鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

ハロウィン

2010-10-31 06:00:41 | 写真短歌・写真俳句

酔いどれにハロウインかぼちや薄ら笑み

ハロウィンのかぼちゃが、夜の街で笑っていました。

幢舟さんの、「しりとり五七五」への参加句です。

酔ひどれに家路は遠しそぞろ寒   ひよどりさん

酔いどれにハロウィンかぼちゃ薄笑い  鎌ちゃん

愛犬のおばけかぼちゃのリボン揺れ  楽子

 

ハロウインや花束抱え色男

これも、しりとり五七五への参加句(推敲)です。

色鳥の別れを告げにくる朝(あした)  流星さん

花束を抱えハロウイン色男   鎌ちゃん

色里に火打ちの音や冬隣   流星さん

 

 投稿句有難うございました。

デパ地下は万聖節のおもちゃ箱             よしさん

 ハロウインの キャンディ欲しさに 家回る    sutaさん

 

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女心

2010-10-29 06:15:48 | 写真短歌・写真俳句

秋の空 女心の裏表

最近、気象の変化激しいですね。

「・・心と秋の空」というのがあるでしょう?

いえいえ、皆さんのことではありません。

ちょっとしたことがありましてね。

昔撮った写真を加工してみました。

皆さん、この写真の方が誰なのか気になっているようですが、

昔、知り合いだったモデルさんというだけですよ。

桜田淳子どころか、もっともっと可愛くて綺麗な方でした。

 

彼の女性(ひと)を待ちし停車場 秋深し

故郷の私鉄駅です。

私が高校時代待ったのは、バス停だったのですがね。

♪改札口で君のこと いつも待ったものでした・・・・♪

 野口五郎の「私鉄沿線」をどうぞ。

 

 投稿句有難うございました。

旧来の知己の如くに野分波    よしさん

 

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秋の虫

2010-10-27 06:00:48 | 写真短歌・写真俳句

誰だって自慢の一つ虫の意地

虫とは、私自身のことです。

虫けらのようなちっぽけな存在ですが、

意地だけは持っているつもり。

 

虫の声 仮の世の夜の逢瀬かな

混沌、無常の仮の世を表現するために、写真を加工してみました。

この世の様々な出会い、

どれも、仮の世の瞬時の夢でしかないのかも・・・・。

幢舟さんの、「しりとり五七五」への参加句です。

蜉蝣の夜風に吹かれ仮屋へと  流星さん

虫の声仮の世の夜の逢瀬かな  鎌ちゃん

たまさかは声を殺しつ虫の闇  流星さん

 

 投稿句有難うございました。

玉の緒や恋した頃の恥ずかしさ   よしさん   

 

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六十路

2010-10-25 06:20:48 | 写真短歌・写真俳句

秋の日の加速過ぎ行く六十路かな

釣瓶落としの秋の日のように、歳とともに、

時が過ぎ行くのが加速するようです。

 

コスモスや心浮いたり沈んだり

大阪の万博公園で、数年前撮影したものです。

風が吹くたび、浮いたり沈んだり、波打っています。

 

 投稿句有難うございました。

泊夫藍に零戦を云うは卑怯かな             よしさん

 秋の日のいとおしと過ぎいく五十路かな    トッコさん

 秋桜今日はうれしきこと一つ                 トッコさん

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秋の花

2010-10-23 06:00:39 | 写真短歌・写真俳句

無常かな生老病死 仙人草

不老不死の仙人といいますが・・・・。

 

段菊の光放つが如きかな

少し古い(10月14日)ですが、

幢舟さんの、「しりとり五七五」への参加句(推敲)です。

雨の後道に散り敷く金木犀   ひっちさん

段菊の光散らして咲きにけり   鎌ちゃん

稔り田や皺の多き手光りたり  ひよどりさん

 

 投稿句有難うございました。

死ぬ時は手を振りながら照紅葉   よしさん

 

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夢見し頃

2010-10-21 06:15:27 | 写真短歌・写真俳句

名探偵夢見し頃の夜長かな

小学生の頃、江戸川乱歩の小説が好きで、読みまくりました。

小林少年の少年探偵団、明智小五郎の活躍に心躍らせました。

そして、「探偵小説家になりたい」の作文で入賞。

南極大陸での、大捕り物というストーリーでした。

 

 

天高し夢見し日々の遠くなり

本当に、あの頃の私は、どこへ行ってしまったのでしょう。

写真は、以前に使ったものを再使用しました。

 

 投稿句有難うございました。

少年のベーカー街221B秋は暮れ   よしさん

 

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秋祭り

2010-10-19 06:15:25 | 写真短歌・写真俳句

触れ太鼓に心躍りて豊年祭

町内に触れ太鼓が巡り歩くと、

心落ち着かず、たまらず出かけました。

 

 

幼児の手引きてママも秋祭り

地域の小さな氏神様の祭りですから、規模は小さいですが、

屋台の店が並び、かなりの賑わいを見せていました。

幢舟さんの、「しりとり五七五」の参加作品です。

ポンプ漕ぐ幼き手にも秋の水   みずきさん

幼児の手を引きママも秋祭り   鎌ちゃん

もろこしのぷかぷか釜茹で手のほてり  遊子さん

 

 投稿句有難うございました。

爪紅の弾けた先は闇にして     よしさん

手綱引き 町の屋台や 秋祭り    臥竜さん

 

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鶏頭花

2010-10-17 06:10:09 | 写真短歌・写真俳句

持て余す己自身や鶏頭花

人誰も、自分自身の思いを抑えきれず、

持て余す思いになることありますね。

 

頬紅を初めし乙女や鶏頭花

鶏頭の花言葉に「おしゃれ」というのがあるんですね。

初めてお化粧した乙女を見るようで・・・・。

 

 投稿句有難うございました。

さは云えど燈火親しも眼鏡拭く   よしさん

 

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コスモス

2010-10-15 06:21:04 | 写真短歌・写真俳句

コスモスの一輪咲きて風を待ち

滋賀県高島市の新旭風車村での撮影(10月5日)なのですが、

コスモスにはまだ早すぎたようで、

まばらにしか咲いていませんでした。

風車とともに、風を待っているようです。

困ったら「風」というパターン、今日の二句はそれなんです(汗)

 

ヴィーナスの微笑む風や秋桜

これも、安易に「風」に逃れてしまいました。

皆様の、ご指導ならびに、参考句をお寄せいただければ幸いです。

 

 投稿句有難うございました。

雲消えずさて悩ましき雁渡               よしさん

ビーナスの白磁の肌に 秋桜   ルフレママさん

秋桜 もう回らない水車小屋             佐倉さん

 コスモスや美の神様といざ勝負     陽だまりさん

 

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コスモス、玉すだれ

2010-10-13 06:18:25 | 写真短歌・写真俳句

六十路の子案ずる母や秋桜(あきざくら)

幾つになっても、母にとっては息子は頼りない子供のようです。

 

唇に嘘見え隠れ  玉すだれ

玉すだれにイメージした、もちろんフィクション句ですよ。

可愛い女性の、可愛い嘘には、気づかないふりをし

騙されることにしています。

 

 投稿句有難うございました。

鳥渡る青き尾鈴の嶺越えて   よしさん

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