鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

腸内視鏡

2010-08-30 06:14:53 | 写真短歌・写真俳句

腹黒を見透かす如く腸カメラ

去年、NHKカシャッと一句で放映された

腹黒シリーズの続き物川柳です。

 

憩室のありて我が腸はちすの実

昨年の検査で明らかになったのですが、

腸の壁面に、憩室という窪みができているのです。

ここが痛みの原因のようです。

ここに、物がたまらないようにしないといけないようです。

要するに、昨年の検査と変わっていないとのことでひと安心。

今年は、腸洗浄の薬を飲む過程で、吐き気、

眩暈がしてこれが辛かったですが、それを超えれば,

検査自体は後は楽でした。

次は、9月2日の胃カメラです。

 

 投稿句ありがとうございました。

きちきちや湯殿に何をしに来る   よしさん

 

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秋の蝶

2010-08-28 06:15:17 | 写真短歌・写真俳句

幼日(おさなび)の好奇ときめき秋の蝶

蝶を見ると、幼い日々を思い出します。

この蝶の名前、教えてください。

 

秋暑し故郷(さと)越前の風恋ふる

毎回、「暑い」という記事が絶えませんが、

今回の記事もそうなってしまいました。

故郷では、せめて朝晩は涼しくなっているだろうな。

 

今日(28日)は大腸カメラの検査を受けます。

朝から、その準備で忙しいので、訪問が遅れると思います。

あ~~、気が重いです!!

 

 投稿句ありがとうございました。

水引草明日を憂うな括り置け   よしさん

 

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地蔵盆

2010-08-26 06:15:54 | 写真短歌・写真俳句

辻々を巡ればそこに地蔵盆

8月24日は地蔵盆でした。

私も、出かけのついでに、市内を少し歩いてみましたが、

こんなにもお地蔵様があったかと思うほど、

行く辻々に地蔵堂があり、

提灯が飾られ、お供え物が盛り高く詰まれていました。

約30分歩いて、5ヶ所のお地蔵様にお参りしました。

 

おばちゃんの四方山話(よもやまばなし)地蔵盆

各お地蔵様には、地域のおばちゃん、おっちゃんが、

世間話をしながら番をし、お参りの子供たちに、

お供えのお菓子を配ったりしております。

私も、お茶を一杯ご馳走になり、お供えのお菓子をいただきました。

《地蔵盆》 ご質問がありますので、「地蔵盆について」

 ウィキペディアからの抜粋を掲載します。
 地蔵盆は全国的に行われている風習であるが、滋賀県、京都府、大阪府、福井県若狭地方、神戸市など近畿地方を中心とする地域で特に盛んである。
 地蔵祭では、地蔵のある町内の人々がこの日にかけて地蔵の像を洗い清めて新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、地蔵の前に集って灯籠を立てたり供え物をしたりして祀る。地蔵盆の前後には、地蔵の据えられる家や祠の周囲などに、地蔵盆独特の提灯が多く飾られる。京都では子供が生まれると、その子の名前を書いた提灯を奉納する風習がある。おおむね女子は赤、男子は白で、その子が地蔵盆に参加しているあいだは、毎年飾られる。

 

 投稿句有難うございます。

兄の手と地蔵参りの帰り道    よしさん

 大粒の雨ふつてをり地蔵盆      楽子さん

 提灯が ゆれる辻角 地蔵尊     sutaさん

 

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処暑

2010-08-24 06:15:42 | 写真短歌・写真俳句

入道のどかと居座る処暑となり

とても処暑とは思えない猛暑が続いています。

 

忘れじの契りしひと夜はちすの実

もちろん、フィクション句です。

源氏物語中の、次の歌からのイメージです。

     はちす葉を同じ台(うてな)と契りおきて       

       露のわかるる今日ぞ悲しき   {源氏 女三宮へ}

    へだてなくはちすの宿を契りても        

         君が心やすまじとすらむ   {上返歌 女三宮}

 

  投稿句ありがとうございました。

王朝歌呟く秋の蓮の池           佐倉さん

濁酒抱いて寝る夜に満つる月    よしさん

 

