トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「切り干し大根の醤油糀漬け」

2023-05-26 | 何よりの楽しみ
 PCを立ち上げ「さあ、入力!」と人差し指を出したところで止まってしまった。名前が出てこないのである。「干し大根」でも無いし「刻み大根でも無い。結局は台所まで降りゴミ箱を漁って空き袋で思いだした「そうだ!切り干し大根だったわい…」。何とも情けない連日降雨の朝の手太楽だった。
 気を取り直して、と自己叱咤激励したいところだけれど日常茶飯事となってしまった現象には否が応でも加齢の現実を刻まれる。それには何より降雨の雪隠詰め状態でも行えるセルフデイサービスで行動療法による進行防止を図らねばならない。粉塵の出る工作は出来ないし結局はソーイングとかキッチンワークみたいになってしまうのだった。

 さて冷凍庫内にはまだ糀が残っている。保存していたところで役には立たないから新たな用途を考えてみたら「切干大根の醤油糀漬け」が浮かんだので早速仕込んでみた。何の事は無い「醤油糀に戻した切干大根を混ぜ合わせるだけ」の代物である。ところが安いからと購入した切り干し大根の生産地が某国だったので水で戻すのは止め熱湯で戻した。
 醬油には刻んだだし昆布を名刺大ほど加えて味の向上を試みた。少しだけつまみ食いし塩味を確認してからそのまま容器に詰め込む。丁度良さそうな大きさがキムチの空容器で押し込んで目いっぱい丁度良く収まったのだ。このまま冷蔵庫内で10日ほど熟成すればご飯のお供になるだろう。

 ところでタイトルを入れる時に迷ったのだった。「今日のエッ!品」にするか「今日の素労風努」でするかの二択で今回はどっちでも良さそうに思えたけれど最近は「今日のエッ!品」がご無沙汰なのでこっちに落ち着いたのだった。どうて事も無い二択で迷う日々、これも平和ボケで小生の場合は更に加齢惚けが加わっているだろう。被害妄想と言うほどでもないが洋画でデスコ場面のリズムを聞くと「ボケボケボケボケ」と聞こえる。
 小生の若き日のみぎりモンキーダンスとカクテルバーが流行った頃には無かったリズムに感じるのだがもう記憶が定かではない。伊勢佐木町のデスコバーACBだったかはどうなったのだろうか。当地にはABCがあるが別物だし衛星放送でのBBCは全くの別物である。この違い位はまだ理解している・・・。



 さて、肝心の食べログであるが仕込み当初は切り干し大根の固さがシャキシャキとして満足。熟成するにつれ軟らかくなって舌でも崩せるほどになり食感は別物になったのである。欲を言えば糀の戻しが足らず糀の形を保ったままで食いつくしてしまった。十分に吸水させ戻すべき事だったのだが乾燥糀ではなく地元の糀店から購入した冷凍糀だったので甘く見ていたのだ。
 それはともかく「味をしめた」というべきか「捲土重来」というべきか国産の切り干し大根を購入してあるし糀はまだある。まあ、夜鍋仕事で仕込めばご飯のお供がエッ!品出来上がる。