趣味は色々多様だろうけれど思っていても手を染めない、というより手出しが出来ない物もある。多くはお金と時間や作業場所などがその最たるものなのだが「ウサギ小屋」ならぬ「お化け屋敷」や「汚部屋」の住人ではそもそもが無理難題なのだった。それは合点承知の助だとしても汚染されてしまった土壌の様に消え去るものでもない。
そんなひとつがドレスなのであった。当初は球体関節人形制作での事だったけれど「アナと雪の女王」の人形に着せる事に変貌してお蔵入り。それでも見本とする絵カードは本立てに棄てずに挟まっている。たまたま汚部屋の断捨離実行中に娘のぬいぐるみが目についた。飾り物にしていたから汚部屋の中とは言え汚れてはいない。しかし纏っているベストは色あせてしまった。世はリフォームやリサイクル連呼の時代だ。及ばずながら孤爺も意気地を振り絞って参加する事にしたのだ。
というより実態は「待てない性格」ゆえの脅迫的自己追い込み行動なのであってカチカチ山と同じ、水に飛び込むか泥船で沈むか…まあ、フイールドでもゴミ屋敷でも水商売・自転車操業は変らず、成し遂げるまでは丑三つ時に目が冴える。
そんな訳で色あせたベストから型紙を起し不織布でパーツを作って仮り組してみたら何とか出来そうに思えたからそのまま夜鍋になってしまった。何時もの就寝時間でも眠気が来ず、それでもと就寝してみたものの丑三つ時に目覚めそのまま再開した。こんな時は布団に潜り込んでも眠れる事は無いのが経験則で幸いにも既に定職の無い孤老であるから姥捨て山へのセルフデイサービスを休めば事足りる。
参考は1枚のカードだけで、このカードは切り抜いて着せ替え遊びをするカードなのだが荘苑具にもなったのである。
さて、とりあえずは残り布だけで出来る事がわかったから新たに購入したのはボタン類だけで済んだ。手芸店で孤爺をしていたらキャラクター生地が端切れで売っていた。枕カバーに使えそうなので購入する。男児向きの柄が無くてそっちはまたの機会だ。
早速、古いカレンダーで型紙を作り裁断し縫い始めた。作業そのものはいつも通りの「成り行き任せ」の「やっつけ仕事」だ。爺我自賛の範疇なのだから人目をはばかる必要もないし出来上がりの品質も問われる事も無い。ご高齢ご低額年金受給者なのだから「爺は食わねどたかが用事」で幼児用趣味で遊ぼう。そもそも二度童なのだ!。
深夜の少しばかり仮眠をとって完成した。朝食まで時間があったからその間に枕カバーを縫いあげた。使わないカバーのファスナーを外し再利用する。購入した生地では片側分しか取れないからもう片側は自宅に有った古布を合わせた。ファスナーをつけるのに難渋するかと思ったものの意外に早く完成した。
残りの切れ端でぬいぐるみのポシェットも見立てたのだ赤が多くなり却下したのだがポシェットの取り合わせは可愛さが増す一方でゴチャゴチャ感も出たのだった。
まあ、とにもかくにもどうにか完成した。やはり我ながら腕は良い。民族衣装の雰囲気が出ているかどうかはネイティブの人に訊かねば判らん。そこが自分の限界だ。やり始めると次々と新手が浮かぶのだがフイールドも待ったなしの作業が待っているし・・・。孫悟空の様に頭髪を抜いて「フッ!」とやりたいが既に光頭で使える物も無く朝日に照り映えるが眠たい。こう言う写真は「映え」るのだろうか、人生には疑問も山積である。てなもんや三度笠。
そんなひとつがドレスなのであった。当初は球体関節人形制作での事だったけれど「アナと雪の女王」の人形に着せる事に変貌してお蔵入り。それでも見本とする絵カードは本立てに棄てずに挟まっている。たまたま汚部屋の断捨離実行中に娘のぬいぐるみが目についた。飾り物にしていたから汚部屋の中とは言え汚れてはいない。しかし纏っているベストは色あせてしまった。世はリフォームやリサイクル連呼の時代だ。及ばずながら孤爺も意気地を振り絞って参加する事にしたのだ。
というより実態は「待てない性格」ゆえの脅迫的自己追い込み行動なのであってカチカチ山と同じ、水に飛び込むか泥船で沈むか…まあ、フイールドでもゴミ屋敷でも水商売・自転車操業は変らず、成し遂げるまでは丑三つ時に目が冴える。
そんな訳で色あせたベストから型紙を起し不織布でパーツを作って仮り組してみたら何とか出来そうに思えたからそのまま夜鍋になってしまった。何時もの就寝時間でも眠気が来ず、それでもと就寝してみたものの丑三つ時に目覚めそのまま再開した。こんな時は布団に潜り込んでも眠れる事は無いのが経験則で幸いにも既に定職の無い孤老であるから姥捨て山へのセルフデイサービスを休めば事足りる。
参考は1枚のカードだけで、このカードは切り抜いて着せ替え遊びをするカードなのだが荘苑具にもなったのである。
さて、とりあえずは残り布だけで出来る事がわかったから新たに購入したのはボタン類だけで済んだ。手芸店で孤爺をしていたらキャラクター生地が端切れで売っていた。枕カバーに使えそうなので購入する。男児向きの柄が無くてそっちはまたの機会だ。
早速、古いカレンダーで型紙を作り裁断し縫い始めた。作業そのものはいつも通りの「成り行き任せ」の「やっつけ仕事」だ。爺我自賛の範疇なのだから人目をはばかる必要もないし出来上がりの品質も問われる事も無い。ご高齢ご低額年金受給者なのだから「爺は食わねどたかが用事」で幼児用趣味で遊ぼう。そもそも二度童なのだ!。
深夜の少しばかり仮眠をとって完成した。朝食まで時間があったからその間に枕カバーを縫いあげた。使わないカバーのファスナーを外し再利用する。購入した生地では片側分しか取れないからもう片側は自宅に有った古布を合わせた。ファスナーをつけるのに難渋するかと思ったものの意外に早く完成した。
残りの切れ端でぬいぐるみのポシェットも見立てたのだ赤が多くなり却下したのだがポシェットの取り合わせは可愛さが増す一方でゴチャゴチャ感も出たのだった。
まあ、とにもかくにもどうにか完成した。やはり我ながら腕は良い。民族衣装の雰囲気が出ているかどうかはネイティブの人に訊かねば判らん。そこが自分の限界だ。やり始めると次々と新手が浮かぶのだがフイールドも待ったなしの作業が待っているし・・・。孫悟空の様に頭髪を抜いて「フッ!」とやりたいが既に光頭で使える物も無く朝日に照り映えるが眠たい。こう言う写真は「映え」るのだろうか、人生には疑問も山積である。てなもんや三度笠。