《ＮＨＫカシャッと一句！フォト５７５入選作》
次の一句に滞っていますので、
今日は、入選作で、まとめさせていただきます。
一筋に生きて流れて夏舞台
７月26日の、「旅」というテーマでの応募作品でした。
この写真は、以前に使いましたが、
このテーマにそって詠み替えて応募しました。
一言の「ごめんなさい」が言えなくて
７月27日、提供されたこの写真に５７５をつけるものでした。
テレビ放映を密かに狙ったのですがダメでした。
放映されたものより、ずっといいと、今でも思っているのですが・・・・。
お岩梳きお菊数ふる夏の夜話
これは、７月28日、自由テーマでの応募です。
以前に、ブログでアップした作品です。
これも、密かにテレビ登場を狙ったのですが・・・・。
投稿句有難うございました。
新節は箱の方こそ高く見え よしさん
次々と 湧いて出てくる 詩泉 miyakokotoさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
熱き友蓮咲く国へ発ちにけり
かねてより、病気治療中でおられた、ブログ友の獅子長平さんが、
薬石の効なく、御逝去されました。
お会いしたことはありませんでしたが、
優しさの反面、豪放磊落、熱き心の方だったという印象です。
心から、ご冥福をお祈り致します。
心地よき風にはちすの子守唄
幢舟さんの、しりとり５７５参加句（推敲）です。
心地よき風一身に夕端居 幢舟さん
↓
心地よき風に揺りかごはちすかな 鎌ちゃん
↓
花蓮や気品溢るる立ち姿 楽子さん
投稿句有難うございました。
夏雲や獅子の形に泳ぎけり よしさん
この先は余命０です沙羅の道 とし坊さん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
油照り化粧の乗りの悪さかな
この花の名、何というのでしょう。
女性のお化粧をイメージしてしまいました。
これだけ暑いと、拭いても拭いても噴出してくる汗で、
化粧の乗りが悪い！！という、悲鳴が聞こえてきそうです。
↓
“カヤツリグサ（斑入り葉ウイン）”だそうです。
陽だまりさん有難うございました。
憎まれっ子世に云々やわるなすび
世に、歓迎されない花が数多ありますが、
これもその一つ「わるなすび」です。
「憎まれっ子世にはばかる」なんて言いますが、
これ、どんどん勢力を広げているようです。
投稿句有難うございました。
幼な子は神輿の紐にぶら下がり よしさん
泣く背ナへ近寄り難し油照り とし坊さん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
炎帝の少しお早き御成りかな
梅雨明けと同時の、連日の猛暑。
今年は、炎帝の御成りが少々早いようです。
くれなゐの燃えて炎帝盛りかな
幢舟さんのしりとり５７５の参加句（推敲）です。
末広のはらりくれなゐ単足袋 遊子さん
↓
くれなゐの燃えて炎帝盛りなり 鎌ちゃん
↓
赫々と燃える太陽大夕焼 楽子さん
投稿句有難うございました。
隣り家の子守は里へ除虫菊 よしさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
冷酒を交はし多弁になりにけり
以前に使用した写真の再利用です。
饒舌の多弁と多弁花です。
冷酒で、ほんのり顔も染まりました。
アイスクリーム セーラー服の笑み集い
某高校の女子生徒たちが、
アイスクリームを食べながら談笑しておりました。
投稿句有難うございました。
蛍見やお下げの人しか見ておらず よしさん
ゆず酒飲み恋の悩みを語る君 トッコさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
ワルツ舞う友ひらひらと夏の蝶
カラオケ友達（女性）の一人は社交ダンスの名手。
先日、ダンス教室にも使われているカラオケ喫茶で、
その妙技を見せていただきました。
写真との関係で、ワルツで詠みましたが、
何と言ってもタンゴは迫力あって素晴らしかったです。
去り際の潔きかな男梅雨
今年の梅雨は、暴れるだけ暴れて、サッと去っていきました。
でも、その、残した爪あとはあまりにも大きいです。
被災された方に、心からお見舞い申し上げます。
投稿句有難うございました。
夏蝶やダンパの女王も今は昔 トッコさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
雨晴れて蝉の初鳴き聞きにけり
すみません、蝉は何処にも写っていません。
ただ鳴くを聞いただけですので。
人間（ひと）の業見ている鴉梅雨明ける
これも、鴉は写っていません。鴉目線で詠んでみました。
梅雨明けの日の、お隣の家の前です。
一滴の名残とどめて梅雨明けぬ
近所の、蓮園での撮影です。
投稿句有難うございました。
出目金が何より好きという娘 よしさん
初蝉やナツやナツやと鳴きにけり トッコさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
すくすくと日毎（ごと）見る毎（ごと）青田かな
我が家の裏の水田です。
パソコンに向かいながら、毎日見るのですが、
目に見えるような、逞しい成長の速さに驚かされます。
浮き草や悩みは多し殊の外
浮き草のような日々ですが、
色々悩み事は生まれてくるものです。
投稿句有難うございました。
青田風 ひと山越えて 終業式 トッコさん
浮き草や みんな同じで みな違う トッコさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
大空を舞い踊る夢白鳥草
昨年撮影したガウラ（白鳥草）です。まんまの句ですね
《追記》
ポージィさんから指摘がありまして、
ガウラの別名は、正しくは白蝶草が正しいそうです。
白鳥草と書かれている場合も多いそうですが・・・・。
緑陰や秘して漏らさず野の仏
野仏様、名も知らぬ人々の、秘めたる思いを
たくさん聞いておられるのでしょうね。
《ＮＨＫカシャッと一句！入選作》
提供された写真に、５７５をつける部門（７月13日）で
次の作品が入選していました。
ごめんなさいプッと一発出そうです
どうも、臭い句ですみません
投稿句有難うございました。
蛇の目草やがては石になる地蔵 よしさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
お岩梳きお菊数ふる夏の夜話
数ふる＝数ふ（数える）の連体形です。
夏は、「四谷怪談」「皿屋敷」「牡丹灯籠」など、
お化け話のシーズンでもありますね。
私なんか、怖がりの癖に見たがるんです。
写真は、昨年、城崎温泉で撮ったものの再利用です。
面白うてやがて奇（あや）しき夏芝居
写真は全然関係ありません。それに殆ど
「面白ろうてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉」のパクリです。
揚羽蝶くん、芭蕉様すみません
今日の二作は、しりとり５７５の参加作品（推敲）です。
深夜こそ百物語ぽつりぽつ 遊子さん
↓
お岩ともお菊とも夏物語 鎌ちゃん
↓
ほつれ髪櫛梳けば抜落ち夏芝居 漫歩さん
↓
面白うてやがて悲しき夏芝居 鎌ちゃん
↓
文化てふもの窄まりぬ夏芝居 遊子さん
投稿句有難うございました。
何しろに数える程も夏手当て よしさん
リンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記
