけである。

仲間関係のおかしさ

2023-06-26 09:29:31 | 日記
新約聖書を見ると、イエスは隣人愛=自分とは立場の違う者を個人的に愛せと説いたが、孫弟子のパウロは教会内の兄弟愛を強調するなど、内向きで小さくなった。パウロというより、当時の教会の人たちの意識が愛を変質させたと。
 でも、人間は考えることも一人一人違い、仲間になってもまとまらない。強い拘束力が必要。当時のヨーロッパの人たちは教育水準が低かったこともあり、教会が地上の神と名乗り、後の十字軍戦争などにつながるような権力機関に時間かけて、なっていった。
 20世紀になり、現代風に以上から神を抜き、兄弟愛を仲間意識や仲間関係に変え、ムッソリーニなどのファシスト党は福祉や教育を志したが、挫折。財源確保からエチオピアを植民地にしようとしたし。ヒットラーとは違いムッソリーニは戦争屋ではなかった。戦後日本でも、教育や福祉関係で仲間関係をもとにした社会改革も行われたが、まず完璧に失敗。
 信仰がなくても、隣人愛=立場の違う人への愛とか、シャカの説いた菩薩愛=無限に広い愛が平和、福祉、教育には必要だし、仲間意識は捨て去るべきだとも思う。
追記として、佐藤優氏は、日本の閉塞する政治や福祉の参考にムッソリーニの思想を著書で述べている。気持ちはわかるが、最後はエチオピア侵攻になり、歴史に裁かれたものを持ってきても,いかがなものかと。今の日本に当てはめても、経済裏付けから中東に侵攻する気もする。今のプーチンのウクライナ侵攻も経済求めの面が色濃いし。
   歴史にヒント求めるならば、戦争しなかった日本の江戸時代の方がそれが多いだろう。

日本の施設の根

2023-06-23 13:02:02 | 日記
ヨーロッパ諸教会の歪み、人権軽視はそのまま、1945年までの福祉や障碍者問題に絡む。つい30年前まで日本の障碍者施設も、個室なしのひどい所だったが、それは1960年以降、福祉役人たちがヨーロッパやアメリカの施設を多く見学し、そのままコピーみたいに日本に量産したわけだから。戦後でさえ。戦前は想像を絶するひどい施設だったようだ。大小便を漏らした知的・精神・身体障碍者が介護役の修道女に鞭でぶたれたことはよく聞く。一度に多くの障碍者を介護するのでは、修道女もヒステリー起き、こうなるよね。外出も禁止。本当に一くくりに扱われた。
 それをバネに、戦後のヨーロッパは戦争が起きなくなったこともあり、障碍者運動が起き、施設改善から始まり、今のバリアフリーにもつながっている。戦前よりはましとは言え、かつての日本の福祉役人は施設の古い面ばかり見て、障碍者運動は見なかったようだ。
 80年代、十字軍戦争などの歴史を見て、一神学生に「ヨーロッパにはキリスト教の精神は伝わっていない気がする」と話したら、「宗教戦争もあるし、私もそう思う」と返事くれたことを思い出す。「組織化すれば、聖書もコーランも、仏典も、マルクスも腐る」が答えだったようだ。

これからの世界

2023-06-11 19:05:19 | 日記
世界的少子高齢化は経済構造をまず変え、全分野の巨大組織を許さなくなる。巨大組織には膨大なお金が必要だが、その供給が゛恒久的に激減するから。
 実はソ連とコミンテルン崩壊の真因も以上だった。世界一早くロシアが少子高齢化したから。
  これからは企業、施設、政党と地域密着の小規模で開放的なものになるし、宗教もそのようなものか、臨時集会と分散を繰り返し、横のつながりのものになる。真のつなぎにもなる。豊富な献金で宗教団体が政党持ったり、与党に寄付はあり得なくなる。より良い政治や福祉、教育になる。
 今までは福祉も巨大資金で。国がそうしたらい予防法はその典型だったね。
 予想でもない。各分野でそうなりつつあるから。学校教育も方言をかなり認めてきているし。
 ハンディ持つ者には良い社会になると。少子化は止まらないが、それは悪いことだろうか。
  屠さつの事も地域社会に知られ、残忍性か知れ渡り、世界的にヴィーガンにもなる。今までは巨大な資金で特定の場で処理していたから、世間に知れ渡らず、おいしい肉だけ食べていたと。