鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

稔り田

2013-08-31 05:22:18 | 写真俳句

稔り田を北へサンダーバードかな

(みのりだをきたへさんだーばーどかな)

JR北陸線、南条駅付近にて。

大阪発、特急サンダーバードです。

 

稲穂垂る黄金の郷となりにけり

(いなほたるこがねのさととなりにけり)

 

8月の写真俳句を、デジブック と アルバム にまとめました。

よろしければ、クリックしてご覧ください。

 

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フウセンカズラ

2013-08-28 05:31:54 | 写真俳句

乙女児のおじやみ遊びやちんちろりん

(おとめごのおじゃみあそびやちんちろりん)

 おじゃみ=お手玉

ちんちろりんは、まだ聞こえて来ませんが、イメージで。

 

目鼻口付けたき風船かずらかな

(めはなくちつけたきふうせんかずらかな)

 

 沢山の風船が生りました。

 

《目のこと》

目の状態ご心配有難うございます。

私の眼病は次の通り。

網膜色素変性(難病・特定疾患指定、両眼視野約20度)、

黄斑円孔(左眼の網膜中央に孔が開いている。治療不可)、

そして今回見えにくいのが、白内障の進行。

以上、3病です。

 

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坊主

2013-08-26 06:56:24 | 写真俳句

青栗の弾けぬままにアラセブン

(あおぐりのはじけぬままにあらせぶん)

 気がついたら、アラカンから、アラセブンになっている。

まだまだ、中身は青いままなのに。

 

鬼灯と書けば怪しき坊主かな

(ほおずきとかけばあやしきぼうずかな)

「酸漿(ほおずき)」を「鬼灯」と書くと、こんなイメージに。

 

《お詫び》

目の状態がよくありませんので、皆様への訪問・コメントは、

滞りがちになると思います。

悪しからず、ご容赦ください。

 

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野良親子(その2)

2013-08-20 05:30:04 | 写真俳句

魂が飛んでいきさう秋暑し

 (たましいがとんでいきそうあきあつし)

 先日登場した野良親子の第2弾です。

 

霹靂のなき秋空や田舎の子

(へきれきのなきあきぞらやいなかのこ)

 

いつも田舎に帰ると、子らの純朴さに癒されます。

「おはようございます」「ご苦労様です」なんて

進んで挨拶してくれたりして・・・・。

先日、「痩せ仔猫」と詠みましたが、「仔猫」は春の季語でした。

お恥ずかしい!

 

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精霊舟

2013-08-18 05:30:40 | 写真俳句

灯明の揺れて盆舟発ちにけり

(とうみょうのゆれてぼんぶねたちにけり)

ツイッターの季題「精霊舟」で詠んだ一句(推敲)です。

 

盆舟や呉越同舟するらしく

(ぼんぶねやごえつどうしゅうするらしく)

これも、ツイッターの季題「精霊舟」で詠んだ一句、

たくさんの支持をいただきましたので、アップしました。

 

盆舟の浄土の岸に着きし頃

(ぼんぶねのじょうどのきしにつきしころ)

ツイッターでは、「盆舟のそろそろ中洲あたりかな」と詠んだのですが、

その後、時間が経ちましたので・・・・。

 2枚の写真は、京都駅のホームです。

 

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盂蘭盆会

2013-08-14 05:30:27 | 写真俳句

亡き友の忌明けの便り盂蘭盆会

(なきとものきあけのたよりうらぼんえ)

先日、亡くなった友の御遺族様から、

忌明けのお便りとお志をいただきました。

今年は初盆ということになります。

写真は、我が庭の檜扇です。

 

千の風になりて友来る盂蘭盆会

(せんのかぜになりてともくるうらぼんえ)

 

老僧の危ふき読経盂蘭盆会

(ろうそうのあやうきどきょううらぼんえ)

我が実家のお寺さんですが、数年前に代替わりされました。

で、ようやく、安心して聴けるお経になりました。

 

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野良親子

2013-08-12 05:28:14 | 写真俳句

野良として生きゆく母子や秋酷暑

(のらとしていきゆくぼしやあきこくしょ)

「秋暑し」では表現しきれない酷暑です。

 

片蔭や野良の親子の生きるすべ

(かたかげやのらのおやこのいきるすべ)

 盛んに母乳を求める仔猫

 

秋立てど厳しこの世ぞ痩せ仔猫

(あきたてどきびしこのよぞやせ子猫)

 

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