トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「赤くなってたショウジョウトンボ」

2023-05-19 | 小父のお隣さん
 17日に観ていたショウジョウトンボの中に赤くなった個体は居なかったのだが18日、トンボ池の植生調整中に赤い個体を初見となった。前日の個体かどうか分かるはずも無く急速に赤みが増すのかも分からないけれどようやく赤いショウジョウトンボのお出ましである。
 トンボの発生もまだ盛期では無く種類も数も限られてはいるけれどひと際赤い体色のトンボが混じっていると「トンボの世界」を感じるのである。今期「新しい記録種」が現われても現れなくても既に生物多様性だけでなくその生息密度や視認密度を取り上げても有名繁殖地に決して引けを取らないフイールドになって来たけれど何時まで保てるか…が愁眉の的でもある。まあ、色即是空空即是色、変わらぬ事など無いのが現世であろう。

 写真は光学的拡大の範囲を超えてデジタルズームの範囲まで接近したからやはりピントが甘くなった。これがタフカメラの限界なのだろう。もともと高倍率で撮影するなど設計外の使い方であることは小生も承知の上なのだがフイールドの作業中、腰に携行し汚れた手や場所で鏡胴でズームする様な形式はすぐに鏡胴の動きが悪くなるしカメラもろとも水域に沈する事も稀では無かった事を考え合わせると「鏡胴式カメラ」の使用は避けたく100%満足には程遠い。
画質を優先し「鏡胴式カメラ」の使用を行なえば故障・廃棄の循環が早いしタフカメラで賄えばデジタルズーム域の画質が劣り、光学的ズームの領域も狭いし画質を優先すれば我が懐の症状はショウジョウ色・朱赤色に年中染まったままになる。