初夏や伊根の舟屋に波静み
道州さんの、しりとり五七五への投稿句です。
数年前の風景を思い出し、モノクロネガから取り込みました。
粋がって鮨食いねぇは船の中 愛媛子さん
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初夏や伊根の舟屋に波静み 鎌ちゃん
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さざ波や裏の林の青葉騒 青萄さん
《追記》 伊根は、丹後半島にある小さな漁港で、
海に面した家屋の一階が、漁船のガレージになっている「舟屋」で有名です。
ＮＨＫの朝ドラ「ええにょぼ」など、ドラマの舞台などとしてよく紹介されています。
薫風やあなたを今日は独り占め
古い古いモデルさんの写真です（1986年6月）。
膨大な枚数の写真を眠らせておくのがもったいなくて、
迷ったのですが、とし坊さんのお勧めもあって、
少しずつアップすることにしました。
メイク、ファッションなど、ずれがあると思いますがご容赦を。
これも、古いモノクロネガから取り込んだものですので、
傷や汚れ、粒子の荒れも・・・。
「あなた」とは誰？何？想像して読んでいただければ・・・。
逃げ水や追へど届かぬ女性（ひと）なりき
前回に続く初恋物語を、同じくヒメヒオウギに寄せて詠んでみました。
投稿句有難うございました。
老いの身に恐ろしげなる藻刈鎌 よしさん
先生の恋のいきさつヒメオウギ しじみさん
花も木も色の滾（たぎ）りて夏に入る
木々の緑も、花々の色も、鮮やかになってきました。
五月雨や舟歌響く最上川
道州さんのしりとり五七五への投稿句です。
船客の眠たげに見ゆ春の波 遊子さん
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五月雨や舟歌響く最上川 鎌ちゃん
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花烏賊を干すは船頭の若き妻 流星さん
最上川舟歌の名調子が流れます。
数年前の、フィルム写真を取り込んだものです。
投稿句有難うございました。
舳先には最上青葉よ川下り よしさん
五月雨を避けて行きたし最上川 道州さん
貴女だけ見つめし日々や風薫る
これもしりとり五七五への投稿句を推敲しました。
かくれんぼ見つけてくれぬ聖五月 遊子さん
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あなただけ見つめし日々や五月風 鎌ちゃん
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思ひ出の校舎の窓や風薫る 家鴨さん
中学一年の時の初恋の思い出を、
ヒメヒオウギに寄せて詠んでみました。
写真が手振れで、お恥ずかしいです。
実の程を知りてぴりりと青山椒
「身の程」を敢えて「実の程」にしました。
「山椒は小粒でピリリと辛い」・・・・ですが、
山椒の実は、小粒でも、しっかり存在感を示しますよね。
投稿句有難うございました。
身の程を知らぬ馬鹿馬鹿青山椒 道州さん
青山椒摘むや千里の一歩から
「千里の道も一歩から」といいますが、
山椒の実を軸からとる作業は、米粒を一粒一粒数えるようなもの。
根気が要りますよね。それに、指先が辛味で痺れます。
皆さんはどうされていますか。
ひなげしや君が心の見え隠れ
道州さんの、しりとり五七五に投稿した句です。
かくれんぼ藤の花間に見え隠れ 遊子
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五月闇天の白鳥（あめのしらとり）見え隠れ 家鴨
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適当な写真がなかったので、フイルムで撮った
古い写真を取り出しました。
滋賀県の新旭風車村です。
並ぶレジあの女性（ひと）と決めスイートピー
いつも行く、近所のスーパーです。
まだ、春の季語が混在しています。
ウイルス禍怖きは人や風評禍 （川柳）
大阪での感染源となってしまった、
元勤務校では、生徒に対するいやがらせや
診察予約のキャンセル、タクシーの乗車拒否などの、
風評被害がみられるとか（新聞報道）。
社会的疎外感・・・・・
生徒へのストレス、精神的ダメージが、とても心配されます。
教頭がテレビで、「温かい目で」と訴えていましたが、
是非、そうお願いしたいものです。
剪定や切りて深まる縁もあり
庭木の剪定をしました。
剪定や己が頭も気になりつ
切ってもまた伸びてくる庭木。
最近元気がなくなった、自分の頭髪が気になります。
草を抜く母残しけり蛇苺
故郷の家の庭。せっせと草を抜く母ですが、
可愛い花を見つけて残し置いたようです。
《教えてください》
またまた、花の名の公開捜査です。
田舎で撮った花ですが、名前が判りません。
ご存知の方、情報をお寄せください。
コナスビだそうです。陽だまりさん有難うございました。
ムラサキサギゴケだそうです。陽だまりさん有難うございました。
ういるすの危機ひた迫り青嵐
とうとう新型インフルエンザが、足元に及んでしまいました。
ウイルスの危機が迫る中、近所のスーパーやドッラグストアでは、
マスクや食品の買いだめなどで、大変な人出でした。
マスクは、開店と同時に売り切れて、手に入りませんでした。
《教えてください》
先日、帰省の時に撮った、花の名前が判りません。
ひだまりさんにもお伺いしているのですが、ご存知の方、
お知らせください。
セリ科シャク属 のシャクのシャクだそうです。
陽だまりさん有難うございました。
バラ科ヘビイチゴ属ヘビイチゴだそうです。
陽だまりさん有難うございました。
世の中の行く方見えず天道虫
この虫、天道虫ですかね。
そのつもりで撮ったので、この句になったのですが・・・。
世の行く方は、お天道様しかご存知ないか、ということで。
皆さんのご指摘で、これはてんとう虫でなく、
カメムシだということが判明しました。
ということになると、句意が通じなくなるので、
すみません、このままでいかせていただきます。
投稿句有難うございました。
まだ飛ばず引き返してるてんとむし よしさん
マムシ草笑っちゃ負けよアップップ
せめて笑って暮らさないとね。
アッ、笑っちゃ負けか
「マムシ」は夏の季語ですが、
「マムシ草」となるとどうなんでしょうね。
患える目に柿若葉そよと風
我が家の 近所の柿木です。
昨秋には「青年の如き空あり柿一枝」で
このアングルが登場しました。
投稿句有難うございました。
子を託し羨ましきは閑古鳥 よしさん
鶯の声も映すや水鏡
先日帰省した時の写真です。
農業用のため池に、周囲の若葉が映って
タメイケだけにタメイキが出るような美しさでした。
田舎では、今や鶯の声が盛りです。
まだまだ、春の季語を使わざるを得ません。
花虻や君が心に一刺しを
恥ずかしい出来の写真です。
投稿句有難うございました。
花虻や君が心に一刺しを 鎌ちゃん
吾の囁く声を届けん 楽子さん
恋の味忘れかけおり 蜜の虻
恋の味は蜜の味と言いますが、最近縁がなくて・・・。
投稿句有難うございました。
恋の味忘れかけおり 蜜の虻 鎌ちゃん
忘れたふりの焼け棒杭かな 遊子さん
虻なんか嫌いと言いつ花ひらく 流星さん
流星さん、純情鎌ちゃんは、ドキドキ赤面です。
まっことアブない！！
