トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

キビタキ目視!

2023-05-01 | 小父のお隣さん
 棚田部の棚上から泥水池内の始末に困るイネ科のチゴザサ。株が大きくなってくるのが目に見えてきたし「抜かねばならないなあ」とエノキの木陰から佇み眺めていたらほんの2mばかりの枝の中ほどに止まった。ほぼ小生の身長と同じ高さである。好機到来とばかりゆっくりした動作で腰のカメラを抜いて構えようと上げつつあるところで飛び立たれてしまった。まあ、何処にでも敵は居る訳だから気が付かないようでは早晩、落命する。

 飛び立って20mほど先のネットの枠に背を向けて止まってくれたのだが、この距離の撮影は小生のデジカメはデジタルズームの範囲になってしまう。そもそも望遠側の性能が良いタイプではないタフカメラの泣き所でピントが甘くなるのだ。そもそも合焦の音すら出てこないのだ。
 それを承知で数枚撮って、その中の一番鮮明なのがアップした写真なのだが色彩でキビタキと確認できる程度であって鑑賞できる水準ではない。小生は鳴き声で判別できないからどうしても目視し撮影して図鑑照合の手間が必要なのである。
 鳴き声で判断できるのはカラス・ツバメ・スズメ・ヒバリ・ツツドリ・サンコウチョウ・ホトトギス等々、子どもでも聞き分けられる種に限られるのだ。

二点位置流・昆虫すこいぜ!「花に埋もれる人生⁉」

2023-05-01 | 感じるままの回り道
 苗を育てて奥の院に定植するためクヌギの幼苗を掘り上げ自宅で養成する事にした帰路、トンボ池脇を通ったらSさんが「ハルジオンにハナムグリが群れている」と言うではないか。苗の根が乾燥しない様に水を吸わせビニール袋に包んでから立ち寄ってみた。
 ところが30分ほどの間に訪問虫の顔ぶれが一新されている。もう「屁ーっ!」というしかなかった。コアオハナムグリやアオカナブンにとってかわったのはクロハナムグリ?だった。何故、こういう交代が起こるのか承知している現象では無いけれど、ハナムグリの仲間が花を争っている様子は見たことが無いし争う必要も無い環境でもある。思うに「時間の棲み分け」みたいなものだろうと思った次第だ。
 翌朝、スマホの電源を入れたら「キビタキが入っていました」とあった。キビタキ、クロツグミ、オオルリの入域はすでに探鳥家のIさんから聞いているのだが小生は姿も見ていないし囀りがソウシチョウに邪魔されそもそも判別出来ないのだ。

 まあ、桃太郎は棲み分けもしないで征伐に邁進したし坂田金時は酒呑童子の首をはねたけれど現在においても似た事例はワンサとあるなあ。拘束・監禁・放置など現在進行形だ…、が小生の偽らざる感想。
 さて昨夜から雨だし、今日も雨天で自宅軟禁であるから「徒然なるがままに」キーを打てば「二点位置流」は「にてんいちながれ」と読むのだ。テンテンを流してしまって付けないから「すこい」のである。あの傾奇者が主演していた突如として消えた番組、復活祭も過ぎた事だし、そろそろ再開しても良いのではないか。再開されるまで「昆虫すこいぜ!」を続けようと塩断ち・お茶断ち・お百度参り、その上、丑三つ時にも御不浄参りを繰り広げている努力を無にしてはいけない。まあ、断つのはいっぱいあってもたって欲しいのも断たれたわい。

 ましてや少ない年金で細々と飢えをしのいでいる高貴高齢者にそのような行為を強いる方が余程たちが悪いと思う。 よゐこも悪い子もお爺もお婆も、まあ、お婆はどうだか知らんけれど傾奇者が出演していたからこその価値なので消すには惜しいし反面教師としての役割も絶大なのだ。
 それとも「そんな輩はもうすぐお花畑だから…」と知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいるのかどうか。まあ、孤爺の知るところでも無いけれど「復活祭は済んだのだ」これは強調したいし傾奇者なら恥を忍んで芸に邁進してこそ天晴れなのであって、「空気を読む」「長いものには巻かれた」それは関係者も同じだろうて。
 しかしなあ、花を見ていると美味しそうに思えて来た。サラダにしてみようかしらん⁉。