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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



一人の中年女が消防署に駆け込んだ。
「すいません! 助けてください!」
「..............。」
「助けてください! 子供が池で溺れそうなんです。」
鼻をほじりながらぼんやり空を見つめている消防署職員。
「早く!」
「ハン?」
「子供を...........。」
「いくら払うの?」
「?」
「子供を助けるのに、いくら金を払ってくれるかって訊いてるねん。」
「子供を助けるのに金が要るんですか?」
「当たり前やがな。命を張って助けても、金貰われなんだら、働き損やないけ。お宅みたいな貧乏人に、払う金あるように見えんしの。」

関西弁はともかくとして、これは中国でホントにあった話だという。
子供を助けるのに費用がかかるから「救助費用は先払い」と、職員が突っぱねている間に、溺れていた子供は黄泉の世界へ旅立った。
とりわけ公務員の民度の低い中国のことなので、これくらいは当たり前かと思わず納得してしまうが、いかにも拝金主義の残酷なエピソードだ。

韓国から来た親子連れのスキーヤーが長野県のスキー場で遭難したのはこの冬のこと。
もちろん日本は中国じゃないからすぐさま捜索隊を派遣して親子を無事に救出。大事にいたらずメデタシとなった。
ところがこの韓国人親子はとんでもないヤツ等で、救出後に国際的にも認められている遭難者自己負担の救出費用約10万円を「新聞報道で、私たちが日本でスキーをしていたことがバレてしまった。名誉を傷つけられたから払わない」と宣って無視を決め込んだ。
帰国して数ヶ月を経過した今現在も払われていないという。

消防庁が救急車の有料化を計画していると報道された。
救急車の要請があまりに多いので、病院間の移動業務や、さして緊急性の認められない出動には料金を請求するのだという。
大した病気でもないくせに、寂しいばかりに救急車を呼ぶ人が少なくないという。だからといって、救急車のような真の意味で公共性が重要なシステムに「料金制度」を導入するのはいかがなものか。
まさか日本人は中国や韓国じゃないので金を払えと言われれば払うかも知れないが、これでは先進国の名がすたるというものだ。

あ、そういうえば救出されてもその費用を払わない日本人がイラクにいたことを思い出した。
日教組や朝日新聞の天声人語で育てられた日本人は、だんだんと民度が中国、韓国のように低下しているのかもしれない。
救急車有料化はそのためか。

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