鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

京都高台寺紅葉 その1

2008-11-28 14:14:59 | 写真短歌・写真俳句

正室の意地の燃ゆるや冬紅葉

京都の高台寺は、豊臣秀吉の正室ねね(高台院)が

秀吉を弔うために開創した寺です。

投稿句有難うございました。

      正室の 意地の燃ゆるや 冬紅葉 
          火花散らすも 夢のまた夢    ぼたん さん

                                               (下の句をいただきました) 

 

夫偲ぶ縁の寺や暮の秋

(つましのぶゆかりのてらやくれのあき)

 

黄金の茶室にあらねど紅葉降り

高台寺には、重要文化財の傘亭と時雨亭の茶室があり、

廊下でつながれています。

時雨亭は、珍しい2階建ての茶室となっています。

時雨ならぬ、紅葉が降っています。 

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


紅葉盛り

2008-11-26 09:35:26 | 写真短歌・写真俳句

緋に凝りて陽に艶やかに紅葉かな

 投稿句有難うございました。

      緋に凝りて陽に艶やかに紅葉かな 
              眩いほどの色鮮やかさ  らっこさん

                         (下の句をいただきました)

 

緋衣に抱かれる宴秋惜しむ

今日の二作は、一部の方は見覚えがあるかも知れません。

昨年発表の旧作に校正を加えて再掲しました。

勤務していた学校の、昨年の紅葉です。

同じ日を待たず、今年は紅葉が終わっていましたので・・・。

 

投稿句有難うございました。

      緋衣に 抱かれる宴 秋惜しむ 
          裾の蹴廻し 止めおきたや   ぼたんさん

                            (下の句をいただきました)

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


わが街の紅葉

2008-11-23 19:28:09 | 写真短歌・写真俳句

青年の如き空あり柿一枝

(せいねんのごときそらありかきいっし)

背景の塔は、NTTのアンテナ塔。

我が家の後方に聳え立っています。

どこかでインプットした「青年の如き大空」の

フレーズを思い出し、使わせていただきました。

 

投稿句有難うございました。

      青年の如き空あり柿一枝  
            故郷の山に聳える鉄塔   らっこさん

           (下の句をいただきました)

 

 

空に地に銀杏黄葉や水鏡

(そらにちにいちょうもみじやみずかがみ)

我が家の近所の遊歩道の人工の川です。

 

投稿句有難うございました。

     空に地に 銀杏黄葉や 水鏡  
           我が身映して 競いてみたや  ぼたんさん

              (下の句をいただきました)

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


與能神社

2008-11-21 20:00:33 | 写真短歌・写真俳句

紅葉して神の居ぬ間の宴かな

先日、京都の亀岡市をドライブ中に、

とある小さな神社の紅葉が目に入り撮影しました。

與能神社だそうです。

神様方が、出雲へお出かけの間の宴を楽しむようでした。

 

一筋の水に神意の黄葉かな

投稿句有難うございました。

       一筋の水に神意の黄葉かな  
            手水掬いて身を清めるなり  らっこさん

               (下の句をいただきました)

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


アメリカフウ(紅葉葉楓)

2008-11-19 12:48:30 | 写真短歌・写真俳句

紅葉葉楓  十二単に装いて

アメリカフウ《アメリカンフウ=紅葉葉楓(もみじばふう)》です。

様々な色に染まりながら、紅葉していく様が好きです。

 

投稿句有難うございました。

      紅葉葉楓 十二単に 装いて 
         女官嬉しぶ 紅葉襲     ぼたんさん

            襲・・かさね の事  (下の句をいただきました)

 

 

それぞれにそれぞれの道  紅葉葉楓

一本の木の葉でも、色の変遷は様々。

よく見ると、切れ込みの深い葉と浅い葉があり、

葉の形にも違いがあります。

それぞれの個性を持ちながら、紅葉していくのですね。

 

投稿句有難うございました。

     それぞれにそれぞれの道 紅葉葉楓  
            色とりどりに葉を染めるなり  らっこさん

                            (下の句をいただきました)

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


里山

2008-11-16 14:34:47 | 写真短歌・写真俳句

乳白の朝気に鶏頭燃えるかな

妻の故郷。霧の深い朝でした。

投稿句有難うございました。

        紅は 愛妻思ふ 我が心    ぼたんさん

 

 

霧晴れて里の姿の浮かびけり

その霧が晴れてくると、この通りです。

投稿句有難うございました。

       霧晴れて里の姿の浮かびけり  
           空に映えたる福知山城   らっこさん

                 (下の句をいただきました)

 

 HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


冬の蝶

2008-11-13 17:35:17 | 写真短歌・写真俳句

常世への夢路にあるや冬の蝶

寒い日が続いた先日、とまったままじっと動かない

このヤマトシジミを見つけました。

気になって何度見に行っても動きませんでした。

三日目の朝には、姿が見えませんでしたが・・・・。

短い命を終え、永遠の眠りの時だったのでしょうか。

 

投稿句有難うございました。

      現世の蛹《さなぎ》を 脱ぎ捨てて舞う     ろぷさん

 

 

冬ぬくし 六十路も二年経ちにけり

この子が、恥ずかしながら、13日に62歳となりました。

 

投稿句ありがとうございました。

      冬ぬくし 六十路も二年経ちにけり  
              目出度きことと月も寿ぐ  らっこさん

                (下の句をいただきました)

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


黄葉

2008-11-10 17:34:09 | 写真短歌・写真俳句

ご訪問有難うございます

     本日11日午後より3日間留守いたします。

      返事遅れますことご容赦ください。

 

青空の青また青く黄葉かな

旧作写真に句を添えました。

 

回り道して帰る紅葉の街路かな

 

今日は、地域の文化展でした。

私も及ばずながら、ブログ作品の中から、

写真俳句を、8点出展しました。

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集 

 


ウメモドキ

2008-11-07 20:11:12 | 写真短歌・写真俳句

擬い物世に蔓延れどウメモドキ

(まがいものよにはびこれどうめもどき)

食品擬装など、世には擬い物がはびこっています。

人間の皮をかぶった「人間擬き」、

政治家のふりした「政治家擬き」などなど・・・。

私の作品も「俳句擬き」「短歌擬き」・・・かな

同じ「擬き」でもウメモドキは・・・・。

投稿句有難うございました。

      擬い物 世に蔓延れど ウメモドキ 
           我が心音は 菩薩擬きか    ぼたんさん

                 (下の句をいただきました)

 

 

擬きにも真あるかなウメモドキ

(もどきにもまことあるかなうめもどき)

写真は昨年のものです。

「擬き」の名前はつけられていても、

このウメモドキの美しさは、ウメモドキにしか出せません。

ここには「擬い物」ではない、真の美しさがあります。

 

投稿句有難うございました。

      擬きにも真あるかなウメモドキ  
          夕陽をあびて真っ赤に染まる  らっこさん

                  (下の句をいただきました)
 

 

 HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集


木の実、鰯雲

2008-11-05 12:53:07 | 写真短歌・写真俳句

立っちして得意顔なる木の実かな

花水木の木の実です。

赤ちゃんが初めて立っちしました。

皆さんの大喜びに得意満面です。

下の句をいただきました。

       立っちして得意顔なる木の実かな  
             小さな弟笑って泣いて    しじみさん

 

鰯雲晩酌一本増えにけり

前回の青空関連で、旧作写真に句を添えました。

句意はどうぞご自由にお願いいたします。

ところで、この雲、鰯雲でいいのでしょうか。

 

投稿句有難うございました。

       天のいわしは 届かぬが
             海のいわしは 晩酌の友   ぼたんさん

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集