トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

白カビさんたら生えていた!

2023-05-14 | 感じるままの回り道
 豆乳を煮詰め「豆乳蘇」と牛乳からの「蘇」を使い白カビチーズに挑戦したのは厳冬期の頃だったか。長い発酵熟成期間を経てようやく試食の段階まで至ったのだが白カビの発生が思わしくなく別種のカビも散見できたから試食は断念し廃棄!と思ったけれど「もったいない」ので庭の池のタナゴと二枚貝に給餌して消費する事にしたのだった。
 当座、用いる分は小さなカップに入れて大半は冷凍庫保存にまわした。小カップのチーズをスプーンでけそぎつつ与えて残り少なくなった頃、けそごうとしたら横転してしまったのだが隠れていた底の部分に立派な白カビが生えているではないか。「この部分なら食べられる!」と一旦は匙を当てたのだが食品の専門家ではない小生であり高所恐怖症の小生でもあるから清水の舞台もマッターホルンの頂上にも立ちたくはない。そんな事で匙を咥えて諦めたのだった。お高いフランス産由縁の白カビは活きていたのである。

 池のタナゴに失敗作を与え続けているが投じれば一瞬にして群り奪い合う食欲を見せるし食中毒の症状も出ていない。現在、最大の関心事は「二枚貝の餌になっているのかどうか」なのだが確かめるすべはないのである。池に投じた後はタナゴの採餌行動で粒子は小さくなるし小生はスプーンや容器を池の中で洗うからチーズの水溶液も加わるので貝の口には到達していると考えるのが妥当だろうが確証はないのだ。
 二枚貝への給餌は白カビチーズは副食、本来の主食はバクテリア主剤の粉末とミドリムシで今期も乗り切らせるつもり。

     

二点位置流れ・昆虫すこいぜ!「サシガメは嫌い!」

2023-05-14 | 小父のお隣さん
 牽引器をネムノキの高いところに取りつけようとベルトを回したそこにサシガメがいた。小生、どうもサシガメのおどろおどろしい姿と動きが苦手で針の様な口で刺されると「非常に痛い」とも聞いているから避けたい虫なのである。
 それでも観察してみれば全体は黒っぽいけれど腹部の両脇に波立たせたフリルがついていて黒い飾り丸まで並んでいるではないか。初めて見たタイプだから図鑑を開いたけれど載っていなかった。ネットで観れば名前くらいは出ているかもなのだがサシガメの名前など敢て夜鍋で探す事も無い。まあ、夜鍋より入浴してネンネが良い。
 しかしなあ、ネット社会はサシガメばっかし、と思える報道ばっかしだしカミツキガメもいるみたいだし鎮守の池はアカミミガメばっかしだし、小生は諸事情によりガス代と水道代を倹約中で垢耳にちかいのだがいわゆるバッカス様とは疎遠であるけれど浮世は「がめたい」傾向が顕著だなあ!