故郷の歴史の標 虫の声
福井県南条郡南越前町湯尾（ゆのお）、
ここは、中学卒業まで育ったところです。
帰省の折、半世紀ぶりに、昔通った
小学校までの通学路を歩いてみました。
こんなところがあったのを初めて知りました。
北国街道湯尾宿の昔を語っています。
万里越え野田稔り田とならんかな
急遽、民主党代表選挙をとりあげてみました。
本当の稔り田になってくれたらいいですが、
あまり期待できないかな。
とにかく、頑張ってもらわねば。
もたもたしている場合ではないですからね。
もちろん、「万里」とは海江田万里氏のことですが・・・。
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古社の古木の根張りつくつくし
（こやしろのこぼくのねばりつくつくし）
かなかなの千の声降る山路かな
「千の声」は、白状するとパクリです。
水森かおりの歌う「庄内平野 風の中」の中で、
♪千のひぐらし鳴いてます♪という一節があるんです。
この山路は、まさにそんなイメージのところでした。
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絵日記に描く子ごころ地蔵盆
少しタイミングが遅れましたが、去る８月24日には
地蔵盆の行事が行われました。
地蔵が置かれている市内の辻々は、このように飾られ、
お供えをして、子どもたちのすこやかな成長を願います。
幢舟さんのしりとり五七五の参加句（推敲）です。
かなかなや雄ごころ癒す旅の宿 ひよどりさん
↓
絵日記に記す子ごころ地蔵盆 鎌ちゃん
↓
絵日記の青あざやかに処暑の海 流星さん
灯ともれば子らのそぞろに地蔵盆
この行事の主役は子供たちです。
お供えのお菓子などを目当てに、子供たちがお参りにきます。
中には、市内各所をはしごする子も。
子供たちにとっては、長い夏休みの、
最後の思い出になることでしょう。
↓一昨年の写俳です。
このように、地域のおばあちゃんやお母さんが、
番をして、お参りの人を迎えます。
この風習は、近畿地方を中心に残っているようですが、
東海や関東では、盛んでないそうですね。
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宮守の阿形ひと吠え秋暑し
阿形の狛犬が「暑い！」と吠えているようです。
明と暗ありて人生秋日射し
今日の２枚は、故郷の神社での撮影です。
日の当たる時もあれば、暗い時もあり・・・・それが人生ですね。
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故郷の谷の早稲田のたわわかな
コシヒカリの誕生の地、福井の米、美味しいですよ。
早稲の里駆けてサンダーバードかな
故郷では、超早稲種の「華越前」の収穫が始まったとのことです。
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しめやかに生の営み魂送り
びっくり仰天の場面に遭遇しました。
滅びゆくもの、生きゆくもの、現世の縮図を見る思いです。
つくつくし聞き初む宮の杉木立
故郷の鎮守の森で、今年のツクツクボウシを初めて聞きました。
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不器用な恋しかできず冷やし酒
盆帰省で休んでいる間に、ＩＴ恋の句会が終了しました。
皆さんの熱い恋の句に圧倒されました。
恋の句は（恋の句も）苦手な私で、
こんな不器用な句しか詠めないのです。
選んでいただいた皆様、
《特選》reiさん 《並選》ルプママ（ひらり）さん、
たんとさん、のんのさん、れもんさん、
どうも有難うございました。
晩夏光君の去りゆく予感して
やはり、恋の句は（恋の句も）難しいですね。
この句を選んでいただいた皆様、
《特選》金太郎さん、まろうさん、れもんさん、
乙女座さん、比呂志さん、
《並選》ぼたんさん、都さん
どうも有難うございました。
「晩夏光」の意を読み取っていただいて嬉しいです。
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汝（なれ）のその軽き骸や盂蘭盆会
アブラゼミの骸です。南無阿弥陀仏・・・・。
老いらくの恋に身焦がしはちすの実
既に現役を終えた蓮が、若いピチピチの蓮と連れ立つ姿に、
老いらくの恋をイメージしました。
《お知らせ》
本日12日より、盆帰省のため、数日留守いたします。
皆様への訪問、コメントもできませんので、ご容赦ください。
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猫喋る夢をみにけり秋暑し
今日の二作は、いつにも増してひどい写真でお恥ずかしい。
撮り慣れない猫の撮影なので・・・・お笑いください。
おまけにこの句、切れ字が二つも入りました。
「何者」と野良の睨む目昼寝覚め
本当に、ひどい写真ですね（汗）
しばらくは、夏の季語混在でいきます。
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ふくしまの球児熱闘原爆忌
今日の二句は、写真は全く関係ありません。
雰囲気でお感じください。
広島に球音響き原爆忌
広島のマツダスタジアムで、広島ＶＳ巨人の試合がありました。
８月６日に、広島でプロ野球の試合があるのは、
何と53年ぶりだそうです。
ちょっぴり、記念の気持ちで、久しぶりにテレビ観戦しました。
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