鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

帰り山観音延命大乗水

2008-07-31 13:50:59 | 写真短歌・写真俳句

延命の清水求めて苦行かな

故郷への途中、国道8号線、福井県敦賀市江良に湧き出ているのが、

帰り山観音の霊水です。何度か、テレビなどでも紹介されたために、

毎日汲みに来る人はあとを絶ちません。

今回、遠く舞鶴から汲みに来られた夫婦は、前回は2時間待ちだったとか。

暑さの中で待つのは、健康・延命のためとは言え、なかなかの苦行です。

 

 

 

延命の水観音や蝉の声

延命を祈る人の肩に、短い地上生活を終えようとする

蝉の声が降り注ぎます。

 

若干の紹介

  テレビでは、切花が一ヶ月以上咲き続けたという実態を紹介したそうで、

分析によると、水のクラスター数値とやらが非常に小さく、一般の水に比べて

体の細胞に浸透しやすく、細胞の中の毒素を洗い流し病気を治す酵素の力を

上げてくれるということです。

  帰り山観音水で胃がんを克服した人もあるとか・・・・。

私も、帰省ごとに、母の飲む分と我が家の分を汲んで帰ることにしています。

因みに、入り口に立つ大石碑の文字は、私の亡き義父の筆になるものです。  

  全国から「送って欲しい」とのリクエストも多く、有名タレントなどからも・・・。

毎日、某運送会社のトラックが、たくさんの容器を積んで、出て行きます。

 

 

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青鷺のパフォーマンス

2008-07-29 18:40:51 | 写真短歌・写真俳句

青鷺の金さん気取る啖呵かな

(あおさぎのきんさんきどるたんかかな) 

屋根に居座ってポーズをとる青鷺と、しばらく遊んでみました。

片肌脱いで、「遠山桜がお見通しだい!!」という

遠山金さんの啖呵が聞えませんか。

 

 

青鷺や唯我独尊然と立ち

(あおさぎやゆいがどくそんぜんとたち) 

 青鷺には、どこか哲学者的な風貌を感じます。

 

 

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ローテンブルク

2008-07-24 03:13:35 | 写真・日記

7月24日より、帰省のため、数日留守に致します。

写真をお楽しみ下さい。

岩手、青森の大地震、皆様方の地域、お宅は如何でしたでしょうか。

被災された方に、心からお見舞い申し上げます。

1986年、ドイツ(当時の西ドイツ)のロマンティック街道、

ローテンブルクで撮影したものです。

かなり画質が劣化していますが・・・・。

 

今回はコメント欄は閉じさせていただきます。


京の商魂(その2)

2008-07-21 19:02:23 | 写真短歌・写真俳句

夜半の夏 心の紐もゆるむかな

(よわのなつこころのひももゆるむかな) 

5月19日の記事に掲載した、京都で見つけた看板の続きです。

5月19日の記事です

 

 

フクちゃんの通せんぼして生ビール

 

 

 

ひょっとこの汗か涙か面の下

 

もう一枚

 

 

愉快な句材なのに、こんな程度の句しか浮びません。

5月19日のものも含め、面白いものが浮びましたらお寄せ下さい。

看板に偽り夏の御用心     うららさん 

 有難うございました

 

 

 

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比叡山ガーデンミュージアム その2

2008-07-19 16:32:54 | 写真短歌・写真俳句

御仏のお慈悲あまねし叡山に

モネの風吹く睡蓮の池

これは、ホームページ掲載中の旧作写真短歌です。

比叡山といえば、誰も知る仏教の聖地ですが、

その一角にあるガーデンミュージアムには、

印象派の画家の作品が配されています。

印象派といえば、モネですよね。

そして、モネといえば「睡蓮」です。

ここには、それを模した池もあるのですよ。

 

 

風蝶草 眺むる先の名画かな

    ↑クレオメ一輪と、その先の名画を強調して加工してみました。

                  ↑クレオメ園は、このような感じで配されています。

 

 

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比叡山ガーデンミュージアム その1

2008-07-17 12:06:03 | 写真短歌・写真俳句

叡山に抱かれる夏や 風蝶草

皆さんご存知の比叡山の一角に、ガーデンミュージアムがあります。

ここには、印象派絵画の巨匠の名作のレプリカを配する一方、

四季折々の花々が配されて、魅力ある庭園となっています。

夏に目を惹くこの写真の花は、クレオメです。

風蝶花とも呼ばれている通り、蝶が舞っている様を思わせます。

 

 

 

妖怪も迷い出づるや 夏比叡

先日、テレビで「ゲゲゲの鬼太郎」を見たばかりなので、

この写真に、「砂かけ婆」を重ねてしまいました。

 

 

 


ラインの古城

2008-07-14 14:43:04 | 写真短歌・写真俳句

白鳥(しらとり)の誘(いざな)う古城 夏の空

1986年の、ドイツライン川下りの時の撮影です。

古い写真ですので、やや退色が見られますが、

忘れられない一駒の写真として、句を添えてみました。

 

 

幾夏を重ねしラインの古城かな

ライン川流域には多くの古城を見ることが出来ます。

永い歴史を重ね、ずっとこのラインの流れを見つめてきたのですね。

 

 

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蓮池

2008-07-11 22:30:19 | 写真短歌・写真俳句

「おまえ」「あなた」見交わす笑みや蓮二輪

 ブログ友の、あるご夫妻をイメージしました。

 

 

蓮池や 拉致問題の先見えず

蓮池で、拉致被害者の蓮池さん一家を想いました。

 

 

お詫び

  予てより療養中の目の症状が、先日の診察で少し進行している

 との診断でした。

  皆様への訪問や、記事の掲載が、これまでより、やや疎になるか

 も知れません。

  どうぞ、ご了承下さいますとともに、変わらぬご厚誼、宜しくお願い

 申し上げます。

 

 

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夏山の思い出

2008-07-09 09:45:21 | 写真短歌・写真俳句

そも山に惹かれし所以問われれば

この池のここに在りたればなり

今では、とても考えられない山。

若い頃には、初心者ながら、

北アルプスの山々に惹かれたことがあります。

何故山に登るのか・・・・そこに山があるから・・・

これは、山に惹かれる人の真実だと思います。

私の場合、生徒引率の林間学者で、

栂池から、白馬乗鞍岳に登り、

山頂からこの池(白馬大池)の姿を見てから、

山に惹かれることになりました。

(写真は、古い作品。赤外線モノクロフィルムによる撮影です)

 

 

 

雪渓や 我一匹の蟻となり

日本三大雪渓の一つとされる、白馬岳の大雪渓です。

大自然の下では、人間は小さな蟻に過ぎないですね。

あえぎあえぎ、妻と二人で登りました。

若かったです。

 

 

 

 

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