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受給更新・過疎の夏

2010-08-22 06:11:15 | 写真短歌・写真俳句

特疾の受給更新秋暑し

市の保健所へ、「特定疾患受給者登録」の更新に入ってきました。

年に一度、更新に行かねばなりませんが、

これがなかなか面倒なんです。

 

また一人高齢者逝き過疎の夏

七月末の句です。

田舎の実家のお隣のお婆ちゃんがなくなられました。

95歳でした。こうして、故郷の過疎は、進んでいきます。

 

 投稿句有難うございました。

雨欲しと鈴打ち振るや草雲雀     よしさん

 蓼咲くや 長患いを乗りこなす           佐倉さん 

 

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母の青春、竜田姫未だ

2010-08-20 06:15:03 | 写真短歌・写真俳句

老い母に青春ありき夏衣

若き日の、母の写真を思い出して、詠んでみました。

85歳の母ですが、若い頃は、かなり活発な女性だったようです。

息子の私から見ても、美人だと思います。

 

竜田姫未だ隠れておはすかな

もう8月も下旬になるというのに、

竜田姫様はまだ遠くにおられ、姿を顕わにされておりません。

一日も早いお出ましを!!

 

 投稿句有難うございます。

あれこれとごたくばかりに月傾(かぶ)く   よしさん

            「駄句」「ごたく」と、連日の厳しいご批評、汗顔のいたりです。

老いて尚自慢の母の秋日傘                   佐倉さん

 

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秋の蝉

2010-08-18 06:15:24 | 写真短歌・写真俳句

街に生(あ)れば街に染まりて秋の蝉

本来自然に生きる蝉が、こんなところで羽化したようです。

街に生まれた蝉の、懸命なる生命の営みの痕跡です。

 

秋蝉のせつせつせつと聞こゆかな

凄まじかったクマゼモの大合唱も、随分弱くなってきました。

シーズンの終りの寂しさに、心なしか、鳴き声までが、

切々と聞こえる気がしてきます。

 

 投稿句有難うございました。

駄句詠みて供養の真似や宗祇の忌  よしさん

 

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残り蓮、墓参り

2010-08-16 06:15:31 | 写真短歌・写真俳句

煩悩も夕に静まり 残り蓮

穏やかな夕色とともに、ぎらぎらした煩悩も

ちょっぴり静まる気がします。

 

懐かしき出会ひありけり墓参り

もう、20年近くも会っていなかった親戚の方と、

偶然出会いました。

写真は、墓のあるお寺での撮影です。

 

 投稿句有難うございました。

不忍(しのばず)や錆び風鈴はちりと啼き   よしさん

 

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ひぐらし、夏帽子

2010-08-14 06:29:59 | 写真短歌・写真俳句

ひぐらしの声四方包む夕雲かな

先日の帰省の時の一句です。

 

めいちゃんの自転車自慢夏帽子

近所の幼子が自転車を買ってもらいました。

得意そうに、見せびらかしに来ます。

名前は実名でなく、変えてあります。

写真は、「夏帽子」のイメージで使ってみました。

 

 投稿句有難うございました。

朝焼けてつくつく法師鳴き納む   よしさん

 

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冷酒、早稲色づく

2010-08-12 06:15:46 | 写真短歌・写真俳句

冷酒と奴豆腐のあればよし  

あまり暑いので、ちょっぴり、呑兵衛の真似をしてみました。

「冷奴」は夏の季語ですが、「奴豆腐」となるとどうなるのでしょう。

ご指導お願い致します。

 

超早稲の色づく故郷(さと)や華越前

8月8日の故郷、越前市の田園風景です。

もう、超早稲の稲穂がこんなに色づき、収穫間近を思わせました。

越前は、あの「コシヒカリ」の生まれたところです。

このコシヒカリを改良した品種が「華越前」。

我が家では、もっぱら、これを食べております。

8月末、9月初めには、新米が店頭に出回ることでしょう。

 

 投稿句有難うございました。

譲れない案山子のタオルは豆絞り  よしさん

 

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